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Godder〜八百万の神と戦い合え〜  作者: 徳安価格
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第二話 ロン毛

仭達の行き先は...

萩原の後を去った仭と徳弘は途方に暮れていた。

仭は考えた。

どうやったら奴をぶっ倒せるか。そんなことを考えている時に一つ疑問が浮かんだ。

仭[そもそもあんなの一人で倒せるかな...]

徳弘は考えた。

徳弘[大変なことになった...まじでこれからどうすんだよ...]

ずっとその事だけを考えていると隣の街に着いた。

仭『えぇ!?もうこんなに歩いていたのか!』

と言った瞬間彼は意識が朦朧し、倒れてしまった。

仭[あ...あれ?]

そう、止血をしなかったのだ。

徳弘『おい仭!どうしたんだ⁉︎しっかりしろよ!』

仭[ま、まずい、このままじゃ死ぬ...誰か...]

死を感じた瞬間、何者かが仭を抱いて路地裏に連れ込んだ。

⁇?『失血か。少し待ってろ』

そう言うと彼は針を取り出し仭の腹に刺しこんで何かを送り込んだ。

徳弘はその光景を見た。

徳弘『仭!!』

仭[なっ、なんなんだこれは!?]

そう思っているうちに仭は立ち上がることができた。彼は回復してのだ。

仭『がはッ!あり、ありがとっす』

徳弘『えっ?悪い奴じゃないの?』

⁇?『礼はいらん。お前に言いたいことがある』

仭『?』

⁇?『俺は須ケ牟田始明(すがむたもとあき)。お前と同じ、賦士(ぶし)だ』

徳弘『武士?』

始明『俺らのように賦力が使える奴の事だ。文字で書くとこれね』

始明は二人にスマホで賦士の漢字を見せた。

仭『本当!?あなたも同じ力を?』

始明『賦力は持っているがお前と同じゃない。今からこの賦力についてお前に言いたいことがある。名は何だ、お前ら』

徳弘『沖倉徳弘です、よろしくお願いします』

徳弘は態度が美しい。

仭『俺は伊丹仭っす』

始明が目を光らせる。

始明『伊丹!? あぁ、伊丹かぁ』

仭『え?』

始明[彼の事を話す必要は無さそうだな]

  『いや、何でもないよ。聞き間違いさ』

徳弘『思ったんですけど、なんでこいつが賦士なのか分かったのですか?』

始明『気になる?気になるよね?』

徳弘[何だコイツ]

始明『俺はさっきまでアンデルセン公園で散歩してたんだよ。気分転換にね。だけど、歩いていた時、突然気持ち悪いような...ゲロ吐きそうな時みたいな気配がしたんだ。んで、色々あって俺はここに来た』

徳弘『なるほど』

仭『須ケ牟田さんの賦力ってどんなやつ?』

始明『あぁ、一部見せようか』

始明が瞬きをすると目の前からすっと消えた。

徳弘『えっ。どこ行った?』

仭『消えた...瞬間移動系とかじゃ?』

始明『はぁ』

仭『あ、いた!』

始明『この透明化はすごい便利なんだけど...

発動の仕方が俺にとって欠陥なんだ。透明になりたいって思いながら瞬きをすると透明になる。でも、透明になっている時は自分の意思関係なしでまた瞬きすると元に戻る』

仭『え?普通に便利じゃん』

始明『ドライアイの俺にはきつい』

仭『あーね』

始明『よし、話に戻ろう。賦士は日本各地に存在する。そして、賦士は奸士と襄士(じょうし)に分けられる』

徳弘『奸士って...悪い人の事ですよね?』

始明『よく分かったな!そしてそいつらに抵抗する奴らを襄士と呼ぶぞ。俺らのようにな。ちなみに襄士のほうが多いよ』

仭『へぇ』

始明『ちなみにお前は今んところ最年少の賦士だ』

仭『えぇ!まじか!』

徳弘『俺も賦力欲しいな...』

始明『やめたほうがいい。まあお前にもなんらかの素質はありそうだけどな、多分な』

徳弘『あぁ...』

  [雑やなぁ...]

始明『直感だけどね。あとお前らに問いたいことがある』

仭『?』

始明『この後お前らはどうする?』

人差し指を刺しながら始明は言う。

仭『・・・まず(たむろ)できる場所を見つけます』

始明『そうか、それで?』

仭『俺の兄を殺した奸士を殺すために...訓練します...』

始明『・・・なるほど。一生来なかったら?』

仭『えっ、でもいつか俺を殺しに来るとか言ってたんで』

始明『来たとしてももっと強くなって来るぞ。死ぬよ』

仭『えぇ...』

徳弘『俺は』

始明『俺はさっき襄士は他にもいると言った。そいつらと協力してぶっ倒せばいいじゃないか』

徳弘[無視された...]

仭『彼らはどこに?』

始明『戦うんだな。脅威と』

仭『あんな奴らを殲滅するまで戦い続ける気でいます!』

徳弘『俺も賦力が発動したら戦います!』

始明『よし、お前ら死ぬ気でついてこい』

仭&徳弘『はい』

始明『浜松に行くぞ』

仭『え...何県?』

始明『お前は学校で何を勉強してきたんだ』

徳弘『あら...』

仭『結局何県なの?福山県?』

始明『は〜〜んだこのムカつく静岡だよ

   シ・ズ・オ・カ!』

始明は爆発した。

徳弘[何か抜けてんだよなこの人]

仭『おーお』

始明『まぁまずお前らを綺麗にしよう。血だらけ傷だらけ、さらに服ボロボロ、人混みを歩けるわけない。最悪お前ら逮捕されるぞ』

仭『圧倒的不審者っすね』

始明『よし、じゃ服買ってやるからついてこいよ』

その後、まず彼らは千葉から神奈川に渡り

旅館に行った。

徳弘は食べるのが遅いので二人は先に銭湯に行った。

仭『ここの銭湯めっちゃ綺麗!』

始明『巷じゃ有名だからなぁ仭』

仭『いやぁ寝ちゃいそう』

始明『溺水(のうすい)するぞ』

少し間をとって始明が言う。

始明『今日は何があった?』

仭は真面目な顔になって言う。

仭『降影と名乗る奸士に兄を奪われ、そいつに殺されかけた...』

始明『なるほどねぇ。さっきニュースを見てみたんだが、死者がお前の兄しかいない。これ見ろ』

ジップロックに入っているスマホを仭に見せた。


千葉県船橋市の東船橋でテロが発生し、住民1人が死亡。犯人は現在も逃走しているとみられ、警察が行方を追っている。


仭『え?犠牲者が...一人だけ?』

始明『その降影という人物が兄とお前を殺し

   たかったのかもしれん』

仭は降影を憎み拳に力を入れながらこう言う。

仭『ぜってェやり返してやるよ、降影!!』

始明『その復讐心を忘れるな。まあそろそろ風呂から上がろう。部屋で徳弘と八百万親睦会のことを話そうと思う』

仭『おっけー』

 [八百万親睦会と関係してたのか]

始明『切り替え早っ』

   [ん?]

すると始明はある違和感を覚えた。

始明『来た』

仭『え?』

天井を破壊し、上からある者がドン!と落ちてきた。

仭『えっ?何!?何が』

始明『仭、見とけよ』

始明は仭の方を向いた。


第三話 全裸で?


Coming soon...

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