「辿り着く場所【FF10-2:ティーダ視点】」
※実家の片付けしてたら出てきた
FinalFantasy10-2をプレイ後
感動しすぎた私が感情移入しすぎた結果です。
ご一読頂けると幸いです(笑)
深い深い記憶の海の底
誰かが呼ぶ声に目を覚まし
揺蕩う水面に
手を伸ばす
もう戻れないと思ってた
もう会えないと思ってた
何処までも続く
青い空の下で
君が微笑み駆け寄ってくる
この心も身体も
確かなものなんて
何一つなくて
存在ですら
曖昧だったのに
どれ程の出逢いが
自分を変えたのか
君と出逢って
君を愛して
死が二人を分かつまで
行き続ける事も
出来たのに
誰かに定められた
レールを捨てて
自ら散りゆく
道を選んだ
誰かが作った
外れてはいけない道を
選ぶ事の罪は重く
この身に降り注いだ代償は
深い深い眠りの様な
何処までも続く暗闇
その闇の中で
君の夢ばかり見るのは
きっとこれは罰
君を守ると約束したのに
手を伸ばしても届かない
この声は決して響かない
薄れてゆく記憶
この闇はいつか無に帰る
分かっているのは
それだけ
忘れたくない
忘れられない
まだ覚えてる
君の手の温もり
君の笑顔
優しいキス
不器用に抱き締めた事
帰りたい…何処かへ
抱き締めたい…誰かを
忘れたくない
忘れられない
きっと忘れなければ
いつか辿り着けるはず
それは何処なのか
今は分からなくてもいい
分からないけど
ただ声のする方へ
君の声がする方へ
遠い記憶の底深く
君の呼ぶ声に
気がついて
輝く水面に手を伸ばす
光が闇を振り払う時
もう二度と君を放さない
何処までも続く青空の下
「ただいま」
ここが帰りたい場所
「おかえり」
この温もりが
辿り着く場所
大切なものを
想う気持ちがあれば
僕たちはきっと
永遠を生きられる




