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「せせら笑い」

何気なくテレビをつけると

どうしようもない男の子が

未来から来た猫型ロボットを

困らせている

性懲りもなく

これもまた

世話の焼ける男が

そのさまを見て

せせら笑っている

私の隣で


「相変わらず

くだらない事で

困らせてばかりだな、アイツは」

あなたも良い勝負だよ

「この猫型ロボットも

親友だからって

甘やかしすぎだよ」

友情と言うより

愛だよ、愛

あなたも良い勝負じゃん


あなたに甘い私は

その言い草にせせら笑う

私に甘いあなたは

「何だよ」と

少し不貞腐れて

そのさまを見た私は

別に、とまた笑う

もしもあなたがあの男の子なら

私があなたのロボットになるわ

「なんだ、そりゃ」

何ってそりゃあ

愛の告白だよ


相変わらず

道具の使い方に関しては

天下一ね

片肘をついて

ヘラヘラと笑うあなたは

「じゃあ俺は

丸顔でオンボロになっても

大事に世話してやるからな」

そのにやける横顔に

思いっきり枕を投げつけた

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