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【短編集 その1】

  「恋などなかった」


 あなたの心を繋ぎ留める程の


 いい女と言う物を見てみたいわ


 あなたが少し照れた様に空を振り仰ぐと


 冬の冷たい風が行く


 その横顔を見ても


 何も想わずにいたから


 あの頃にはまだ


 恋などなかった


─────────────────────


  「雨の日に」


 大丈夫


 大した事ないから


 雨の日ばかりが


 続かない様に


 つらい事ばかりは


 続かないから


─────────────────────


  「生きる」


 生きることに疲れ


 それでも


 死ぬことは恐ろしい


 死ねる程の勇気なんてないから


 ただ 生きるだけ


 生きることに


 理由も言い訳もいらないなら


 ただ 生きるだけ


 命のあるうちは


─────────────────────


 「最後まで」


優しくするなら


出逢った時から


信じてくれるなら


別れの時まで


嘘をつくなら 最初から


騙し続けるなら 最後まで


──────────────────

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