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第四話 「さらば、愛しき穏やかな日々よ」 02

ミドルフェーズ導入 シナリオ目標について


松田:早乙女くんも一応トクハンの一員である以上、オーヴァードのことは知ってるはずだから、「あいつ実はジャームだったんですよ」って言えば無下にはされないんじゃないかな。

GM:早乙女はその一通りの知識も持っているし、そもそも師走が犯人だとは思っていない、という立場です。

師走:うんうん。

GM:はい、では今回のシナリオは大きく3つの目標を作ってみました。

一同:はい!

GM:まず一つ目。これ最初にやってください。「師走の容疑を晴らして、行動の自由を確保すること」これがその①です。

一同:うんうん。

GM:そしてその②「ハード・トリガー」こと朧響子の行方を含めて、他の2体のジャームについても追跡と調査を行ってください。可能なら討伐してください。これが2つ目。もう一つは風間賢馬から示されたラボを訪れて、人体実験を含むという、願成寺天命の進める計画の手がかりを得てください。

睦月:そかそか。

GM:この3つの目的に沿って進めていきましょう。よろしいか?

一同:はーい!


ミドルフェーズ① 作戦会議


GM:ではミドル1発目行きまーす。シーンプレイヤーは睦月。

睦月:よっし、ぼくだぁ!

GM:松田と葛城も登場してください。

睦月:(コロコロ)……2。40!

松田:(コロコロ)7増えて、53。

葛城:(コロコロ)3上がって38。

GM:はい。では開店前の「むきむき☆ムーン」の店内です。矢吹とシオンもいます。

一同:ほうほう。

GM:ただし、プレイヤー同士の密談にしたい場合は、別の場所にしてもいいですが。この二人がいても大丈夫?

睦月:大丈夫です!

葛城:ま、いいんじゃないかな。

GM:松田も?

松田:はい。

GM:では、師走の今後について話し合うシーンです。

睦月:「師走くんを助けようの会」ばんばん!(笑)……ということで、どうしよう?

GM:そんな感じで、いま5人いることになるかな?「やれやれ、困っちまったなぁ」と、矢吹もそんな様子です。そしてひとまずシオンの方から、「こういう方法があるんじゃない?」という提案がされます。

松田:おっ?はい。

GM:まずプランAです。現在師走くんは警察で取り調べの最中です。で、その結果を受けて、今回は殺人事件なので検察に身柄を送られるところまでは、まず確実です。

師走:そう。

GM:警察で勾留できる時間は48時間までなので、明日中には検察に送られます。そこを襲撃して奪還するという(一同笑)、これがプランA。

松田:うーん。

GM:で、プランB。これはもっと簡単。実際に手を下したのは師走ではなく、あるてみです。目撃者である睦月らからそれを証言して、不起訴処分を勝ち取る。この場合は、あるてみと敵対することになりますが、師走の自由は確保されます。これがプランB。

一同:……。(メモを取ったりしている)

GM:で、プランCとしては、今回は殺人事件のため、金を積んで保釈してもらうのは難しいだろうと思われます。なので、バチクソに腕のいい敏腕弁護士を雇って、勾留決定に対する不服申し立てというのを行って、勾留自体の取り消しを狙っていく。この手続き上の方法がプランCです。この場合、シオンには優秀な弁護士のツテがあって、それが今回の松田のシナリオロイスになっています。

睦月:んー。なるほどなるほど。

GM:あとはプランD。みんなの超能力で何とかする(一同笑)

睦月:あ、えっと。GM!UGNの方向から、R担の方に声を掛けて……。あ、警察組織の上層部って、レネゲイド事件についてちゃんと知ってるワケですよ。そこから古根川に働きかけることで、そもそも殺人はレネゲイド同士のバトルにおいては認められないっていう方向で動く、っていうのではナシの方向?

GM:やってみてもいいけど、面白いことになるかも知れないね。

睦月:なるほど?

GM:キャンペーンの内容にかかわるところだから。そういう方法取るんだったらどうぞ。

睦月:了解です。じゃぁまぁ、個人的にはそっちの方なのかなって思ってたんで……。

GM:ダブルクロスというゲームの立て付けとしてはそうだよね。なので相手方のオーヴァードが殺人事件の容疑者として逮捕されるということ自体が、ダブルクロスの世界観からしたら異常です。この認識はお願いします。では、どういう行動を取るか、3人で決めてください。

睦月:はーい。

師走:がんばれー。

GM:師走も天の声で参加してもいいよ?(笑)

松田:松田としては、シナリオロイスにもされてるぐらいだから。この西園寺司さんっていう人が多分、超敏腕弁護士なんでしょ?この人に連絡をとって、なんとかしてほしいな。

GM:はい、その話をすると、シオンは途端に眉を曇らせて「……そうねぇ。腕のいい弁護士ねぇ。紹介……うーん、できないこともないけどぉ」っていう感じで言います(一同笑)

松田:うーん。

睦月:お姐さん、お姐さんだけが頼りなんだよ!

GM:(シオン)「その人は敏腕どころか、天才と言っても差し支えない実力の持ち主ではあるんだけど……」

松田:人間性に問題があるやつ?(笑)

GM:「そうね、ちょっと癖があって。それでも会ってみるなら紹介するわよ?」と、シオンは言います。

松田:お願いします。と、ちょっと覚悟しながら。身構えながら(笑)

GM:二人はどうする?松田の案に乗っかるのか、さっき言ったように警察の上層部に働きかけるのか。

睦月:別々に動いていいんじゃないかな。UGNはUGNで動いてもらえばいいし。

葛城:うん、俺はUGNの方に当たってみる。

睦月:で、ぼくはギャングスターとして、ギリギリまで待って奪還することを狙うよ(一同笑)……ほんとか?……あるてみちゃんを売るなんて、とんでもないからね!

師走:事務所帰れないじゃないか、それじゃぁ(笑)

睦月:ほんとだぁ(笑)そうだね。

葛城:最終的にトドメを刺したあの子は、睦月にとっても大事な子なの?というのは確認しておく。

睦月:うん。

葛城:あるてみちゃんについては何も言われてないから。

睦月:ほんとだー。誰にも何にも言ってないや(笑)……えっとね、正直な話、隠すところは何もないので。

葛城:うん。

睦月:過去にあるてみちゃんっぽい子と、アテナっぽい人と、会ったことがあったような記憶の断片があったと。なのであの子たちを色々調べて話を聞いてみたと。結局二人からはぐらかされてばっかりだと。ぼくはどうしたらいいんだって思った時に、結局アテナは真っ黒だったから、じゃぁあるてみちゃんの方に力貸すよ!って言って、倒しに行ったんだ、タケちゃん。タケちゃん?(一同笑)っていうかアレスを。

葛城:うん。

睦月:だからあるてみちゃんとは何もない感じかな。

葛城:何もない?

睦月:別に恋人とかでもないし、ねぇ。

GM:協力するモチベーションがないという意味?

睦月:協力するモチベーションがないってわけじゃないです。恋愛的に、残念だったねぇって話です(笑)

GM:あぁ(笑)

睦月:ぼくは告白とかしたんだけど、ダメだったんだよぉ(笑)……という事で、あるてみちゃんに関してはそんな感じ。復讐をしたいって感じで言ってた。だからあるてみちゃんがもしかしたらFHなのかも知れない。

葛城:どういった子なのかはまだわかっていないの?

睦月:正直、ネット上で活動しているところと、2~3回しか会ったことがない。だからどういう人なのかってのも、実はあまりわかってない。

GM:実はね。あるてみは自分のことは一切語っていないから。

睦月:そうなんだよ。自分語りをしてくれないんだよ。ぼくはロイスをタイタス化しそうになったんだよ(笑)心が折れそうだったんだよ(笑)……ということで、二人に話した。あるてみちゃんのことを。

葛城:は、聞いた。

睦月:ちなみに、最後にトドメを刺したのはこの手裏剣だよ!現物!(笑)

葛城:証拠品。

睦月:これだぁ(笑)

GM:あるてみのことは言わないんじゃなかったのか(笑)

睦月:前回そういえば、あるてみちゃんに「みんなには内緒ね」って言われてたっけ?

GM:いや、それ言われたのは前々回かな?

睦月:で、今色々あって、「あの子ってなんなんだよ」って話になって、あの、まぁオーヴァードでしたわーって(笑)

松田:まぁ実際ねぇ、あんな派手に戦ってたら。

睦月:「おれは知らないわぁ」とは言えないなぁ(一同笑)

葛城:一緒に飛んできてさぁ。

GM:PC同士でどこまで共有するかは任せるよ。

睦月:一緒に逃げたしね。ぼくが今こうしてるのもちょっと意外なんだけど。ギャングスターの道行ってるのかと思ってたから(笑)まぁでも日常に戻れたからヨシ!

GM:葛城の方からは何かある?

葛城:とりあえずは……。

睦月:ジャームの話はしてくれないと多分困るな。

葛城:ジャームの話?……あぁ!……で、とりあえずこっちとしては今、「面倒くさいことになっているが」って言って、朧響子と、愛天奈と、正体不明のジャームがいるらしいと言う。

睦月:じゃぁ、「愛天奈さんが……ジャームに……」

葛城:もしかしたら皆に協力を頼むかもしれないし、何かあったら連絡を頼む。

睦月:そうだね、UGNがUGNとして動くためにも、師走くんをなんとかしないとね。

葛城:それはそう。

睦月:社会にまったく影響力のないUGNなんてただのクズですから!

葛城:そこまで言う?(一同笑)とりあえずUGN事件で警察に逮捕されるのも色々障りがあるから、そこらへんでも突っついてみる。

睦月:お願いします。

葛城:あるてみちゃんのことはUGNに報告上げるが、いいな?

睦月:うん、しょうがない。

葛城:これが正体不明のジャームとは思わんが。

睦月:あ、わかんないよ?ジャームはぱっと見ではわからないから。あの子、自分の目的のためには手段を選んでられないって意味ではジャームだし。日常生活が出来ないわけじゃないから。

葛城:前回の愛天奈とタケさんもジャームになってるしなぁ。

睦月:今回、愛天奈が「ジャーム化した」っていう報告があったんでしょう?つまり今まではジャームじゃなかった。

師走:愛天奈は「確認された」だけだよ。

GM:ルール的なところでお話しておくと、前回のクライマックスの最後で、愛天奈は復活エフェクト《不滅の妄執》というのを使っています。あれ、ジャーム専用のEロイスです。あそこでジャームになったということかもね。

睦月:なるほどね。

師走:かも知れない。

GM:もう少しこのえロイスを説明しておくと、「愛天奈は自分の目的を達成するまでは死ねない」という状態です。何回倒しても、起き上がっては目的のために逃げていくという事になるでしょう。

睦月:おお、怖ぇ~(笑)ゾンビゾンビぃ。


このあと、あるてみについての詳細とUGNの指令についてはパーティ内で共有、救出行動としては、松田はプランCの弁護士に依頼をする方向、葛城はUGNから警察の上層部に働きかけることで話がまとまりました。


ミドルフェーズ② 敏腕弁護士


GM:それではまず、松田から行きましょう。登場してください。

松田:はい(コロコロ)5増えて58。

睦月:行こうか?行こうか?

GM:というわけで、シオンの口利きで、西園寺司という弁護士を紹介してもらいました。ホームページを見ると依頼料のことが書いてあるんだけど……。法外な金額が明記されています(笑)

睦月:あっやべ。おれ行かないとか?(笑)

松田:うーん。

睦月:お金の事、なんとかする?

松田:そうだね。

睦月:ちょっとじゃぁじゃぁじゃぁ行く。ぼくも出ます!おりゃ!(コロコロ)4!44になりました。

GM:はい。では二人はですね、「オリンピアかみのうら」という複合商業施設のオフィス棟に来ました。たくさんのオフィスがテナントとして入居しており、家賃も非常に高そうです。法律相談の予約をして、約束の時間にやって来ました。扉をノックすると、中から男の声がします。「お入りください」

松田:どうせマトモな奴じゃないから身構えとけよ。

睦月:大丈夫。ぼくはあのスーツにあのサングラス、これで行くぜ!(一同笑)


 海堂愛天奈との会見の際に着用していた衣装のことですね。第三話参照。


松田:入りまーす!

GM:では二人は応接室に通されると……。

睦月:メガネを外す!

GM:……若くて鋭い眼光の弁護士が対面に座ります。この人が西園寺司です。「メールで内容は伺いました。お友達が困っているという事ですね」

松田:はい。

GM:(西園寺)「私ならたぶん、何とかすることができるでしょう」

睦月:おぉ~!頼もしい!

松田:じゃぁ何とか、お願いしますよ。

GM:「では……」と言って西園寺は電卓を叩くんだけど……。<調達>判定ベースで、達成値50くらいの金額が必要です(笑)

松田・睦月:50!?

GM:(西園寺)「私はプロだからね、プロにはプロに見合った報酬というものがある。ましてや、二軍選手とメジャーリーガーには、それぞれに見合った報酬があるということだ。」ということで、この金額を提示してきます。

松田:まぁ~、ちょっとこっちは、この金額は出せないですね……。

睦月:いや、もちろんすぐにパって出せる金額ではないと思っているんでしょう、先生?

松田:払えないなら、代わりに……っていう話なんじゃないですか?

GM:着手金と成功報酬を支払う事になるので、成功時点で報酬を全額支払う必要があります。

松田:ほぉ~。

睦月:あ、先生に対して「そんな法外な値段を出してくるってことはつまり、違う条件があるってことでしょ?」って話かと思ったんですけど。

GM:あぁ、ロールプレイとしてそう言ったということか。

睦月:そうそうそうそう。

GM:そういう意味なら、西園寺はきっぱり言います。「例外はない」

睦月:なかったぁ~!(笑)

松田:このセッション中に稼げっていう話なんだ!

睦月:マジかよぉ~(笑)

松田:ちょっと予想と違ったなぁ。「代わりにこっちの条件を飲んでもらいましょうか」って言うのかと思った(苦笑)

睦月:えと、GM。ルール的な質問をします。これは1回の調達判定で出さなきゃいけないものですか?それとも……。

GM:(遮って)はい。

睦月:「はい」だった!(笑)

GM:二つ方法を用意しています。一つは、自力で達成値50を出していく作戦。もう一つは、お金を出してくれるNPCを見つける。

睦月:なるほどね。

GM:西園寺は、「これは僕にとっては左程難しい仕事じゃない。支払いは成功報酬のみということにしておいてあげるよ」と言います。依頼する場合ね。

睦月:その場合、ぼくの友達の師走くんは、無罪になる?今言ってたのは、不服だーって言って検察へ行く時間を引き延ばすっていう方向だったと思うんですけども。

GM:あぁ。えっとね、警察の手続きに関する話なので、あんまり現実的にに突き詰めると大変なんだけど。まず警察で逮捕をしました。警察で勾留できる時間が過ぎたら、その後は釈放するか検察に送るか決定されます。殺人事件だから、おそらく送検になります。検察でさらに取り調べが行われて処分が決定していくんだけど、今回は「その手続きおかしいよね?」という申し立てをして、検察の方での拘留を解除させる。という話でした。

睦月:釈放できるってことでいい?

GM:はい。

睦月:なるほどなるほど。で、釈放したら「はい払ってね?」って言われると。

GM:はい。

睦月:それまでにお金を出してくれる人を見つけるか、自力で<調達>判定50を出さない解けないのか。何回も挑戦できたりはしない?

GM:別に用意できなければ、次のシナリオに持ち越すだけなので(笑)

睦月:なるほどね。ぼくクライマックス後だったら絶対に出せるんだけど(笑)

GM:一応ルートは用意してありますので……。

睦月:じゃぁ、頼んじゃうでいいかな?

松田:いいんじゃない?イザとなればタイタス切ってなんとかしよう(笑)

GM:ではこちらの書類にサインをお願いします。

松田:はーい……。

睦月:お願いします!ぼくのサインは、たぶん何の効力もないから(笑)

GM:それでは、シーンを終了します。


ミドルフェーズ③ 不思議な声


GM:さすれば、師走が退屈になってしまうので、ここで一つシーンを挟みたいと思います。登場してください。

師走:はい、わかりましたー。(コロコロ)6上がって43。

GM:では早乙女との取り調べですが、かなり長い取り調べになっております。今はちょっとした休憩時間になっています。すると耳元で女の声がします。「……え、これで大丈夫?聞こえてるかな?……うん、わかった……」

師走:じゃぁ、キョロキョロします。

GM:頭のなかで声が響きます。「年之瀬師走くん。いまあなたの脳内に直接語りかけています……(一同笑)」

師走:誰だ!?

GM:(声の主)「これ、ちょっと持続時間が短いから、用件だけ言うね。必要ならメモってね?」

師走:(笑)な、何もないぞ。紙もなにも。

GM:「そっか、警察だもんね、メモないか。ごめんごめん。で、用件なんだけど、不破慧悟は死んでないよ!」

師走:ん?

GM:「UGN中枢評議会の一派が匿っているんだ。……それから、願成寺天命の計画を追っているよね?ラボがカミノウラシヒガシカグラ○チョウメ○バンチにあるよ」

師走:えっ?

GM:「あれ、もしかして知ってた?えへへへ、そっかぁ。それからね、は、は、ハクション!あ、しまった」と聞こえて、声が途切れます(一同笑)

師走:な、なんだったんだ、今の?

睦月:何だあの萌えキャラは(笑)

師走:声は、聞き覚えは?

GM:まったくないです。

師走:脳内に聞こえて来てるからね。不審な動きをしているから、止められちゃうんじゃないかなぁ、早乙女さんに。「怪しい動きをするな!お前は今デリケートな状況なんだから」「す、すみません……」って(笑)

GM:まぁ今は金戸もいなくなって、早乙女も好意的なので、取り調べ自体は左程厳しいものではありません。向かい側で早乙女は、コンビニ弁当を食べています。

松田:カツ丼だ、カツ丼を食うんだ!

GM:師走から言わなければ、早乙女からそのことを指摘はしません。ただ、こんなことを言ってきます。「お前、ハラ減ってないか?」

師走:カツ丼って、頼んでもらえるんですかねぇ?

GM:(早乙女)「俺らは警察で公務員だから、利益供与になっちゃうから俺らがカツ丼を出してやることはできないんだ。自腹でよかったら、出前を取るけど?」

葛城:逮捕された時点で、現金って持ってて大丈夫なの?

GM:鞄とかは押収されるのかな?そこに財布があれば、持ってきてくれると思う。

師走:P○ypayで払えますかねぇ?(笑)

GM:今はフードデリバリーサービスがあるから、電子決済もできるんじゃないかな。

睦月:ウー○―イーツでなになに警察署まで、って(笑)

師走:じゃぁ出前頼んでもらえますか。

GM:早乙女は「おう、わかった」と言って電話で注文をしてくれます。しばらくしてカツ丼が運ばれてきます。早乙女は「そうだよなぁ。ここに来たらみんなカツ丼食べたくなるらしいんだよ」(一同笑)

師走:あとで話のタネになりますからね。

GM:(早乙女)「お前、余裕あるな」(笑)

葛城:仲良くなっていく……。

師走:もう、クヨクヨしても仕方ないっすから。

GM:では、早乙女と仲良くなったところで、シーンを終了します。

師走:先生は生きているのか……良かった。


ミドルフェーズ④ 断層


GM:では師走救出作戦に戻りましょう。次は葛城行ってみますか。

葛城:おう、じゃぁ行きます(コロコロ)9上がって47です。

GM:場面はどこにしましょうか?

葛城:基本的にはUGNに対して報告と要請だから、支部なんじゃないかな。

GM:では、如月より「葛城さん、私の上席とアポイントが取れたので、繋ぎますね」と言って、ビデオ通話回線が開かれます。中年ぐらいの男の人が出ます。「お疲れ様です。私は地方拠点支援グループのグループ長、守屋謙一もりや・けんいちです」

葛城:神ノ浦支部、支部長代理の葛城です。

GM:「いや、葛城さん。ここまで十分なフォローができておらず申し訳ありません」と守屋は言います。

葛城:まぁそこは、色々事情があるので仕方がない所でしょう。

GM:「で、お話というのは何でしょうか?」

葛城:「実は……」と、前回の話の流れを説明して、その流れで年之瀬師走という探偵が海堂武尊殺人犯として拘束されてしまったので、これを何とか釈放させてほしい。

GM:「なるほど……」というと、守屋は非常に険しい顔をします。

葛城:難しい話だとは思うのですが。

GM:「いや、葛城さん。実はですね……」と言って、守屋は続けます。第一話の脱法ドラッグの事件の際に、UGN日本支部から神ノ浦中央警察署に対して働きかけを行いました。

葛城:うん。

GM:なんと、その内容をすべて突っぱねられた、という事のようです。

葛城:ほう。

GM:「神ノ浦中央署は、UGNに対して一切の協力を拒みました」という話が出てきます。

葛城:……話がデカすぎる。となるとUGNの方から働きかけて、という事は難しそうですね、当面。

GM:そうですね。守屋が言うには、「一般的に警察組織は、UGNの要請に対しては協力的です。神ノ浦市ではそれが断られたという、異例なケースになります。何らかの力が働いている可能性はあるのですが、現状派手に動く訳にもいかず、静観している状況です」とのこと。

葛城:なるほど。しかしそうなるとこちらも、少々そちらの思惑から外れるかも知れぬ独断で動くハメになるがよろしいか。

GM:……「よろしいか」って直接言われたら、よろしいとは答えられないのですが。

葛城:あぁ、そうだね。今の質問はナシにして、「なるほど、そういうことですか。わかりました」と言うのに留めておく。

GM:そうだね。

葛城:それはそれとして、今回の件に限らず、神ノ浦市が非協力的過ぎるというのは今後の活動に影響あるので、そっちに関しては働きかけを続けてほしい、というのはあります。現場としては。

GM:「わかりました。出来る限りのリソースを割けるよう努力します」と、守屋は約束してくれます。

葛城:では最後にまた報告となりますが、と言いつつ、あるてみちゃんの事を軽く。これこれこういうオーヴァードがいて、まだ彼女が如何なる立ち位置のもので、ジャーム化しているかどうかも分かりませんが、そういうのもいるようです。

GM:では「こちらも、FHのエージェント情報等含めて当たってみたいと思いますので、また何か分かったことがあれば共有しましょう」という話になりました。

葛城:よろしくお願いします。……はぁ。

GM:他になければ通信が切れます。

葛城:うーん。今のところ……何かあったかなぁ。

師走:(小声で)お金を出してもらうんだよ。

葛城:まだその法外な金の話は聞いて……。

睦月:(遮って)連絡した!金を出してもらえ!

葛城:じゃぁダメもとで聞いてみようかな。弁護士費用を負担してもらうことは出来るのでしょうか?

GM:なるほど。「掛け合ってみることは可能です」という返答です。「ただし、稟議が通るまでに時間を要します」

葛城:あぁ、はい。それはそうね、大組織だからね。

GM:今回のスピード感では間に合わないものと思ってください。

葛城:とりあえずわかりました。一応それでも当たってみてもらえますか。

GM:「かしこまりました」

葛城:お手数をおかけします。そんな感じかな、この通信は。

GM:はい、では通信が切れます。

葛城:……ジャームと戦っている方が、はるかにマシだ(一同笑)

GM:ではそんな葛城の様子を見て、如月はコーヒーなどを渡してくれます。「苦労ばかりかけてすみません」と、如月は言います。

葛城:いや、別に、あんたが何かしているわけではないし。あんたの働きは助かっていると。

GM:ではその返答を聞くと、如月は少し嬉しそうな顔をします。シーン終了です。


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