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蒼い宙と青い空  作者: 鷹弘
「まずは、ご挨拶」
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「初めまして、蒼井 宙です」

 何をやっても普通な子……より、ちょっとダメな子。それが私です。



 特技がある訳でもない。強いていえば、化学で使う元素が50個順番で言える。でも、アルファベットの方は全然ダメ。

 成績は、下から数えた方が早い。

 部活は合唱。でも、特別歌が上手い訳でもない。先月、5月の地域の発表会をもって、引退した。

 今目指してる大学は、家から近いのが一番の志望動機。でも、学力はまだまだ足りない。塾も、部活引退と同時に行き始めた。元からどの教科もやばいんだけど、特に苦手な英語に至っては、中学レベルまで戻らなきゃいけないらしい。先生には、

「プライドとかがかなり傷つくだろうけど大丈夫?」

 言われた。でも、元から傷つくようなプライド、持ってません。

 女の子らしい格好をするのは、少し憧れるけど、変わるのが恥ずかしいから、人より遅れて始める。



 __それが、私(蒼井 宙)です。

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