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No.4 門出
どのくらい時間がたっただろうか。そもそも、この空間に時間という概念はあるのだろうか。そんなことを考えているうちに、ヴォン という音が聞こえた。
「お待たせ致しました。これにて貴方は新たなる命、体を得ることができます。何か質問はございますか?」
「いえ、特にありません。」
「では、転生した後になにか質問があったら申してください。貴方のスキルに、『神への借問』を追加しておきました。このスキルを使えば、私に質問できるようになっています。」
「ありがとうございます。」
まぁ、使う機会は無いかもしれないけど。貰える者は一応もらっておけってことで。
「では、貴方の安泰を願って。いってらっしゃい!」
と、とびきりの笑顔で女神は言った。
と、同時に僕の視界は暗転した。
すみません!今回うまくまとめられなくて短めです!
お詫びといってはなんですが、もう一話投稿します。