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紫苑 7


 経鼻カテーテルを入れ、状態が落ち着いたとホッとしたのもつかの間、病院に戻ると、シオンのママから電話が入った。

 電話に出ると、ママの声はかなり慌てている様子だった。

 「薬を飲ませたら急に暴れて、鼻の管も抜けてしまって、今ぐったりしてるんです。舌もだらんと出てて、こんなのはじめてです」

 「呼吸はどお?」

 「ちょっと、いつもよりゆっくりかな...」

 そのまま様子を見てって言える状態じゃないな。

 「すぐ行きます」

 まだエンジンが冷めていない車に乗り込むと、休日の夕方の混雑する道をまた走り出した。

 


 到着すると、寝ているシオンの鼻先にママが酸素のチューブを当てていた。

 一見、落ち着いて寝ているようだけど...。

 わたしは鼻にカテーテルを入れ直すと、酸素のチューブをつなげた。


 やはり、行動がおかしくなってるのかな。

  


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