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60.『好き』のある風景【後日談】

これにてラスト、後日談です。

前話より更に長めになっております。

 


 季節が移り変わるごとに、纏う色彩を変える広々とした庭園。

 強い香りの品種は、人を誘うように入口付近で咲き誇り、互いに邪魔し合わないほど淡い香りの品種ばかりに囲まれた東屋に、三人のうら若き女性の姿があった。

 三人共ドレス姿で遠目で見ても貴族位にある女性であるとすぐわかる。

 さぞ楽しげに、紅茶と菓子でも嗜んでいるのかと思いきや。



「……採算を考えると、価格設定はどうしてもこうなってしまうわね。これ以上安くすれば材料費が賄えずに赤字になってしまうし、そうなると量産も難しくなるもの」


 青みがかったアッシュブロンドに夜空を思わせるラピスブルーの瞳、淡いパールピンクのデイドレスを身に纏ったその女性は、びっしりと数字が書き込まれた書類を片手に溜息をつく。

 と、その斜め前に座っていた薄紅色の髪をした女性が、チェリーレッドの瞳を何度か瞬かせて「でも」と悔しさを滲ませた声音で反対意見を述べた。


「そうなったら、到底平民には手が出ないわ。貴族身分ならなんとしてでも買うでしょうけど、元々平民でも使えるようにって考えたものでしょう?あまり高価になりすぎると、また『お貴族様の道楽』だって言われてしまわない?」

「魔道具自体、高価ですもの。道楽だと言われるのは今更ですわ。……とはいえ、そうですわね……当初の理想では、全ての患者がこれ以上苦しまなくてもいいように……でしたけれど。性能を追求していくと、どうしても高価な材料に頼りがちになってしまいますものね」


 開発報告書と銘打たれた分厚い書類を読み込んでいたブロンズの瞳を上げ、チャコールグレイの髪を持つ最後の一人は困ったように首を傾げた。



 ここは、ヴィラージュ王国王宮内にある付属研究所の敷地内。

 ここに咲き乱れる花々も全て、研究のための材料であるのだと誰が思うだろうか。

 研究所内には魔術師以外にも薬師や治癒術師、魔術医師も所属して様々な研究を行っており、この三人もとある魔道具を開発発売するためのチームに所属している。


 とある魔術具とは、アッシュブロンドの女性……エリカ・ローゼンリヒトがかつて冒されていた病、魔力飽和の症状を緩和させるためのもので、それは長年彼女の夫(リシャール)彼女の兄(ラスティネル)も研究に取り組んでいた代物だ。

 エリカは完治してしまっているため効果は試せない、だがその代わりにチャコールグレイの髪の女性レナリアの兄であるダニエルが自ら進んで被験体となり、軽度の魔力飽和であれば症状を発症することなく過ごせることを証明し、ようやく販売にこぎつけることができたというわけだった。


 魔力飽和の病に苦しむのは、魔力量の多い貴族が圧倒的に多い。

 だが平民の中にもこの病にかかる者がおり、彼らの場合数少ない魔術医師にかかることもできず、魔力を体外に放出する術を学ぶこともできず、死ぬまで苦しめられ続けているというのが現状であるらしい。

 そんな全ての患者のために、平民でも手が出せるほどの低価格で流通させられないか、と薄紅の髪をした女性ユリアがそう提案したのだが……どうしても原材料が高価なものになってしまうため、低価格では難しいのだという結果が出てしまった。


「平民だけに安価で提供する、というわけにもいかないものね……患者である限りは貴賎を問わない、それが医療魔術具研究チームの掲げるポリシーですもの」

「うーん……そうよね。せめて補助金制度とかあってくれたら、まだ救われたんだけど」

「補助金制度、とはなんですの?」

「ああ、うん。私のいたところでは、重い病にかかっている人が国にそれを申請すると、医療費の補助が受けられたり、ある程度安く治療の道具を買えたりするの。勿論全額補助ってわけにはいかないし、自己申告だけじゃなくて医師の診断も必要なんだけどね」

「国の協力が必要不可欠、というわけですのね……でしたら、今すぐには無理でも持っていきようはありますわ。報告書を纏めますから、詳しくその補助金とやらのお話を聞かせてくださいな」


 ニコリ、といい笑顔でペンを持ち上げたレナリアに迫られ、ユリアは椅子の背もたれから落ちそうになりながらも、引きつった表情でうんうんと頷いてみせる。


(補助金制度……それがもし叶うなら、私やダニエル様のように普通に生きることを諦めてしまう人達に、希望を与えられる。治らないまでも、緩和させてあげられるのなら、なんとしても実現させてみせるわ)


 かつて、愛されることを、普通に生きることを諦めてしまった彼女自身。

 そんな思いをしているかもしれない、他の患者達に生きる光を与えられるなら。


 今は国王陛下と呼ばれるようになった、かつての王太子殿下の元へ交渉に出向くことすらやってみせよう、と彼女はそう強く心に覚悟を決めた。




「そういえば、ダニー兄様は最近いかが?少し、お風邪を召されたと伺ったのだけど」

「うん、ちょっと流行り風邪にかかってしまったみたいで数日寝込んだけど、もう平気よ。寝込んでいる間、可愛い息子(カイル)に会えないからってすっかり拗ねてしまったみたい。今日は私もいないし、ゆっくり父子水入らずで遊ぶんだって張り切ってたわ」

「まぁ。それは随分と微笑ましいこと」


 ちょっと休憩、と書類を片付けた三人は改めてティータイムを楽しむべく、離れた場所に控えていたメイドを呼んでお茶とお菓子を準備してもらった。

 こうしていると、三人共先程まで難しい顔をしてあれこれ議論していた研究者には見えない。

 タイプは違うが遜色ないほど美しい、三人の若き御婦人が和やかにお茶会を楽しんでいる、という実に目の保養となる光景だ。


 そこで話題に出されたのは、先天的に軽度の魔力飽和の病にかかっていて病弱なアマティ()()ダニエルのことだった。

 今でこそ多少病弱ではあるが社交や旅行といったことも普通にこなせるようになった彼は、しかし数年前までは当主として立つことも難しいと言われるほどの体の弱さだった。

 そんな彼も、魔力や魔術を全て無効にしてしまう『落ち人』ユリアと出会って、少しずつだが変わり始めた。

 今は主に、子供と全力で遊んでも倒れることのないよう、調子のいい日は毎日のように(ユリア)お勧めの『らじお体操』をして体を慣らしているそうだ。


「でもカイルももう3歳でしょ?走り回りたいやんちゃ盛りだから、それについていけないことが悔しいみたい。父の威厳が、とか落ち込んでるのがもうおかしくて」

「すっかりユリアさんもお母さんですわね。……お腹に二人目がいらっしゃるんですから、ダニー兄様の代わりに走り回ったりしてはいけませんわよ?」

「わかってるよ、もう……」


 言いながら、ユリアはふっくらと膨らみ始めたお腹を愛しげに撫でている。

 二人の婚約当時は色々と……主にダニエルが猛追して、ユリアが逃げるという追いかけっこがあったものだが、いざ結婚してからは日々賑やかに仲良く暮らしているらしい。

 なによりですわ、と微笑んだレナリアだったが「そういうレナリアは最近どう?」とエリカが問いかけたことで、その笑みが引きつってしまった。



 レナリアは、エリカの兄であるラスティネルに嫁いだ。

 元々恋人や婚約者というより『気の合う同志』のような間柄だった二人のこと、それが婚姻関係になったところで突然いちゃいちゃし始めたりすることはなかったが、互いを尊重し合ういい夫婦関係を築けているように思える。


「どう、と言われましても…………いつも通りですわ。ラス様の研究熱心ぶりは相変わらずですし、わたくしも日をおかずこちらに通っておりますから、朝と夜に会えればいい方ですの」

「え、でも今の時期って夜泣きとかしない?ユーグ君、おとなしくしてる?」

「そうですわねぇ……幸いなことに夜泣きはさほどありませんのよ?だけど日中はどうにも落ち着かないらしくて、時折乳母から泣きつかれてしまうこともありますわ。感受性が強い、とでも言うのかしら……変わったことがあると、すぐにぐずってしまって」

「それはもしかして、何か特殊な能力持ちなのかもしれないわね」

「ええ、その可能性はラス様も指摘されておりましたわ」


 エリカの兄ラスティネル・ローゼンリヒトは、【精霊視】という特殊能力持ちで更に治癒属性という特殊な魔術属性を持っている。

 特殊能力は血に関係なく突然現れるそうなので遺伝ではないだろうが、未だ現役でローゼンリヒト公爵を務めている父フェルディナンドによると、ラスティネルの幼い頃もやはり何かが見えているような、そんな落ち着きの無さがあったのだという。

 まだ本人自体自我のない乳児なのだから、確定するにはあと数年かかる問題ではあるのだが。



「変わったことではありませんけど、ラス様ったらユーグが泣くとすぐに何を放り出しても駆けつけようとなさいますの。もしかすると、わたくしには聞こえない精霊の声に呼ばれるのかもしれませんが」

「それにしても仕事放棄はちょっと……うん、でもローゼンリヒト家って溺愛体質だものね」

「ええ。ただ、仕事を放り出して行かれるのだけはやめていただきたいですわ。後でわたくしが執事に嫌味を言われてしまいますの。『何よりご家族第一の素敵なご領主様ですね』って」

「……いえ、単にそれ褒めているだけじゃないかしら」


 幼い頃から五歳年下の妹エリカを溺愛してくれたラスティネル。

 その溺愛ぶりがあまりに重すぎることもあったが、彼自身家族を得た今ではそのいちばん身近な家族を何より大事にしているようで、それは素直に微笑ましいと言える。

 仕事を放り出すというのはさすがにどうかと思うが、そこはこのしっかりものの奥様が後できちんとお説教をしてくれているだろう。


「ふふ。二人共幸せそうでなによりだわ。そのうち、子供達も交えてお茶会したいものね」

「あ、お茶会は賛成よ。でもそういうエリカの方は…………あ」

「……ユリアさん、それは言わぬが花ですわ。お砂糖をたくさん口に詰め込む覚悟はおあり?」

「え、なんのこと?」


 訳知り顔の二人に対し、エリカ一人がわからないと首を傾げたその時


「エリカ」

「きゃっ、」


 背後から両肩に手を置かれ、反射的にビクリと体を跳ねさせてしまったものの、すぐにそんな悪戯をした犯人に思い当たり彼女は苦笑を浮かべて肩越しに振り返った。


「もう、リシャール様ったら。寿命が縮むかと思いましたわ」

「それは困る。すまなかった」


 と素直に謝りはするが、エリカよりも十歳年上であるはずの彼は時折こうして子供のような悪戯を仕掛けてくることがある。

 彼の子供時代は到底遊んで暮らせるような状況ではなかったこともある、それだけ気を許してくれているのだと思えば微笑ましいものなのだが。


「……言ったとおりでしょう?」

「そうね。愚問だったかも」


 周囲にしてみれば、仲のいい夫婦がじゃれあっているだけ……あまりに空気が甘すぎて『はいはいご馳走様』と視線をそむけたくなる光景であるらしい。



 デキるメイドがささっと椅子を用意したことで、リシャールもその茶会に加わることになったのだが。


「そういえば、あの子とご一緒だったのでは?」

「あぁ、同席するつもりで早々に仕事を終わらせてきたんだが、着いてみれば検査は全部終わって呑気に茶会を開いていた」

「まぁ、研究員の皆さんとお茶会を?」


 それは珍しい、とエリカは目を丸くする。

 ここの研究員達は皆一流の能力を持つものばかりで、それ故かあまり他人との交流を好まない。

 挨拶はするしある程度の親交は持つが、それだけだ。

 そんな彼らが、まさか五歳の魔力検査に訪れた子供相手に茶会を開いてくれるとは。

 確かに王宮付きの研究所ともなれば、滅多に子供が顔を出すことなどない殺伐とした場所では在るのだが。


「癒やしかしら」

「萌えね」


 レナリアはともかくユリアの言うことは未だによくわからない……だがつまり、そのあまりに愛らしい様子に絆されてくれた、ということらしい。


「彼ら好みの結果が出たことで、俄然やる気が湧いたのだとかなんとか言っていたが。とにかく、あまりの歓待ぶりだったこともあって私は先に抜けてきたんだ。ジェイドが代わりに同席してくれている、じきにこちらへ連れて……あぁ、ほら。噂をすれば、だ」


 ワイン色の双眸を向けた先、薄茶の髪の青年の腕からピョンと器用に飛び降りた少年が、満面の笑顔で駆け寄ってくる。


「おかあさまー!」

「あら」

「まぁ」

「…………」


 相変わらずの母一択。

 父の存在すら目に入っているかどうか怪しいその一途ぶりに、しかし当の父親は全く気にした様子もなく、母に抱きつく我が子を愛しげに見下ろしていた。




 それじゃあごゆっくり、と気を利かせた親友二人はそっと席を外した。

 その間も、五歳になって言葉数もぐんと増えた息子は「あのね、あのね」としきりに喋り続け、それをエリカとリシャールが嬉しそうに聞いている、という光景がしばらく続いた。


 そして日が落ちた頃、喋り疲れて眠ってしまった息子をやれやれと言いたげにリシャールが抱き上げる。


「元気があるのはいいことだが、このおしゃべり好きは誰に似たのやら」

「さあ……私もリシャール様もあまり口数が多い方ではありませんものね。その分この子が余計におしゃべりしてくれているのかもしれませんわよ?」

「そうか。そうだな」


 賑やかなのはいいことだ、と彼も口の端を緩める。


 彼らが婚姻を結んだのは、エリカが十二歳、リシャールが二十二歳の頃。

 そしてそれを正式なものとしたのが三年後、エリカが十五歳、リシャールが二十五歳の時だ。

 途中、過去に因縁のある男女二人が起こした事件であるとか、他国存亡の危機に瀕して婚姻式が中止になったりだとか、色々辛い経験や悲しい事件があった。

 だけど決してリシャールはエリカを手放そうとはしなかったし、エリカもリシャールを信じて疑わなかった。

 ままごとのような夫婦、と陰でそう呼ばれていても構わない。

 二人の間には確かな絆が存在していたし、互いが互いの『唯一』であり『運命』なのだとそう信じているのだから。



「光と闇の二属性持ちで、魔力値は貴族の平均超え。しかも精霊に愛される体質か……これは確かに、研究員でなくとも興味を持たれる能力だな」

「ええ、そうですわね。予想はある程度しておりましたけど……まさか【愛し子】の性質まで持っているなんて、さすがに思いませんでしたわ」


 精霊は、己の気に入った相手に加護を与え、【愛し子】と呼んで力を貸すことがある。

 だが例え加護が与えられずとも、全ての精霊に愛される【愛し子】と呼ばれる性質があるのだと、研究所の文献にはそう記されてあった。

【愛し子】は、魔術を使う時に消費される魔力が少なくて済むのだとか。

 例え適性属性でない魔術であっても、精霊の協力があれば使えるようになるのだとか。

 とにかく規格外の性質であるため、詳しく研究されたことのないある意味謎の存在でもあるらしい。


 ハニーブロンドにラピスブルーの双眸。

 闇の精霊王の加護を持ち、人の感情が色で見える特殊能力を持つ父リシャールと。

 光の精霊王の加護を持ち、両精霊王から【愛し子】として守られる母エリカと。

 二人の色をそれぞれ受け継いだ息子は、両親に負けず劣らず凄い素質を持って生まれてきた。


 だからといって、二人が教育方針を変えることはない。

 高い能力を持つからと言って特別扱いはせず、相応しい教育を施しながらものびのびと、素直で優しい子に育ってくれるようにと願っている。


「この子もこれから、色々と辛いことがあるでしょう。妬まれたり、貶められたり、裏切られたり。そんな時に、支えになってくれる人が見つかればいいのだけれど」

「きっと見つかる。君にとっての、彼女達のように。私にとっての、ダニエルのように」

「そうですね。……友人は、なれと言われてなるものではありませんもの」


 リシャールとダニエルは幼馴染だったが、エリカとレナリアが出会ったのは彼女の兄ニコラスがきっかけだ。

 そしてエリカとユリアが出会ったのは、本当に偶然が重なった結果だった。

 これもある意味『運命の出会い』であるのなら、このまだ小さな息子にもそんな出会いがきっと待っている。



「この子に会えたのも……運命、ですわね」

「あぁ……」


 エリカとリシャールが結ばれた証。

 正式に婚姻した後さほど間をおかずにこの子を授かったと知った時は、さすがにまだ母となるには幼すぎないかと戸惑い、年の離れた姉に相談に乗ってもらったりもしたけれど。

 生まれてきたこの子の顔を見て、すぐにわかった。

 この子は、エリカとリシャールの子供となることを選んで生まれてきてくれたのだ、と。


 膝の上に頬を預けて眠る息子の髪を撫でてやっていると、不意に顎を持ち上げられて口付けが降ってくる。

 最初は啄むように軽く、次いでしっとりと少しだけ長く重ねられ、舌で唇を舐められたところで


「んっ……」


 いいタイミングで身動ぎした幼子の声に、二人は素早く『親』の顔に戻った。

『父』の方は少々残念そうだったが、そこは『母』も見なかったことにする。


「どうしたの、目が覚めた?」

「…………おかあさま、おとうさま。 ──── だいすきです」


 ふにゃり、ととろけるように笑った息子は、どうやら寝ぼけていたらしくすぐにまた母の膝に頬を埋め、寝息を立て始める。


『大好きですよ、マスター!』


 同じであって決して同じじゃない、ある日突然失われてしまった大事な存在の声が重なって聞こえた気がして、エリカは嬉しそうに、本当に幸せそうに微笑んだ。


「私も貴方が大好きよ、ウィリアム。私達の子供に生まれてきてくれて、ありがとう」




ようやく完結させることができました。

ここまで応援してくださった皆様、ありがとうございました!

不意にいつか番外編などを投稿することもあるかもしれませんが、その時はよろしくお願いします。

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