郭公の森
私である高校生「椎名薙子(シイナナギコ)」は、自分がキライだった。だから、死んだ双子の妹「椎名篤子(シイナアツコ)」に成り替わり生きていこうと決めた。大人しく優しい双子の片割れ「篤子」として。しかし、「篤子」になった私「薙子」は、暴力団に狙われ始める。「篤子」がドラッグの売人だったのだ。暴力団の麻薬売買を追う刑事と「篤子」に思いを寄せるクラスメート。彼らとともに「薙子」は、悲しい真実に近づいていく。死んだはずの「篤子」から届くメッセージ、父の突然の自殺、そして、『郭公』の意味とは…?
プロローグ
2008/03/01 22:55
第1章 微笑みの代償
2008/03/01 23:59
第2章 遠いメロディ
2008/03/05 20:23
第3章 ワタシの価値
2008/03/15 16:10
第4章 昼、そして夜
2008/03/15 16:38
第5章 パンドラの箱
2008/03/15 17:07
第6章 郭公の子供達
2008/04/04 21:23
エピローグ
2008/04/04 22:04
(改)