第七十一話尿瓶「絵」
バステトによって神聖ヨーロッパ帝国の病院に瞬間移動されて病室で入院中のされているルストゥス・プリムス・ミウラは病院のベッドで寝乍ら妙な事を言う。
「俺の長話に付き合ってはくれないか?退屈で死にそうなんだ。」
病室で二人きりとなりルストゥス・プリムス・ミウラの懇願する目に絆されて佐藤太郎はルストゥス・プリムス・ミウラの話を身を入れて聴く事にした。
「実は俺の師匠であるコードネームクイーン・スネークまたの名をパズル・アヌスは世界各地で犯罪者を拷問するゲームをしているらしいんだ。昔はそんな人じゃなかった。何があの人を変えたのかは分からないが、昔はエリートで国に忠を尽くしていた。そんなクイーン・スネークを神聖ヨーロッパ帝国の国家元首カール・アウグストゥス (Karl Augustus)陛下が殺せという通達がきた。」
「何だって!?」
佐藤太郎は余りにも唐突な話についていけなかった。
「祖国に忠を尽くせ!と言っていたクイーン・スネークがまさか国家転覆を狙った犯罪者狩りをしているとは俺も信じられなかった。」
「俺だってそんな事言われてもどうしたらいいか分かんねーぞ!」
佐藤太郎は自分に出来る事なんて何もないと思っていた。
「病院で傷が治ったら俺は一人でこのスネークイーター作戦を開始せよと言われた。頼む...どうか陰で一緒に戦ってくれ!手柄は俺一人でも報酬は全部やるから!一人ぼっちじゃ心細くて辛いんだ。」
ルストゥス・プリムス・ミウラは敵が何人いるか分からない、どこに潜んでいるかも分からない中で国家元首カール・アウグストゥス (Karl Augustus)陛下が【スネークイーター作戦を達成せよ】という無理難題に心が摩耗していた。
「じゃあ俺が助けてやるよッ!何をすればいい?」
佐藤太郎は後先考えず意気揚々と言った。
「先ずはそこにある尿瓶を俺のペニスに入れてくれ。漏れそうなんだ。」
ルストゥス・プリムス・ミウラは佐藤太郎をパシリにする気だ。佐藤太郎はルストゥス・プリムス・ミウラのペニスを尿瓶に入れ介抱した。
(俺何やってんだろう。)
一抹の不安が佐藤太郎の脳裏に過る。
ジョロロロロロロロロロロロオオオオオオオオオオオオオオオ!
ルストゥス・プリムス・ミウラの尿は元気よく尿瓶の中で踊っていた。そして尿が満タンになりそうな所で持ち直した瞬間に少し佐藤太郎の顔に跳ねた。
「くわッ!臭ッ!汚ねぇーーーーーーー!ゴホゴホッ!」
佐藤太郎は慌てふためきルストゥス・プリムス・ミウラの尿を嗅いだ。凄く臭かった。
「ミウラーッ!何を食ってたり飲んだりしていたらこんなくせぇーしょんべんが出んだよ!」
佐藤太郎はキレ乍らルストゥス・プリムス・ミウラに訊いた。
「健康な時はアスパラガス、ニンニク、タマネギ、ブロッコリー、キャベツ、芽キャベツ、カレー、クミン、コーヒー、お酒、ビタミンB6のサプリメントを摂っているゾ!」
※これら全てはしょんべんが臭くなる物質が含まれています。尿の臭いは、食べたものが消化・代謝される過程で生成される化合物によって大きく変わります。特に「独特な臭い」の原因になりやすい代表的な食べ物と飲み物をまとめました。
1. 代表的な食べ物
アスパラガス
もっとも有名な例です。「アスパラガス酸」という成分が体内で分解されると、硫黄を含む化合物に変化し、独特の強い臭いを放ちます。
ニンニク・タマネギ
これらに含まれる「アリシン」などの硫黄化合物は、代謝された後も血液を通じて肺や腎臓に運ばれ、呼気や尿の臭いを強くします。
アブラナ科の野菜(ブロッコリー、キャベツ、芽キャベツ)
これらも硫黄成分を多く含んでいるため、大量に摂取すると尿が少しツンとした臭いになることがあります。
スパイス類(カレー粉、クミンなど)
強い香気成分は代謝された後も排泄物に残ることがあり、食べたスパイスに近い独特の臭いがつくことがあります。
2. 飲み物
コーヒー
コーヒーに含まれる「カフェオール」という精油成分や、代謝物の影響で、尿がコーヒーのような、あるいは少し焦げたような臭いになることがあります。また、利尿作用によって尿が濃縮されることも原因の一つです。
アルコール
アルコールが肝臓で分解されてできる「アセトアルデヒド」などの影響や、脱水症状によって尿が濃くなることで、臭いがきつくなります。
3. その他の要因
サプリメント(特にビタミンB6)
ビタミン剤を飲んだ後に尿が薬品のような独特の臭い(および鮮やかな黄色)になるのは、過剰なビタミンが排出されているためです。
「おめーも自分のしょんべん嗅いで見ろ!」
佐藤太郎がルストゥス・プリムス・ミウラにそう促すとルストゥス・プリムス・ミウラは自分の尿を嗅いだ。
「何という臭いだ。これは....酸っぱい臭いだな....臭過ぎる....!」
ルストゥス・プリムス・ミウラは自分の尿に幻滅した。




