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決戦の古城は赤い月とともに  作者: 牙龍 仁華
Save data 01.第四章 玉鋼
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VS玉鋼の魔将 turn6-part① コマンド?

「にゃー!にゃー!にゃー!(総員出し惜しむな!力を出しきれ!総攻撃だ!)」

雄三毛猫のダグが指示を飛ばす。多分何言ってるか伝わってない。伝わってないけど、大体のニュアンスは伝わってる。猫語はフィーリングだ。ダグは狂暴に眼差しをギラつかせてる。力強い狩人の目だ。この目を見れば、今より一気に攻勢に転じる事は伝わるはずだ。


「ハァァァーー……!!(サミダレ行きます……!!)」

ちっこい茶トラ猫から怒気が溢れている。サミダレだ。

はい、可愛い。超可愛い。ぷんぷん怒ってる。そして大体の作戦は伝わってると見た。よーしよし賢い賢い。良い子だ。


「ぶにゃう!!だぁぁぁぁぁぁお!?だぁぁぁぁぁぁお!?(光の裁きを降す時が来たようだな!!さっきのは痛かったぜーー!?)」

おっさん…………デブネコ姿で盛るな。しかしあのクソアーマーさえなければ奴はアンデッド。いつもローズの光魔法が決め手になるんだ。頼んだぜ。


「にゃぁおん……」

黒猫。ルインだ。雰囲気おませ。背後に携えるは金色の巨大な拳。分かってる、か。さすがだ。いいぜ、お前もぶちかましてやんな。


言葉なんてなくたって通じ合えるほどの、この絆よ。

裏切りの未来には、きっと何か裏があるはずだ。人形師の操り糸に手足を絡め取られているならば、救ってやらねばならない。


裏切りの裏。必ず暴いて見せる……俺たちは皆、仲間同士であり、親友同士であり、最高の相棒同士だ。必ず、絶対、何度死のうとも、皆で笑って生還できる最高の未来を手に入れてやる。


turn6


ローズがスキルを発動!

【びりびり☆トリックボールlv.Ⅲ】

跳弾軌道にて、複数の雷球が放たれる!


パッシブスキル【電光石火】発動!2回行動!


ローズの攻撃!

【ぴかぴか☆フラッシュブラスターlv.Ⅷ】

強力な照明魔法。光の奔流を手から放出する、超クールな光属性の攻撃だ!


ダグは招来スキルを上書きした。

【王種招来・スターフレアギドラlv.Ⅷ】

凄まじく大粒の光の粒子が、強大なる紅蓮の翼龍に吸収されてゆく。二対四粒三ツ首分、合計12ある全ての魔眼は再びカッと開くと、一斉に敵を見据えた。王種スターフレアギドラは全回復した。


ルインの攻撃!

【ギガントフィストlv.Ⅶ】

金色の巨大な拳が現れ、敵を屠らんと降り注ぐ!


サミダレの攻撃!

【猫式三刀流・五月雨之舞lv.???】

短刀を咥え、長刀を諸手に。五月雨の如く強襲する忌避の斬撃は、長く、絶えず、降り注ぎ続けるだろう。緋色の水が怨敵を染め上げるまで。


ギガントナイト伯爵の攻撃!

【柴電水平斬・闇雷lv.???】

超広範囲の水平斬り。闇色の斬撃が全方位に駆け抜ける。


いやいや待ってくれよとダグは思う。

最近、スキルレベル???がやたら多い気がする!


システムスキルの類いの仕業で〈毎度毎度頭に浮かんでいる〉のだろうが、こうも中途半端だとイザと言う時に困る……!

ええい、今は攻撃して押しきる事だけ考えよう。全身全霊集中!今回は無傷でこの魔将に勝ってやる!!

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