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決戦の古城は赤い月とともに  作者: 牙龍 仁華
Save data 01.第三章 門番
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古城 黒く豪奢な門の前

さあ、いよいよだ。黒の樹海を抜け、太陽のない空がその顔を見せる。暗雲が渦巻き、黒い雷がバリバリ鳴いている。毎度思うが、どんな大規模魔法を使ったら、こんな演出を実現出来るのやら。


古城に着いた。

クルクルクルクル。ピョイ。ぼふん

ローズは猫になった。


「ミャミャッ!?フシャー!フシャーー!!」

怒ってる。おっさんらしい貫禄のあるデブネコだ。


「さあ、行くぞ皆。夜明けまでには魔王を仕留める」

アゴを撫でてみる。大人しくならない。鼻息荒く迫って来る。いつかの前言撤回を撤回しよう、やっぱり猫ローズの中身はおっさんだ。可愛くない。


「フシャー!マァァァーー!!」

「ローズ。大人しくして。敵にばれる」

わしゃわしゃ。

「ルイン、サミダレもアゴを撫でたいです」

わしゃわしゃ。

「ナァァァーー!!」

猫ローズは怒ってる。


「……大丈夫かなぁ」

ダグは味方陣営の集中力低下を憂うのだった。


これ、全員戦力ダウンしてないか?

何という猫デバフ。


やがて【豪奢な宝石と彫刻に装飾された黒い大門】が見えてくる。激しい地鳴りがする。


「……大モノが来るぞ。下からだ。全員、後ろへ跳べ」

そう、ここの門番である巨大なウォームが襲ってくるのさ。


忌避個体すら丸呑みにする巨体が地中から現れ、咆哮を上げて突進して来るのさ。見慣れた光景だ。弱点は牙。次点で目。特に牙は複数折ると潜れなくなる。奴は土を食っては掘り進み、地中という安全地帯に潜って身を隠す。そして地中から大口を開けて突っ込んでくるんだ。

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