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猫の杖と竜の屍 turn1-part②
side:ルイン&サミダレ
「サミダレ。一応慎重に、一撃離脱の波状攻撃で行こう……」
「スイッチですね。初擊どうぞ!」
「ガアアアアアァァァァaaaaaaaaAAA!!」
尻尾の一撃がサミダレを襲う。疾風のごとく駆け抜けて避ける。
「グルアアアアァァァァaaaaaaaaAAA!!」
返す刀、否。返す尾で更にルインを叩きつける。
ガァン!!空中に浮く巨大な剣を操り、負けじと受け止める。
更に噛みつきがルインを襲うが、飛び退いて回避。
爪が振り下ろされる。更に後ろへ飛び退いて回避。
ルインは足に溜めを作り、大きく横へ跳んだ。
が、先を読まれたか、調度空中のルインに尻尾が叩きつけられそうになる。
ガァァン!!空中に浮く巨大な剣が、それを阻む。
ドラゴンゾンビBの連続攻撃はようやく、一瞬だけ止まった。
「スイッチ!」
「サミダレ行きますッ!ウリャハァーーッ!!」
目にも止まらぬ速度でドラゴンゾンビの懐を貫く、弾丸のごとき一撃を皮切りに、幾重にも刃が振るわれる。サミダレのスキルによる連続攻撃だ。早い。早い。牙を折り、目を潰し、尾を切り落とした。
サミダレの攻撃が終わる。
「スイッチ!」
「サミダレ、よくやった。後は任せて」
二振りの巨大な剣はそれぞれ、ドラゴンゾンビの頭を砕き、胸を貫いた。
見事、ドラゴンゾンビBは崩れ去った。
…………。




