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決戦の古城は赤い月とともに  作者: 牙龍 仁華
Save data 01.第二章 黒の樹海
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猫の杖と竜の屍 turn1-part②

side:ルイン&サミダレ


「サミダレ。一応慎重に、一撃離脱の波状攻撃で行こう……」

「スイッチですね。初擊どうぞ!」


「ガアアアアアァァァァaaaaaaaaAAA!!」

尻尾の一撃がサミダレを襲う。疾風のごとく駆け抜けて避ける。

「グルアアアアァァァァaaaaaaaaAAA!!」

返す刀、否。返す尾で更にルインを叩きつける。

ガァン!!空中に浮く巨大な剣を操り、負けじと受け止める。

更に噛みつきがルインを襲うが、飛び退いて回避。

爪が振り下ろされる。更に後ろへ飛び退いて回避。

ルインは足に溜めを作り、大きく横へ跳んだ。

が、先を読まれたか、調度空中のルインに尻尾が叩きつけられそうになる。

ガァァン!!空中に浮く巨大な剣が、それを阻む。

ドラゴンゾンビBの連続攻撃はようやく、一瞬だけ止まった。


「スイッチ!」

「サミダレ行きますッ!ウリャハァーーッ!!」


目にも止まらぬ速度でドラゴンゾンビの懐を貫く、弾丸のごとき一撃を皮切りに、幾重にも刃が振るわれる。サミダレのスキルによる連続攻撃だ。早い。早い。牙を折り、目を潰し、尾を切り落とした。

サミダレの攻撃が終わる。


「スイッチ!」

「サミダレ、よくやった。後は任せて」


二振りの巨大な剣はそれぞれ、ドラゴンゾンビの頭を砕き、胸を貫いた。

見事、ドラゴンゾンビBは崩れ去った。


…………。

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