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Episode 4
仕事が終わり、会社を出る。
「未来!」
「っ⋯!?ユウ、どうしたの?」
「会いたくなったから、迎えに来た⋯迷惑だったか?」
「っ⋯!全然、迷惑なんかじゃない⋯」
「良かった⋯」
2人並んで歩く。
繋がれた手は温かいのに、こころなしか冷たい空気が流れる。
「でも、突然会いたくなったって⋯何かあった?」
「⋯未来、居酒屋なんて行くんだな」
「居酒屋?普段は行かないけど⋯」
「昨日は行っただろ?」
「えっ⋯?⋯行った、けど⋯」
「⋯俺も行ってたんだよ」
「そうだったの?声、掛けてくれて良かったのに⋯」
「声掛けられる雰囲気じゃなかったから」
「⋯?」
「男と、仲良さそうに話してただろ?」
「⋯橘さんは、同僚だよ」
「同僚、か⋯それにしては親密な雰囲気だったけど⋯」
「⋯確かに、仲は良いけど⋯」
「同僚なんかと、仲良くする必要ないだろ⋯」
「それは⋯」
「仕事で話すのは仕方ないけど、終わってからまで話さなくていい」
「っ⋯気を付ける⋯」
ユウの普段と違う雰囲気に、思わずそう返事をした。
まさか、この会話がキッカケで、あんな事になるとは知らず⋯




