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登場人物紹介


◎ジュリア・ローゼン・ブラスター(17)

 ・本作の主人公、ブラスター侯爵令嬢。先天的に闇と光、後天的に火・風・水・土の魔力を習得している。本人の目標は冒険者になる事だが、念願の婚約破棄後、実家の事情とストーカーによって後宮の薔薇妃という意に沿わない状況に陥っている。外面が悪すぎて友達が少ない。対外的には火属性ということにしている。プラス、指にはめた『風の魔力』を秘めた魔石により、風魔法も使えると周りに認識されている。


◎エドワード・ローゼンタール(22)

 ・ローゼンタール王国国王。20歳の若さで即位。身分を隠して出席した社交界でジュリアに一目ぼれ。以来、ストーカー行為を繰り返し、当初は婚約者がいることでストーカー行為までに留まっていたが、ジュリアが婚約破棄をしたことを知ると、ジュリアを後宮入りさせた。ジュリアが後宮入りしてからはジュリア以外眼中にないが、ジュリアが後宮入りする以前に1人だけ関係をもった側室がいる。本来は水と風の2属性もちだが、実は2000年ほど前の伝説の国王、エドモンド・ローゼンタールの生まれ変わり。エドモンドとして覚醒した際、彼の元々の属性であった『光の魔力』にも目覚め、現在は3属性持ちである。ジュリアから変態1号と呼ばれている。


◎ジュダル(年齢不詳)

 ・エドモンドと共に2000年ほど前の伝説の大賢者。後宮に分陰されていた(というか、自ら封印した)が、ジュリアによってその封印が解かれる。『闇の魔力』をもつ者として唯一王宮に仕えた人物でもある。その力はエドモンドと共に他国を恐怖のどん底に陥れることが出来るほど、絶大だった。称号付き側室の間に魔法陣を施し、後宮を守るため、妖精たちを縛り付けたのもジュダルである。しかし、自分の子供を孕ませることが出来る女性と会うために自らを後宮に封印したほどの変人。ジュリアから変態2号と呼ばれている。


《後宮の側室達》

◎アイリス・ボークラーク(17)

 ・後宮の側室にして、牡丹妃の称号を持つ。ボークラーク公爵令嬢。後宮入りする前は優等生の顔を演じていたが、後宮に入るやいなや、その野心をむき出しにし、ジュリアが入宮するまでの後宮を牛耳っていた。ジュリアが入宮するまでは正妃も薔薇妃も空位だったので、正妃に1番近しい側室として扱われていた。人形のような顔立ちで、自分の野心のためなら人を殺すことを何とも思わない程の冷酷さをもつ。風と土の2属性を持つ。


◎クリスティアナ・リンスター(16)

 ・後宮の側室にして、蘭妃の称号を持つ。リンスター公爵令嬢。剣の達人。後宮の側室達とは気が合わず、常に一匹狼でいる。ジュリアのことも当初は他の側室達と変わらないか、むしろもっと悪い女だと思っていたが、ジュリアと剣を交えることによってその認識を変えた。ジュリアと毎朝鍛練することによって、魔力を探知する力を身に着け、フレイムの監視に気づいた。属性は火。


◎セシリア・ローゼン・オルデンブルク(16)

 ・後宮の側室にして、百合妃の称号を持つ。オルデンブルク伯爵令嬢。可憐な少女という見た目とは裏腹に、その性格は破天荒。自分の探究心を満たすためなら、多少の破壊活動も気にしない。同じ称号付きの側室、カリーナとは学生時代からの仲良し。属性は土。


◎カリーナ・ポワティエ(16)

 ・後宮の側室にして、藤妃の称号を持つ。ポワティエ侯爵令嬢。ジュリアに負けず劣らず派手な見た目だが、性格は冷静沈着。国王の御子を孕んだシャーロットに対して、彼女を庇護するような発言をしており、目下その効力はかなり効いていると言える。ジュリアの事を試すような発言もしており、その目的は謎。ジュリア以外で唯一称号付きの間の魔法陣を途中までではあるが発動させた人物。属性は水。


◎シャーロット・ラングレーズ(16)

 ・後宮の側室の1人。ラングレーズ男爵令嬢。ジュリアが入宮する前はその小動物のような可愛らしさでエドワードのお気に入りだった(ペット要員として)。1度だけエドワードから手を付けられ、その時に子供を宿す。どんな嫌がらせを受けてもへこたれない、ポジティブ天然少女。いわゆる、ザ!ヒロイン系女子。属性は水。


《女官》

 ◎マリア・ボルドレー 44歳

 ・後宮の女官を取り仕切る女官長。ボルドレー子爵婦人。堅物お局的な存在で、次々に問題を起こすジュリアに頭を痛めている。ただ、真に資格を持つジュリアに対して、あまり強く出ることはない。


 ◎カエラ・アドニス(25)

 ・薔薇妃付き筆頭女官 赤毛 茶色い瞳 しっかりとした頼りがいのあるお姉さん気質。火


 ◎パメラ・べドモンド(24)

 ・強めのパーマがかかったヘーゼルナッツ色の髪が結い上げられたお団子の髪から一筋流れ出ている1番小柄な薔薇妃付き女官 土


 ◎ユーリ・ミラージュ(25)

 ・薄紫色の髪に、細めのアメジスト色の瞳の落ち着いた雰囲気の薔薇妃付き女官 水


 ◎ルカ・アゼルプラート(19)

 ・黒みがかった深い緑の髪と瞳をした、猫目の少しきつい印象のある薔薇妃付き女官。 風


 ◎ミランダ・カーラス(19)

 ・アッシュ色の髪に温かみのあるオレンジ色の瞳をした物腰の静かな優しい印象の薔薇妃付き女官。火


 《その他》

 ◎エリザベス・ローゼン・ラージラス(17)

 ・エドワードの妹(旧姓:エリザベス・ローゼンタール)。ジュリアの親友で、数少ないジュリアの本性を知る人物。狙った獲物は逃がさない、エドワードに似た見た目と性格(本人は断固否定しているが)で、グレンに惚れてからはあらゆる手段を用いて彼を射止めた(その際、ジュリアも喜んで手助けをしている)。属性は風と水。


 ◎グレン・ローゼン・ラージラス(25)

 ・ラージラス公爵家次期当主。端正な顔立ちに知的で、更に武術の達人である彼は貴族の女性たちのあこがれの的だった。しかし、エリザベスに惚れられてからは彼にアプローチをする女性はいなくなり、まんまとエリザベスと結婚することになる。本人はエリザベスの事をか弱い女性と思い込んでおり、溺愛している。属性は土。


 ◎シノブ(年齢不詳)

 ・ジュリアがエリザベスの結婚式のため後宮を出ている間中ジュリアの事を付け狙っていた暗殺者。幻の『倭の國』のシノビと呼ばれる武装集団の頭領の息子。武術的な意味ではかなりの使い手だが、気配を消すことを苦手とし、またその口の軽さからシノビになれず、自暴自棄になっている間にいつの間にかローゼンタール王国にきたらしい。今は主をジュリアに変えている。グレン以外の男性で今のところかなりましな性格。属性は謎。


 ◎大巫女/赤子(年齢不詳/1)

 ・モリオール教の総本山、ヴァンデンブルグ大聖堂の光の大巫女。『光の魔力』を持つ故、教会の庇護下にあり、民に癒しを施しているとされている。ジュリア達が大聖堂を訪れた際、何者かの陰謀により大巫女がジュリア達を洗脳しようとして失敗。その魔法が跳ね返り、呪いを受けることに。その後ジュリアによって救いの手が差し伸べられたが、それも何者かの手によって阻まれ、彼女自身は命を落とす。だがその魂はジュリアによって保護され、ジュリアが行った人体錬成によって新しい命として生まれ変わる。その際すったもんだがあり、性別は男に、属性は闇へと変わってしまった。エリザベス夫婦に引き取られる。


 ◎ライル・ハミルトン(17)

 ・ローゼンタール王国の当代勇者。『光の魔力』をもつ。ジュリアの元婚約者。家柄は伯爵家。直情型で思慮に欠け、沸点が低く、よく暴走する。剣の腕はすこぶるよいが、頭残念な脳筋野郎でジュリアに最初は惚れていたものの、相手にされないとなると、エドワードの従姉妹に当たるライラと浮気し、それを棚に上げながらジュリアを断罪しようとした。結果、勇者としての支持率は堕ち、爵位は次男が継ぐことになった。そろそろ魔王討伐の遠征にいくらしい。

文章をまとめる、ということが苦手なため、少しわかりづらくなっているかもしれません。

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