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砂糖工場はもう出来ている

 台湾から遠山丸と赤連丸、青連丸が帰ってきた。

 サトウキビと綿花と、トウガラシもちょっと乗せて。


 吉岡秀高(ヒデタカ)と交代で帰ってくる予定だった池田直正(ナオマサ)は、開拓をもう少し見届けたいとして帰還を延期させて欲しいとの伝言を預けていた。


 相川エリアは鉱物関係の街になってきている。

 建設中のミニ高炉(中炉)もこのエリアに作っている。

 澄み酒工場が中村藤六(トーロク)の家のご近所一帯だったので、酒蔵もそっちに作っていた。

 味噌蔵も醤油蔵も麹蔵も、その辺の関係は全部そっちの方だ。

 油は元々、両の津の加茂の方で作っていたので、そっちの方だ。

 薬草園は羽茂の方の山の中に作ることにした。


 砂糖工場は和菓子とか創るだろうから、寺とかの近くがいいだろうと吉井の方に準備しておいたので、早速搾りからレッツ*製糖*だ!


 綿花は藍原蔵人(クロード)邸の近くで栽培していたが、糸繰りはあちこちでやっていた。

 これからは機織り工場もいるし、帆布も布団も作らなきゃいけないし、そうだなあ…

 新保の方にでも作ろうかな。


 トウガラシはこちらでも出来ている。

 明太子作りのために乾燥させて蝦夷にも送っている。

 スパイス関係は和泉豊季(トヨスエ)のところに集約しよう。


 これから台湾へは、新しく出来てきた二艘の風神タイプが行き来する。

 早速、一艘目の方が新しい入植者と道具やら資材やら生活必需品やらを積み込んで台湾に向かっている。

 遠山丸と赤連丸、青連丸はドック入りだ。


 大岡丸と黃連丸、緑連丸は春に北前船事業を再開した。

 蝦夷に行って戻ってきて、博多に向けて出航したところだ。


 黄門丸と助さん丸、格さん丸は引き続き、イザと言うときに部隊を送り込むために佐渡の周りを巡回している。


 麒麟丸と玄武丸、青龍丸、朱雀丸、白虎丸は第一巡目の北前船航海から帰ってきた。

 来年は二巡目を周る。


 佐渡の収入源は今でも銀が一番だけど、そこまで銀に依存はしなくなっている。

 酒も味噌も醤油も組屋さん、神屋さん、川舟屋さん、薩摩屋さんが高値で我先にと買って行ってくれるし(仕込んだ時点で樽をおさえられている)、陶磁器も好調だ。

 酒田のまちづくりも川の整備も、まだ持ち出しの方が多いが、いずれ利益を生み始めるだろう。

 何より、麒麟丸は一巡して帰ってきたら、積み荷は満載のまま(中身は入れ替わっているが)だが、銭を大量に回収してきた。


 銭は使えるものはそのまま使うが、欠けたりひしゃげたりしているもの(いわゆるびた銭)は鋳潰して永楽通宝に鋳造し直す。

 金銀を回収したら、佐渡金貨(丸に本の字)佐渡銀貨(丸に十六目結)に鋳造する。

 今、佐渡から出される銀は全部佐渡銀貨(丸に十六目結)だ。

 金は、この頃は交換比率が低いので、もったいないからほとんど出していない。

 逆に安いので買い漁っている。

 こちらから金を出す場合は佐渡金貨(丸に本)で、市場の金より10倍の価値として出している。

(それでも今の金の価値からしたら安い)


 金鉱脈は見つかってきてはいるが、坑道はあまり掘っていない。

 掘ってもどうせ水が湧き出てきて汲み出したりしないといけないし、今はどちらかと言うとポンプを作ったり、鉱石を運び出すケーブルを作ったりしている。


 それと、相川の裏の山は穴を掘らずに頂上から山ごと削り崩しはじめている。

 木材はいくらでもいるし、崩した山の鉱石は何かしら抽出するし、土砂もいくらでも使い道がある。

 大佐渡山地も小佐渡山地も削って崩して、いずれ広大な台地にしてやるつもりだ。

(自然破壊? ナニソレ? オイシイの?)

お茶の種が採れるようになったので、遅ればせながら揚北の各領主に配布した。


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