人物紹介
私 ジュディ・カーシュ 本編最初17歳
本編中一度も名前を呼ばれない主人公。
異世界転生し、貴族のご令嬢になったものの底辺の草魔法使いのため、不遇。後妻とその娘に家乗っ取られぎみ。父は空気と言う中、たくましく育つ。実は近隣でもなかった魔女の家に入り浸り、教育され頑張れば短時間は貴族のご令嬢をできるが、疲れるからしない。
植物及び、草魔法に関しては気になったからやってみた、までのフットワークが異常に軽い。
草魔法についての資質は特級。前世知識も合わせた独自進化を遂げており、前代未聞と魔女界も注目している。ただし、本人の性格もあり、次は何をやらかすの?(笑)程度の認識で収まっている。
植物を扱う会社の社長ではあるが、社長として存在するだけの幻なので、実務ゼロ。有能な配下が手配してくれている。社長に任せると何を売られるかわからないという危機感によるものだが、それは本人は知らない。定期的にお小遣いがもらえてラッキーとしか思っていないあたり、会社の社長という自覚もなさそうである。
今は世界各地を漫遊旅行中。
魔女 スカーレット 300歳 端数は忘れた。
やばい弟子をてにしてしまった魔女。住処は師匠から引き継いだ。
すべての資質を持っているが、すべて初級程度しか使えず微妙に劣等感を引きずっている。魔法の組み合わせについては相当の実力者であるが、そこを褒められると嫌な顔をする。工夫するしかなかったんだよ、というのは本人談である。
いつもは黒いローブ、とんがり帽子にキセル所持のガラの悪い感じだが、一応真面目にするとそこそこまともそうな魔女に見える。
昔に草魔法使いと親交があり、その後の消息を知り、弟子が同じ目にあわぬよう気をつけている。
怖そうだけど、怖くない魔女として近隣では有名。
父 ラッセル・カーシュ 40歳
娘と魔女に泣き虫認定されている。ただ、本人、泣きたくて泣いてるのではなく、勝手に水があふれてくる認識である。特定の資質が強いとその属性のブツがあふれてくることはよくある。だから実は涙があふれていてもかなりの怒っているという場合もある。
色々あって屈折しているけど、娘は大事。大事だからこそ、側に置かず、色々処理が終わるまで関わらなかった。
娘には結婚しなくていいよ、ずっと家にいていいよ? という方面でダメ親。
領主としては意外と評価されているが、押しの弱さがなぁと領民の皆様にも言われている。
ドライアド ロビン ええと200歳くらいかしらぁ
本体は森の奥に生えている。自意識をもって動くようになったのはここ50年ほど。
本体に戻るときは一瞬。出かけるときは歩いていかねばならない。地味にめんどくさいらしい。
長いお出かけもできるが、年に一度は本体に戻らないといけない。ただし、栄養剤の影響で急成長しなんかしばらく戻らなくてもいいかもと言っている。
無性。でも口調はおねぇ。
主人公の親友の地位は譲らんと他のドライアドとマウント合戦をすることもしばしば。そして、呆れられている。
旅行に同行しているが、役に立つかどうかは不明である。
後妻 メリンダ 38歳
本家乗っ取りのために送り込まれた刺客。
火の資質が強く、男であれば分家を継ぐこともできたと事あるごとに嘆かれる。結婚後も娘も資質はあるが、娘なので、男を産めなかったと責められる。離縁し、実家に戻るが、そこでも身の置き場もなかった。
再婚したあとも実家の指示はきていたが、上手くやる気はなく意図的に失敗を繰り返す。最終的に修道院に行き、そこから出てくることはなかった。
義妹 ヴィオラ 16歳
義姉のものを全部横取りすれば幸せになれると思ったが、予定外に上手くいかない。婚約は解消されるし、家は呪われて、自分も花粉症に。呪われてると言われ、縁談どころか知人友人もいなくなる。
最終的に家を出て、魔法使いとして生計をたてることに。性に合ったのか、意外と順調である。
ドライアドの脳内CV子安さんなのです。なんででしょうか……。