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駄菓子会  作者: 夏葉
スキー合宿・冬休み編

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十五話

ぷーちが麺をすすり、飲み込んでから言った。

「あっ、そういえば、最近気になっている人がいるんよね」

お茶を飲んでいたいーこは吹き出し、私は、危うくカップをひっくり返しかけた。いーこが体を乗り出して、

「で、その人って誰なの!?」

「えっと、まずね、この冬休みの冬期講習から本格的に塾に通い始めたんだけど、そこで、別の学校なんだけど、めちゃくちゃ優しいイケメン見つけて、もうキュンキュンキュンキュンキュンなわけで、昼と夜しか寝れないぐらい気になってるの」

ぷーちが頬を赤らめながら言うと、いーこが

「今日塾あるの?」

と聞きぷーちがこくりとうなずいた。

「よし、何時から始まるの?」

ぷーちがスマホのカレンダーアプリを見て

「えっと今日は…18時スタートだ」

いーこはさらに質問を続ける

「いつもその子って何時くらいに来るの?」

ぷーちは眉間にしわを寄せながら真剣に思い出そうとしている横で、いーこは短い鉛筆と小さなメモ帳をどこからか取り出して

「いつも授業開始15分前くらいにいてると思う」

いーこは書き終えるとすぐさま次の質問に移り

「塾ってどこ?」

「ほら、あの駅から南側に行くあそこ」

「OK、じゃあぷーち、塾行くタイミングでついていくわ、どんな人か見たいし。」

いーこはキラキラした目でぷーちをみて、ぷーちはいーこと握手した。どうやら交渉は成功したようだ。

そんなこんなで、ぷーちの恋バナをしていると、ぷーちといーこは塾へといったので冬休み最後の駄菓子会は幕を閉じたのであった。

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