海は楽しく泳ぎましょう! ただしはしゃぐと足つる
久々の海面で泳ぐリュウカは、ジリジリと照りつける太陽の日差しを見上げた。
夏の日差しって感じで暑いな、これでも汗が出ているなんて不思議だよな。
体質の問題ではなく暑さは感じるが体が火照るほどでは無い。
理由はよく分からないが…何故だろうっとそう思いながらも、砂浜に向かってゆっくりと歩いていくリュウカ。
波打ち際は多少貝殻が、潮の満ち干きで姿を現したり砂で隠れたりを繰り返す。
海面はブルーハワイの様な透き通って、海底がよく見える。
海らしいな、これだよな…海にしかない潮風と潮の匂い。
さてと、砂浜といえば…パラソルだな。
リュウカはイメージを膨らませて作成スキルで、イメージしてパラソルを作り砂浜に棒を突き刺して傘を開く。
これで日差しが遮ることが出来るのと、監視役が出来るな…っと。
…双眼鏡は作れないのがちと残念だな。
双眼鏡は、ある意味ライフセーバーの役割で決して女子の、胸を見るためではない。
波打ち際でリリナはまだ伸びきってる。
リュウカは波打ち際まで歩きリリナの手を引っ張りパラソルの下までズルズル引っ張り日陰となる位置にリリナを置く。
いつまで何してるんだが…少し重いな。
あくまでも女子の筋力なのである。
手をパンパンと鳴らしながらリュウカは言う。
「リリナ、そんな所でいたら背中妬けちゃうわよ?」
「……うん」
リュウカはよくよく見ると、リリナの背中には紐らしきものがないことに気づき訊ねる。
「てか、リリナ…水着の上どーした?」
リリナは、砂浜に顔をうずくめたまま答える。
「流された」
「え? 流されたって…」
「…なんも答えたくない女神です」
「胸がないからか」
「余計なこと言うなぁ!!」
海水浴場にあるあるな話、それは…女性ならよくあるかもしれない紐があるビキニ。
それがはしゃぎすぎて、紐が解けてしまい
それに気づいたのは、陸に上がる手前である。
その時の、男性陣の破壊力は…強い光を浴びた如く、見えるその胸を手で、隠してるが指の隙間からちゃんと見ている。
女神が海から君臨なされた感が半端ないのである。
つまり今のリリナは…乳首丸見えの胸うんうん。
胸がないおかげで違和感に気づかないなるほど。
そしてリュウカは迫真並に内心で叫ぶ。
こんな場面でで、貧乳が上手い隠しを!!
解せない!! 解せないよ世界!!
俺は何を間違ったんだ!?
成長過程? 違う!!
そもそも、女神リリナの可哀想な貧―――。
――――ゴンッ――――
そんな音が響き、リリナの後ろ足がリュウカの顎に直撃して、空中を僅かに飛び砂浜に転落する。
「貧乳、貧乳言うなバカ―――!!貴重価値あるんだよこれでもっ!!」
リリナ様はお怒りでした、毎回思うのはなぜ
リュウカの内心を、読んでるのか不思議である。
「くっ! そんなんだから何時になっても成長出来ないんだぞ…カカロット」
「誰がカカロットよ!? それにリュウカも貧乳でしょうが―――!!」
「女神の授けが貧乳って誰が喜ぶのよ…」
「大盛りは私の敵、それが並盛でも許せない。だから、感謝しなさいよ」
「牛丼みたいなこと言わないでよ、感謝より解せない理不尽」
さてそんな会話から、リュウカは結果的に女神ビキニの上を探す流れになりました。
だが何故だろうか、リリナ異様にニヤけてるんだが…。
ラグナロクとレイナは白く弾ける、海の水飛沫で楽しくはしゃいで眩しい。
あの輪に自分が入りたいとか何度おもっ――
左足が激痛が走り、上手く泳げなくなった
リュウカはバシャバシャとするが、ラグナロクとレイナは気づく気配がない。
それもそのはず、それなりの深さなので沖合に近い場所である。
防波堤は、が近くにあるが…届かない。
それに加えて…何故か砂浜が遠くかんじる。
こ、これはかなりやばいぞ…!
足つったし…上手く泳げない…。
そこに気付いたらリリナ、胸はちゃんと水着の上があった。
はぁ!? あるのかよ―――!!
あのリリナの笑みはきっとこうである「わざと行ってみたんだけど、面白いからいっか」の顔に違いない
そんなことよりもだ、やばいよやばいよ
もう無理海綿に沈む――――。
リュウカ爆撃を喰らった如く、海面へと沈み始めた。
見上げた海面は、緩い日差しが差し込み
ギラギラと輝いていた、手を伸ばすがどうやら―――海面には届かずどんどん沈んでいくのが分かる。
あぁ、まさかねリスタートフラグ ?
いや、異世界で二度死んで最強フラグとか前あったよな… ?
―――――――
「あ、アイス食べたい―――!!」
次目覚めた時は、どっかの洞窟の波打ち際に俺は寝そべっていた。
今の一言がどれだけ、恥ずかしい物なのか痛感してしまった。
周りを見渡すと、ゴツゴツした岩肌と背後にはどっかに通じる洞窟が開いた口のようにそこにあった。
いきなりファンタジーだけどさ、ここ天井もあって波で切り抜かれた洞窟の洞窟か。
すると、波打ち際にもう一人漂流していた。
紛れもなく猫耳をしている子である。
リュウカは駆け寄り揺すって呼び起こす。
「レイナ! 起きろ!」
「う…ん…?」
目を擦りながら、ゆっくりと体を起こすレイナは、ポケーっとしながらリュウカを見ながらこう言った。
「目覚めに、貴方を見るなんて…飛んだハプニングですわ…」
「ハプニングね、これから始まるのはもっとハプニング。それで、レイナはなんでここに ?」
「確か、私は…「リュウカが溺れてる」っと慌てながらリリナ様が言っていらしたので…ラグナロク様と私は救いに向かった矢先に―――巨大な生物に襲われましたら、ここに」
事情はそれとなく理解した、リリナを狙う謎の生物は最初の二番目の話に出てた。
今回はその謎がわかりそうだね。
リュウカは、レイナに手をさし伸ばして言う
「行こ、今の私達なら…洞窟ぐらい大丈夫」
レイナはリュウカの手を握り、リュウカは引っ張ってレイナは立ち上がり、リュウカの顔を見て言う。
「仕方ないですわね、付き合ってあげましょうかね」
2人は手を繋ぎながら、洞窟へと足を運んだ。
プチ解説
足をつって助けを求めたリュウカ、リリナは水着でしたがプロットは強い光で胸が見えないシーンでした。
溺れてしまいそのまま洞窟へですが、よくあるあるパターンですね…。
因みに海はかなり綺麗で、空の光だけで海が見えちゃうほどです




