海水浴場と言えばビーチバレーだけど時にそれは次元が違う
レイナは急成長に失敗したが、リュウカはある事を思った
レイナは《《元々令嬢》》で、もしかしたらその口調を言えば―――行けるはず。
あくまでの可能性であった
やってみなければ分からない話で、リュウカはレイナにこう言った。
「レイナ、令嬢の口調で言って見て」
「う、うん…分かった」
レイナは軽くコホンと咳払いしてこう言った
「私は更なる力を求めますわ―――」
その発言後、レイナは体から強い光を放つ。
砂浜の煙が舞い上がり、一瞬の出来事にしたらとんでもない威力である。
どんな秘めた力がレイナにあるんだ…?
そう疑問を抱くリュウカ、砂煙から人影のシルエット。砂煙が徐々に晴れ始めて、レイナの真の姿がリュウカ立ちに現れた―――。
「いや、急成長し過ぎだろうが―――!!」
ヨボヨボのばーさんの姿が、レイナの急成長であった。
「な、なんでばーちゃん? 俺も一回はそーなったけど…」
「りゅうなさん、りゅうなさん、わしの飯はまだかいな?」
「りゅうなじゃねぇよ! リュウカだよ!!」
「フルー〇ェ? あぁ…ケ〇タッキーのね…」
「連想がわけわかんねぇよ!! どっから繋がるのケ〇タッキーが!?」
くそっ!! こんなBBAじゃないだろレイナ!!
意味わかんねぇ、絡み炸裂するこのままでは、既に前回まで意味わかんない会話とツッコミしか書いてねぇよ!!
サブタイトルをよく見ろ、夢と希望があるビーチバレーの話のはずだ!!
リュウカがそう思いながら、レイナを眺めてると―――再び砂煙が舞う。
そして、ようやく待望の姿になるレイナ。
「ふぅ…私とした事が…老婆になるなんて、無粋の極まりでしたわ」
やはり六年後姿のレイナ、ただ何故だろうか…胸がやや膨らみがある、いや、ちゃんとした形がある。
スク水レベル高ぇなぁオイ、とか思いながらも反面羨ましいと、その乳が。
リュウカの胸は気持ち程度ふっくらである。
なんなんですかねこの差は? 神は女神は平等な胸を与えないのか…? っと思ってると、海からザバッ! っと音を立ててリリナが海面から顔を出す。
「スタバってました、って―――」
だが、三人は気づかないのである
なぜならレイナの破滅的な可愛さと、肌の白さである。
なんでそんなに透き通った白い肌かと、ラグナロクとリュウカはレイナの肌をまじまじ見る。
「ちょ…ちょっと…」
「いい肌ですな」
「だよね、羨ましい…」
「な、何やらピンチですわ…逃げますわよ!」
「あ、逃げたわ」
「逃がすわけに行かない!!」
リュウカとラグナロクはレイナを白い砂浜で追いかけ回す、当然海にいるリリナの存在は、全く気づかなかった。
「うー…誰も私を見ない…ガクッ…」
リリナは海面から上げていた顔をゆっくりと沈めて言った。
リュウカは海の遠くを見た、防波堤とグラサンをした金髪頭をした人と青色の髪の毛の少女が隣り合わせで海を眺めていた。
人かどうかは、判断できなかったが…多分人形だろうっと思う。
作成スキルで、ビーチバレー用のスイカのビニールボールを作り、リュウカはふぅっ! と息を吹き込みふくらませた。
「作成スキルって素材なくても作れるんだな。ただ…何だこの脱力感」
作成スキルは、素材がない場合…イメージした物を具現化させる為、脳内のエネルギーは半端なく消費する。
動けなくなるわけじゃないので無問題。
そして、三人はビーチバレーを始める。
「行くわよ〜それっ!」
リュウカはビーチバレーボールを空に投げて軽く打ち、ラグナロクへと飛んだ。
ラグナロクはレシーブをしてボールを上げる
そして―――レイナへと飛んだボールは、何やら凄い強いアタックで、リュウカの足場である砂浜に滑落してめり込みながらキュルキュルと回転している。
「へ? な、何が起きたの…?」
レイナはニヤリと笑みをしながらこう口を開いて言う。
「…私、ボールを見るとスパイク放ちたくなりますのよ」
それを聞いた、ラグナロクは楽しそうな口調で言う。
「あら、奇遇ね…。なんなら私が相手しようかしら?」
二人の眼差しは交差して、閃光をバチバチと放つ。
な、なんか嫌な予感がするわ…。
こうして始まった、ビーチバレーの激しい撃ち合いとレシーブの繰り返し。
もはや次元が超えていて、魔法などを使いながら攻防を繰り返すラグナロクとレイナ。
「やりますわね!」
「ふふっ、見た目以上じゃないの子猫ちゃん」
「か、からかうのはやめてくださいまし!」
そしてボールは、海面に向かって飛んでいき
大きな水柱を上げた―――。
―――――――――
少しばかり太陽の日差しが強くなる。
海へと走り出すラグナロクとレイナ―――。
そんな後ろ姿を、少しばかり嬉しそうな眼差しで眺めてる歩いていると、ムギュっと何かを踏んだ。
足元を見ると、砂浜の波打ち際で伸びているリリナの姿がめに止まる。
リュウカは踏んでいる足を、砂浜にゆっくり降ろして口を開く。
「何してんのお前…?」
「ずーっとスタバってました…」
「なんでまた波打ち際なんだよ? 漂流物と間違えられるぞ」
「楽しみで寝れなくてはしゃいでたんだよ」
リリナの回想的にはこうである。
ゲームをカチカチ遊びまくり夜更かしは確定で、すっかり海の事を忘れていて爆睡。
という想定で、昨晩から海に浮き輪を使い浮かんで寝ていたらしいが、謎のあの巨大生物に食べられて何とかだしゅつして海面に浮上したけど、誰気づかないので再び潜って待機してたら、とんでもないビーチボールが頭に的中して、水柱と共に飛ばされて流されて今に至る―――。
「回想がえらく長ぇんだけど。てか、半分リリナが悪いよ?」
「こんなことがあるなら最初から、みんなと行けばよかった…くっ!」
「くっじゃねぇよ! リリナは最初から間違ってる、それに気づけ自堕落女神!!」
こうして、パーティーメンバーが四人になりました。次回から女神――。
「主役とんなよ!! 何新しい連載始めようとしてんだよ!!」
「細かいツッコミ、流石にウザがられるわよ?」
「好きでやってないよ、むしろ…リリナほぼお前のせいこれ」
「へ? 私は貧乳の女神よ。 貴方も立派な貧乳でしょ? 入信しなさい」
「自称だし、それに私はリリナよりは少しあ―――」
「うるさい!!」
リリナから平手打ちを貰い、スクリューしながら海面に落ちるリュウカだった。
プチ解説
ビーチバレーは激しさを増す一方で、リリナを発見するシーンですが…じつはプロットの時、水着上を無くすって言う話を書いてたんです
ですが、やはり規格外なのでボツになりました。
リリナは、何故海に先回りしていたのかは書いてますが、女神世界にもゲームが人気でして、その一つのオンラインが「獣ロリ成長日記」とか言うやつ。
獣耳ロリを育てていくシュミレーション混じりのゲームでして、発売開始で累計五千本売れたメガヒット作品です




