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第48話 これは言って良いよね?

本日もよろしくお願いいたします。









目についた売店に辿り着きメニューを確認する。

フライドポテトやホットドッグ等の軽食もあるようだが、まだ昼には少し早いし斉藤さんと相談もしていないので、とりあえず飲み物だけで良いだろうと言うことで、飲み物だけを買うことにした。

しかし。


斉藤さんの好きな飲み物ってなんだろうか。

思い返しても記憶に無かった。

学校でお昼の時は緑茶を飲んだりしていたが緑茶が好きなんだろうか。

ま、嫌いではないだろう。

今度斉藤さんに訪ねてみよう。大事な友達だからな。是非とも知りたい。


メニューとにらめっこしながらも、俺は自分の中で結論付けると注文をした。


「すいません、アイスコーヒーと、ええと……」


「おう、アイスコーヒーだな。あ、ちなみに愛奈ちゃんはミルクティーが好きだぜ」


「あ、そうなんだ。じゃ、ミルクt……は?」


お、おいこの声と喋り……。

マジかよ。


「何間抜けな顔してんだ宗?」


「き、筋肉ダルマっ!?」


目の前には筋肉隆々の大男。

金髪の天使こと斉藤愛奈さんのお父様であらせられる、斉藤俊夫その人であった。

メニューばかり見ていて店員を見ていなかったわ。


「誰が筋肉ダルマだごらぁっ!? コーヒーぶっかけるぞこの野郎!!」


そう憤るとコーヒーサーバーごと振りかぶった。

それは最早液体じゃない。物体だ。

俺は降参と両手をすぐさま上げた。


「と、俊夫さん何でこんなとこに居るんだよ?」


「そりゃ愛奈ちゃんが心配だからに決まってるだろ。昨日アイちゃんと愛奈ちゃんの話を盗み聞きしてたら水族館に行くとか言ってるじゃねえか。てめぇ含め変な輩にたぶらかされないように着いてきたって訳よ」


サーバーを戻しながら、さも当然と頷く筋肉。

しかも盗み聞きとか……。

後で嫁と娘にしこたま怒られればいい。

俺がチクってやるわ。


それに俺は斉藤さんをたぶらかしたりなんかしない。

天使にはいつも誠実にをモットーに生きる男だぞ。


ここでふと疑問が生じた。


「店はどうしたんだよ?」


「愛する妻に任せてきた!」


「アイシャさんよく了承したな!?」


自信満々に再び俊夫さんは頷いた。

昼のかきいれ時にもかかわらず本当に大丈夫なのだろうか。

俺が内心心配していると俊夫さんが突然不気味な笑い声をあげ始めた。


「しかし宗よ、ずいぶんと愛奈ちゃんと仲良さそうじゃねえか……」


ふふふ、と不気味に俺を見つめる俊夫さん。

俺と天使のデートをやっぱり見ていやがったか。

口では笑っているが目は全然笑っていない。

強面筋肉スキンヘッドだからめっちゃ怖い。


「な、なんのことか分からねえな?」


思わず目線を逸らしてしまう。

とりあえず誤魔化しておこうか。

別に疚しいことなんて無いけど。

……ほんとに無いよ?


「ま、そんな事は良いんだ」


お?

思いの外あっさりしてるな。

愛娘とデートしていたんだから、てっきりグチグチと何か言われると思ったんだが。

俺が疑問に思っていると、懐からデジカメを取り出した。


「ふはははっ。なにせここに愛奈ちゃんの天使な姿が残っているからな!!!」


声高らかに笑い、実に快哉とした表情で写真を俺に見せてくる俊夫さん。

見てみな、と突きつけられたデジカメを受け取り、見てみるとそこには笑顔の斉藤さんが。

デジカメのページを送るも全部斉藤さん。

どの写真も目線はカメラを向いていないし少し遠かったりして、もろ盗撮している事が分かるものだった。

しかも綺麗に俺が写っていない所に悪意を感じてしまう。


「おまわりさーんっ!!!」


「だあぁっ、変な事言うなや!!」


俊夫さんは叫ぶとデジカメを俺から取り上げた。


「あー」


思わず名残惜しくて手を伸ばしてしまう。

意外に俊夫さんの腕が良く、盗撮写真はちゃんと撮れていた。

写真で見る斉藤さんも実に天使でスペシャル可愛い。

……一枚くらい貰えないだろうか。

そう言えば未だに斉藤さんの写真をゲット出来ていない。

それにどうせならツーショットがとっても欲しいであります。


「んん~? なんだ宗? この写真がどうかしたのか?」


ニヤニヤと実に憎たらしい顔で俺を見下ろす俊夫さん。

ヒラヒラとデジカメを俺に見せびらかすように振る。

最高にイラつく。


ぐ、この筋肉ダルマめ……。

筋肉ダルマに天使の写真を欲しがっていた事を気取られてしまった。

悔しいっ。


「いやぁ、ほんと愛奈ちゃん可愛いなぁ」


チラチラと俺に視線を投げ掛けながらデジカメを見ている。

この笑顔殴りたい。


……ん?

と言うかさっきの写真の中に、水族館前でそわそわする斉藤さんが写っていたんだが、あのアングルって何処から……。


「ああっ!? あん時の受け付けのおっさんって俊夫さんかよ!?」


「あ? 今さら気付いたのか?」


思い返すとあの手と声はまんま俊夫さんだわ。

何で気付かなかったのか……。


「くそ、悔しいからどうやってここに潜りこんでいるのか聞いてやんねぇ」


「なっ、そこは聞けよ!」


聞いて欲しかったのか驚きの表情を見せる筋肉。

なんかこの人娘の為ならなんでもやらかしそうだし、いろんな所にコネなんかも持ってそうだから、これくらい出来そうって感じなんだよな。

少し意趣返し出来た気分。


「っと、それより飲み物くれよ。斉藤さん待たせてるんだ」


「つまんねぇヤツだな……。でも愛奈ちゃんを待たせる訳にはいかね…………おい、宗あれ見ろ」


飲み物を準備しようとする俊夫さんが突如止まった。

声色も変わると顎をしゃくり、俺の視線を促す。


「ん? なんだよ……って、またか」


俊夫さんに促されるように顔を向けると、俺が待たせていた席で斉藤さんが朝に引き続き、二人組の男に声をかけられていた。


本当にあの子は絡まれるのな。

まあ、あの天使具合では無理もないがなっ。

超絶天使斉藤さん。

可愛くて強そうだ。


「さすが俺の娘だ。天使可愛い過ぎてちょっかい出されちまうようだ」


「天使可愛い激しく同感だ」


俊夫さんはエプロンを脱ぐと放り投げた。

そして颯爽と売店から出てくる。


「行くぜ宗。俺達の天使にちょっかいかけた事後悔させてやる」


「オーケー」


エンジェルユニオンの二人は肩を並べると揃って拳を鳴らす。

横の俊夫さんは非常に凶悪な笑みを浮かべている。

俺も多分似たようなもん。

天使に汚い手で触ろうとする悪鬼には鉄槌を。


さあ、チンピラどもよ後悔の時間だ。




その時売店に並んでいた青年は、「筋肉ハゲのおっさんとイケメンが突然振り返ったと思ったら、揃って恐ろしい笑顔を浮かべて近付いて来るもんだから恐怖で動けなかった」と涙ながらに友人に語っていたと言う。



――――――――――――――――――――――――――




「ねぇ、君一人?」


わたしが一人座っていると声をかけられた。

先程のイルカショーの一件で、宗君に恥ずかしい姿を見られてしまい、すっかり意気消沈してしまっていた時だ。


宗君に見られた物のは別に適当な下着だった訳でもないし、どちらかと言えばお気に入りの物でちょっと意識して着て来たものだったから良いと言えば良いのだけれど。

見せるのと見られてしまうのでは気持ち的には雲泥の差だった。


……って!

み、見せたいとかそんな話ではなくてっ!!

そんなこと恥ずかしくて出来っこないしっ!!

いや、出来たとしても見せられないよっ!!!


はしたないとか、そんなこと思われたらどうしよう……。


「あれ? 聞こえてる?」


あ、話かけられてたんだった。

宗君の見られてしまった事で頭いっぱいだったよ。

見上げるとわたしの目の前には男性が二人。

二人の茶髪の青年がわたしに声をかけて来ていた。

少しチャラい見た目ではあるが、今朝やモールなんかよりずいぶんましな感じ。


「あ、す、すいません。あの、なにか?」


また、ナンパかなんかだろうか。

怖いから他所でやってほしい。

ほんとに。切実に。


「君一人? 良かったら一緒に遊ばない?」


ほらぁ……。

なんでわたしにばかり声をかけるんですか?

そんなにちょろく見えているんでしょうか。


「あ、いえ、一緒に来てる人がいるので……」


「あ、そうなの? なんか落ち込んでいるように見えてさ」


「そうそう! それなら俺たちと遊ばないかなってさ!」


わたしが断りを入れても尚も続ける。

なんでこういう人って話を聞いてくれないのだろうか。なんか理屈も良くわからないし。

宗君とはホントに違います。


しかし、落ち込んでいるように見えたのか……。

確かに落ち込んでいたが、どちらかと言えば恥ずかしさの方が勝っている感じだけど。


「あ、その、えっと……」


上手く断る方法が思い付かない。

なんと言ったら諦めてくれるのでしょうか。

誰か教えてください。


「なに? 友達と喧嘩しちゃったとか?」


「あ、そうなの? なになに? 相談乗っちゃうよ?」


うぅ、なんかぐいぐいくるなぁ。

今までよりかは怖い感じでは無いけど、嫌なことに変わりはないよ……。


「いや、そんなんじゃない、です。け、喧嘩もしてないです」


「そっか。あ、それならご飯だけでも一緒にどうかな? 奢るし!」


「お、それいいね!」


全然良くないです! 宗君と食べるんだから!

ホントなんで話を聞いてくれないのだろう。

一緒の人が居るって言ってるじゃない。

なんだか少しムカムカしてきちゃったよ……。


「だから一緒に来てる人が……」


「ねえ、一緒に来てる人も女の子なの? それならその子も一緒にどうかな?」


「お、それいいね!」


だ、か、らぁ……。


話を聞かないだけでなく、謎の作り話まで加えてくる始末。

お昼だって宗君との大切な時間なのに。楽しみにしてたのに。

恐怖を通り越して、段々と怒りに変わってきました。


「ねえ……」


宗君とのデートを邪魔されてたまりますか!


「一緒に来てるのは、か、彼氏です!!! 凄く仲良いですから!」


もう限界です。

思わず叫んでしまいました。

全部わたしの夢で嘘っぱちですけれど。

宗君ごめんね、このくらいの嘘は許してほしいです。


でも、宗君が彼氏だなんて口にしたらちょっと、いや、大分胸が高鳴りました。

こんな状況ですけどドキドキします。

いいなあ、宗君の彼女……。


「あ、あぁそっか……」


「お、おぉ、マジかぁ。残念だわー」


わたしの声に驚いた様子の二人組は少し引きぎみだ。


「は、はぃ……」


冷静になると大声でいったい何を叫んでいたんだ、と恥ずかしくなってきました。

とんでもなく恥ずかしいです。

多分顔真っ赤です。

癖のように俯きます。

穴があったら入りたいです。


「あー、声かけて悪かったね、その、彼氏と仲良くね。……ほら行くぞ」


「お、おわっ、か、彼氏と喧嘩でもしたら遊ぼうぜ!」


なんだか気まずそうに立ち去る青年と、その青年に引っ張って行かれるもう一人。


「はぁ……」


彼らが居なくなって、一息吐くとようやく肩の力が抜けました。

宗君が居なくてもなんとかなりました。

方法がちょっとあれでしたが。


ところで宗君はまだかな?




「ど、どどどどういう事だてめぇえっ!?」


わたしが脱力しているとある声が耳に届いた。


凄く、ものすごーく聞き覚えのある声です。

普段ならば安心出来る頼りがいのある声ですが、今は最早嫌な予感しかしません。


急いで声の方角を見る。

するとそこには目を疑う光景が繰り広げられていた。


「お、俺だって聞きたいくらいだよ!!」


「宗君っ、パパっ!?」


いったいどういう事だろうか。

何が起こっているのか。

わたしの視線の先には胸ぐらを掴まれ宙へ体が浮かぶ宗君と、その実行犯であるパパの姿。


一瞬でわたしの頭は混乱の極みです。

何故パパはここにいるのでしょう?

何故宗君は宙に浮いているのでしょう!?

ワケがわかりません。


とりあえずするべき事は一つ。

宗君を助けないと!


「パパ何やってるの!?」


わたしは二人に駆け寄りながらパパを問い詰める。

近くまで行くと二人がわたしに気付いた。

パパは近くわたしに驚くと、宗君を掴んでいた手を離し、そしてイタズラがバレた子供のような表情で視線をさ迷わせている。


「ま、愛奈ちゃん!?」


「けほっ、けほ……なんつう馬鹿力だよ」


「沢良木君! 大丈夫!?」


パパから解放された宗君が咳き込んでいます。

わたしは宗君に駆け寄ると背をさすりました。


「ありがとう斉藤さん。大丈夫だよ」


背中をさするわたしに苦笑いを浮かべる宗君。

怪我等無さそうな様子にひとまず安心しました。

宗君にこんな事をするなんてパパはいったい何を考えているのでしょうか!

パパのせいで宗君に嫌われたらどう責任をとってくれるんですか!?


「なんでこんな酷い事するのパパ!?」


「そ、それはだな……宗のヤツが……って、そ、それよりさっきのは本当なのか愛奈ちゃんっ!?」


ばつの悪そうな表情をするも、一変してわたしに問い詰めて来ました。


「何のこと?」


「宗が彼氏だって言うヤツだよっ!! 本当なのかい!?」


「へ?」


宗君が彼氏?

それって……。


思い当たる事は先程のナンパの断りの文句をおいて他ならない。

わたしは一瞬で顔が熱くなるのを自覚した。


なんでパパがそれを聞いて……。

と言うことは、もしかして。

もしかして。

もしかして……。


「……聞いてた?」


わたしは宗君へ問いかける。


「あー、うん」


照れたような表情を浮かべて頬を掻く宗君。

わたしの頭は真っ白で顔は真っ赤です。


「あっ、あれは、そのっ! 断る理由でっ、その本当って訳ではなくてっ!、だ、だからっ、そのっ! ごめんなさいっ!」


「いや、大丈夫だよ。見ていたらそんなとこだろうって分かるから」


宗君はそう言いますが、よりによって宗君に聞かれてしまうとは……。

勝手なこと言って本当にごめんなさい。

恥ずかし過ぎて死にたいです。


「ぁぅ……」


「あはは……」


「はぁ……そうか、別に付き合ってる訳じゃないのか」


わたしが恥ずかしがっている横ではパパが安堵のため息を吐いていた。

そんなパパの様子に、そもそも何故パパがここに居るのだとか、宗君への行いとかふつふつと怒りと疑問が思い出されてくる。

宗君への恥ずかしさを誤魔化しているとも言えるけど。


「……なんでパパがここにいるの?」


「うっ、そ、それはだな……愛奈ちゃんがし、心配で見てて……」


「それに、さっきはなんで沢良木君にあんなひどいことしたの?」


「うっ……」


つまり今日のデートを監視していたと言うことだろうか。パパがわたしを心配しての行動だとしても酷いと思う。


わたしは狼狽えるパパに詰め寄る。

すると一歩詰め寄る毎にパパは一歩後退った。


「ご、ごめんよ、愛奈ちゃん」


わたしに謝りながら後退るパパは後ろにある、テーブルにぶつかる。

ぶつかった衝撃でパパは少しバランスを崩すとそのポケットから何かが落ちた。


パパが落としたのはデジカメで、わたし足元まで滑って来た。

わたしは滑って来たそれを手に取る。


「あっ、愛奈ちゃん、それはっ!」


わたしがデジカメを手に取ると何故かパパが慌て始めた。


パパなんでそんなに慌てるの?

それになんでこんなものを持って?

……怪し過ぎる。


わたしはおもむろにデジカメの電源を入れると撮影されたものを見た。


「あぁ……」


「……」


なに、これ……。


デジカメに保存されていた画像は、どこまで見てもわたし一色だった。

水族館を前にはしゃぐわたし。

楽しそうな表情で館内を歩いているわたし。

水槽に張り付いて誰かに笑いかけるわたし。

なんだか恥ずかしそうにはにかむわたし。


今日のデート中と思われる写真の数々。


「……」


無意識にデジカメを持つ手が震える。

見るからに盗撮されている写真に身震いした。

こんなに自分の父親が気持ち悪いと思った事は初めてだ。


そしてわたしの中にもう一つの思いが生まれる。

むしろ、こちらの感情の方が余程重要だと思う。

パパなんて最早どうでもいい。


「……」



なんで……。



なんで、宗君とのツーショットにしてくれなかったのっ!?

もしツーショットがあったらこんなに怒らなかったよ!? 少しなら許してもよかった!

信じられない!!


写っている写真はどれもあからさまに宗君を避けた物だった。

そこはかとなく悪意を感じてしまう。


「……」


先程の宗君への行いや今回のデートを監視していた事も含めた怒りに震えるわたしにパパは青い顔をしている。

隣の宗君もなんだか居心地の悪い顔をしていた。



「……ねえ沢良木君」


「お、おう?」


「……これは言って良いよね?」


「ほ、ほどほどにね……?」


わたしの言葉に苦笑いする宗君。


わたしは大きく息を吸い込む。

そしてありったけの感情をその言葉に乗せた。


「パパ大っ嫌いっ!!!!」




謝っても許してあげないんだからっ!!











お読みいただきありがとうございました。

エンジェルユニオン初登場。


47話に挿絵入れたのでもしよかったら見て下さい。

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