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LETHAL -俺だけが見える勝利の一手-  作者: 龍崎
第四章 プロリーグ開幕編

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第18話 Division F 開幕

Division S開幕節が終了し、会場の熱気はさらに高まっていた。


大型モニターが切り替わる。


Division F。


その文字が映し出された瞬間、観客席から大歓声が上がった。


『きたあああああ!!』『神谷だ!!』『RAVEN’S NEST!!』『Division F待ってた!』


実況席にカメラが向く。


「皆さんお待たせしました!ここからはDivision F開幕戦をお届けします!実況は私、白峰玲司です!」


隣の男性も軽く頭を下げる。


「解説の神谷駿です。よろしくお願いします」


『白峰さんきた!』『神谷さんだ!』『この組み合わせ好き!』


白峰が笑顔でモニターを指差す。


「Division Sも大盛り上がりでしたが、こちらも負けていません!」


神谷も頷く。


「むしろ優勝候補筆頭と呼ばれるチームがいますからね」


会場がさらに沸く。


大型モニターに映し出されたのはRAVEN’S NESTのロゴだった。


『うおおおお!!』


『本命きた!』


『神谷楽しみ!』


白峰が紹介する。


「国内最高峰の名門チームRAVEN’S NEST!そして今シーズンはREVOLT MAJOR王者・神谷蓮選手が加入!」


神谷も続ける。


「選手層は間違いなく国内トップクラスですね。控えに誰が入るかで悩めるチームはそうありません」


そして本日の対戦カードが映し出される。


RAVEN’S NEST


VS


BLACK WOLF


『好カード!』


『狼塚いるぞ!』


『いきなり強豪!』


会場がざわつく。


「BLACK WOLFも毎年上位争いをする強豪です」


白峰が説明する。


「実力主義のチームですね」


神谷も頷いた。


「派手さはありませんが非常に勝負強いチームです。RAVEN’S NESTにとっても簡単な相手ではありません」


そして両チームのオーダー発表へ移る。


RAVEN’S NEST


先鋒 真田誠司


中堅 藤堂玲奈


大将 神谷蓮


控え 九条迅


発表された瞬間、会場がどよめいた。


『九条控え!?』


『層厚すぎるだろ!』


『神谷大将!』


白峰も思わず笑う。


「日本トップクラスの九条選手が控えです!」


神谷も苦笑した。


「正直反則みたいな選手層ですね」


続いてBLACK WOLF。


先鋒 神崎陸斗


中堅 火野豪


大将 狼塚剣牙


控え 雨宮誠司


こちらもエースの狼塚を大将へ配置する王道オーダーだった。


「神谷選手と狼塚選手の対戦が実現する可能性があります!」


白峰が声を上げる。


『見たい!!』『絶対大将まで行け!』『神谷VS狼塚!!』


観客席の期待は最高潮に達していた。


そして先鋒戦の選手がステージへ向かう。


真田誠司。


神崎陸斗。


RAVEN’S NESTのベテラン主力。


BLACK WOLF期待の若手。


両者が対戦席へ座る。


ヘッドセットを装着。


ゲーム画面が映し出される。


白峰が声を張り上げる。


「Division F開幕戦、いよいよスタートです!!」


神谷もモニターを見つめる。


「まずは先鋒戦。ここで流れを掴むのはどちらでしょうか」


会場が静まり返る。


そして――。


3。


2。


1。


FIGHT!!


RAVEN’S NESTのリーグ初戦が幕を開けた。

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