第14話 開幕節終了
LIBERTYの衝撃的なインタビューが終わり、朝倉と村瀬が再び実況席へ戻る。
「いやぁ、とんでもない開幕節でしたね!」
朝倉が興奮気味に言う。
村瀬も苦笑しながら頷いた。
「優勝候補がしっかり勝つ一方で、LIBERTYが40-0を叩き出しましたからね。正直予想外でした」
『LIBERTYやばい』
『如月の発言強すぎる』
『今年面白いぞ』
『開幕節から神』
会場のモニターにDivision S順位表が映し出される。
Division S順位表(開幕節終了時)
1位 LIBERTY
1勝0敗
勝点40
2位 PHOENIX
1勝0敗
勝点30
3位 VALOR EDGE
1勝0敗
勝点30
4位 CRIMSON
0勝1敗
勝点10
5位 NOVA eSports
0勝1敗
勝点10
6位 ORBIT
0勝1敗
勝点0
会場がざわつく。
「やはり注目は首位LIBERTYですね」
朝倉が順位表を見上げる。
「40ポイント獲得は最高のスタートです」
村瀬も同意する。
「ただPHOENIXもVALOR EDGEも内容は非常に良かったです。順位だけで実力差は判断できません」
『まだ1節だしな』
『PHOENIX怖い』
『皇いるしな』
『VALOR EDGEも強かった』
『でもLIBERTY気になる』
モニターには各チームの次節対戦カードも表示される。
PHOENIX VS CRIMSON
NOVA eSports VS ORBIT
VALOR EDGE VS LIBERTY
その瞬間。
会場が大きく沸いた。
『きたああああ!!』
『LIBERTY対VALOR!』
『真壁対如月見たい!』
『PHOENIXとCRIMSONも熱い!』
朝倉も笑う。
「次節も好カードばかりですね!」
「特にVALOR EDGEとLIBERTYは楽しみです」
村瀬が頷く。
「開幕節最大のサプライズだったLIBERTYが本物かどうか、その答えが見える試合になると思います」
順位表が映る。
首位LIBERTY。
追うPHOENIXとVALOR EDGE。
そして巻き返しを狙うNOVA、CRIMSON、ORBIT。
長いリーグ戦の第一歩が終わった。
だが本当の戦いはここからだった。




