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スマホの力で異世界を生き残れ  作者: そして誰もいなくなった
第2章 学園都市ウォーレン
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フラグの折り方知りませんか?

イレーネは最終的に1対1のトーナメント戦と妨害魔法の中での的破壊に残った。


いや、思っていた以上に優秀だったみたい。


アリアは最初は静かに観戦していたが途中から応援した事で、生徒達にいつも以上の実力を発揮させたみたいだった。


サーサさんは「いつもこれ位頑張ってくれればいいのだけれども」と嘆いている



選抜戦のメンバーが決まり、マルコさんがメンバーに選抜用にあつらえたローブを渡して選抜戦が終わりを迎えた


その後、校長室へと向かい少し話をしてアリアとマリーさんを屋敷へと送り届け宿へと帰る


次の日、いつもより遅めに目を覚ます。


各校の対抗戦までまだ時間があり、今日から3日間は護衛の仕事が休みになったのだ。


朝ご飯を食べ、冒険者ギルドへと足を運ぶ。


相変わらず人が少ない、けれど中がバタバタと忙しないぞ?何かあったのかな?


「海斗さん!」


ギルド長が海斗を見つけて近づいてきた。相変わらず痩せこけているみたい、目のクマが追加されてるよ


「丁度良い所に来て下さいました」


何そのデジャヴ感。全力で帰りたいんですけど


がっしりと掴まれた海斗は応接室へと拉致されていく


通された部屋には既に人がいる。騎士の格好の人が4人、ローブを着ている人が4人、固まっており、1人で壁際にもたれかかり腕組みして目を閉じている騎士が1人、腰に剣の男と弓を持っている女性がペアで座っていた


海斗を逃がさない様に捕まえながら、ギルド長が全員に声を掛けた


「皆さん、お集まり頂きありがとうございます。これから依頼の説明をさせていただきます」


待って、聞いてない


「最近になってこの学園都市周辺に現れるはずのない魔物が増えてきています。


今現在、当ギルドには冒険者が多くありません。知っての通り弱い魔物ばかりなので新人や力の少ない冒険者が殆どです。


このままでは対処出来なくなり、生徒達や民間の人まで被害が広がってくる可能性があるのです。


ここにいる貴方達には魔物の調査と討伐をお願いしたくお越し頂きました。」


あぁ、この街に来た時に襲ってきたウルフとかだね。増えて来てるんだ。


「話は分かった、で?報酬と日数はどうなる?」


騎士4人組の中の1人が聞いてきた。


「期日は1週間を予定しております。1日1人、5万出す予定です。倒した魔物や調査内容によっては金額を上げさせて頂きます。」


おぉ、5万は太っ腹だね。どんな結果であれ最低でも5万を保証してくれるなんて


「分かった。じゃあ後は勝手に動いてもいいんだな?」


「はい、一応東西南北で日数と、どの方向を調べるかを教えて頂いてから行動されて下さい。」


騎士の4人組は北を、ローブの4人組は南を指定し、剣と弓の男女が東を、1人でいた騎士が西を指定して出て行った。



残ったのは海斗とギルド長。


「うん、東西南北埋まっちゃいましたね!お呼びではないようで、それでは」


くるりと翻して部屋を出ようとしたところ、がっしりと肩を掴まれた


海斗は逃げられない


諦めてギルド長と椅子に座って話を聞く事にした。


「最初は彼等だけでお願いするつもりでいたんですよ。まあ、ちょっと珍しい魔物を見かけただけで何も起こらないと思うんですけどね」


待って、そんなあからさまなフラグ立てないで


「盗賊を15人も倒せてしまえる海斗さんがいれば百人力です!」


「いや、護衛の仕事があるんですけど」


「そこをなんとか~」


「ええぃ!近い近い!はぁぁ、分かりましたから。でも3日だけですよ」


縋り付いてくるギルド長をなんとか押し返して3日だけ了承する。


海斗は応接室を出てホールへ着くと剣と弓の男女がこちらへ歩いてきた


「なぁ、ちょっといいか?君もあの依頼を受けたんだよな?」


「ええ、何故かギルド長に捕まってしまいそうゆう流れになってしまいました」


「良かったら俺達とパーティを組んでくれないか?」


聞くとこの学園都市で活動している冒険者で2人とも騎士学校出なんだそうだ。


経験が多く、索敵や調査の能力が高いという事で今回話が来たのだ。


しかし、未知の魔物が現れた時どの様なトラブルが起こるかわからない。確実に、そして安全に行動するなら1人以上は欲しい所。


けれども今回集まったメンバーは無理そうだと分かった。最後に入ってきた海斗は一見頼り無さそうだけど、


ギルド長が連れてきたのなら何かしら能力が高いのだろうと思い、他の人より交渉し易そうだから待っていたそうだ


くそぅ、そんなに軽い男じゃないやい!


「護衛の仕事をしているので3日だけしか出来ませんよ?」



「大丈夫だ!3日あれば大体の魔物を把握出来るし、そうすれば2人でも安全に調査出来ると思う」


うーむ、1人の方が楽なんだけどなぁ


男が海斗に耳打ちしてくる


「この仕事はいい稼ぎになりそうなんだ。お金を貯めれたらさ、俺今回の調査が終わった後にアイツにフロポー」


「ちょっと待ったーー!」


間一髪のところで口を押さえる事に成功する


「モガモガ!?」


「なんでフラグ立てようとするかな?」


「ぷはっ!フラグってなんだ!?」


いや、言えないよ。ある定型文を言えば死んでしまうなんて


「まあいいや、俺はレオン。アイツはメアだ。ヨロシクな」


あれ?いつの間にパーティになったんだ?許可してないぞ


「あーーー!やっと見つけたわよ!」



振り返るとサーニャが仁王立ちしてこちらを指差していた。



もう、誰かフラグのへし折り方を教えて欲しいッス・・切実に

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