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スマホの力で異世界を生き残れ  作者: そして誰もいなくなった
第2章 学園都市ウォーレン
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第3魔法科学校、アリアの護衛5

「こ、壊してしまって、ごめんなさい」


マルコさんを見て取り敢えず謝っておこう。


悪い事をした訳では無いんだけど居た堪れなくなったのだ。


「すっ」


「す?」


「「「すみませんでしたー!」」」


生徒達の全員が土下座してきた。大勢の土下座を見せられるとドン引きだよ!


なんとか土下座を止めさせる。なんか女子生徒がビクビクしてるよ、完全に化け物扱いじゃないですか・・


マルコさんが恐る恐る近づいてくる。


「が、海斗さん・・魔法使えないって嘘だったのですか?」


まあ、そうだよね。マルコさんにも魔法使えないって言ってるのにこれはあかんやろ


ってかそれ知ってて何故やらせたよ?


「海斗様も複数の属性持ちだったのですね!素敵です!」


違うんだアリア!そうじゃないんだよ!昨日言った通り俺に適正は無いんだ、全部スマホのアプリなんだよ。


言えない・・もうどうすればいいのか


「海斗さん、ちょっと校長室まで宜しいでしょうか?」


サーサさんがナイスアシストをしてくれた


あれ?目が笑ってませんよ?


何だろう、急にドナドナを思い出したんだけど


マルコさんを実技場に残して海斗達は校長室に#案内__連行__#された。


「さて、海斗さん。先程の件ご説明頂けるんですよね?」


サーサさんの圧がすごい。


「海斗殿、本当に魔法の適正は無いのか?」


ヴィン様が先程の状況を聞かされて信じられないという顔を出している。


「はい、確かに白い魔力が出ていましたので間違えないかと」


「うーむ、こちらの装置でも試してみてもらって良いだろうか?」


校長室に簡易用の測定器を持ってきた。


そこに手をかざして魔力を流す。するとやはり白い光が出てきて全員驚いている。


「うむ、間違いなく白だな。適正無しという事だ。では何故複数の属性を扱えたのかだが?」


こりゃちゃんと話さないと納得してもらえなさそうだよね


「実はですねーーー」


異世界に飛ばされた事やスマホ自体の説明は省き、自分にしかないオリジナルのスキルがある事を説明する。


嘘は言わない、後でボロが出そうだから。言わなくていい事が多いだけなのだ。


「・・ふむ、本人から聞いても、こうして目の前にある武器を見ても不思議なスキルだな。」


机の上にNFAの武器を置いて説明し、SCの説明は昨日の模擬戦の内容をどの様に使ったかを説明した。


ショッピングアプリとCDは黙っている。ショッピングアプリは誰にも見せていないし、CDは時空間系の瞬間装着だと勘違いされているからだ


ヴィン様やサーサさんはNFAの武器を触りながら使えない事を確認してもらい、何とか納得してもらった。


「結局理解出来たのは、海斗殿のスキルは唯一で、それを使いこなす海斗殿が強いという事だな」


いやー、俺が強いと言うか、武器がエゲツないんだけどね。ピーキーだし


「海斗様はどこかに仕えたり名を広げようと思われたりしないのですか?」


「いえ、そうゆうのは性に合わなくて。それに旅をするのが好きなのですよ」


左手に光るブレスレットを触りながら答える


「ま、性格は人それぞれだからな。それに改めて強いと理解できた海斗殿が、アリアの護衛をしてくれるのだから安心さが増したと言うものだ」


ヴィン様が笑いながらそう答えてくれた。


そうして改めてアリアの護衛をお願いされて1日が終わりを迎えた


次の日、朝から実技場へと向かって特別に用意してもらった席に座っている。


マルコさんは審判と総合責任者を務めないといけないとの事で、昨日に引き続きサーサさんが解説として付いてくれていた。


「選抜戦は何をするのですか?」


事前の知識が欲しくてサーサさんに聞いてみた


サーサさんの説明では、各校の対抗戦と同じ競技をするとの事で


・魔法の発動速度と正確性を競うためにランダムに移動する30個の的をいかに早く壊し終えるかを測る競技


・魔法の威力を競うために魔力妨害が効いている中で衝撃を吸収する的をどれだけ壊せるかを競う競技


コレは昨日海斗がしたやつだった


・魔法の柔軟な発想、意外性やオリジナルの魔法を発表する競技会


・1対1で戦うトーナメント戦


の、4つでそれぞれに出場する選手を選抜するそうだ。

ちなみに違う競技に出れるのは2つまでなんだそう


最近の第3魔法科学校は成績が芳しくなく今年も厳しいとサーサさんは悲しげにこちらを見ている


え?いや、出ませんよ?そんな顔されても出ませんよ?魔法の適正がありませんし



気付かないフリをしながら競技が始まりそうなのでそちらに集中する事にした



競技が始まり生徒達が出場したい競技に参加して魔法を繰り出している


「おおー!凄いなぁ」


出場したい気持ちが大きいのか授業で見学していた時よりも派手な魔法を繰り広げている。


やはり選抜候補に選ばれるだけあって全員魔法のレベルが高い。


それでも他の学校の方がレベルが高いんだよね。どれくらい凄いのだろうか?


時間が経つにつれてドンドンふるいにかけられて人数が減らされていく。


最終的に1つの競技に10人まで選ばれるそうだ


残されている人達の中でイレーネを見つけた。中々にエリートだったんだね。


温かい目で見ていたらイレーネに睨まれてしまった。



そろそろ許して欲しいんだけどなぁ

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