~ガーデンイールルーム、拡大計画 ~
やっと、昨日停電から解放されました。電気のある生活って大事ですね笑
~とある立派な会議室~
「オトンヌ殿、ガーデンイールの温室を拡大、整備し、アンジー様がお茶会等に使うのは陛下も喜んで許可下さった」
「そうなんですね!良かった。」
オトンヌは、温室の改修の話をした時にスグに返事を貰えなかったので内心気になっていた。
「ただ、その1部のもちろん厳選した者のみになるが、偶に我々も使って良いか、その、スカイ殿に確認したいのだが」
「えっ???スカイにですか?」
(大公達や王族はスカイの貴重さを理解していた。一時的な事ではなくずーっと一般人にもその姿が認識出来る精霊はとても力の強い精霊だ。その精霊がプラチナガーディアンであるアンジーの傍にほとんど離れる事なく、居る。
それはまぎれもなく、スカイは光の使徒様なのだろうと、、、ただ、オトンヌ達にとっては娘の周りをふよふよ浮かんでいる可愛いくらげという認識だが。)
《此処に居るよ〜。》
突如、スカイが現れた。
「おぉ〜。いらっしゃいましたか、スカイ殿!今の話は?」
《聞いてた〜、オトンヌがガーデンイールルームの話し合いに出かけるって言ってたから、少し様子をみていた〜》
(スカイはまともそうな事を言っているが、ようするに覗き見では?と、オトンヌは少しだけ思ったのであった。)
「どうでしょうか?我々も利用しても宜しいでしょうか?」
《良いわ良いと思うけど、頻繁に利用したらたぶんガーデンイールは枯れるよ〜》
「「???!!!」」
「枯れる?」
「えっ?枯れるの?」
《そ〜、子供達は良いよ〜、かなりの陽の気を発散しているからガーデンイールも大好物で喜んで陽の気を貯め込める。貯め込んだ陽の気をそれぞれの魔力に転換して更に成長出来る、子供達もガーデンイールから溢れる魔力で自分達の魔力が活性化される、ウィンウィンな関係さぁ〜》
「ウィンウィンな関係、、、」
大公が真面目な顔で呟いた。
(いや、そこは聞き流しても良いのでは。オトンヌはツッコミたいが、ツッコめず。)
《でも貴方たち、人間のしかも貴族、大貴族?王族は、欲まみれ、欲の塊〜》
「おっ、おい、スカイ、、、大公様に欲まみれって、のはちょっと言いすぎでは、、、」
オトンヌは内心とても焦った。スカイにこれ以上喋らないで欲しかった。
(不敬罪とされない?俺、大丈夫???)
《ん?欲は別に悪いことじゃないよ?オトンヌ?》
「「えっ??」」
《えっ?? 欲は貴方たち人間の原動力でしょ?》
スカイはまるで何を言ってるの?という感じであたり前の様にそう言った。
「欲が原動力???」
「悪い事ではない?」
《え〜〜人間なのに、自分たちの事知らないの???》
《人間って、面白ね〜。家族を身近な人を幸せにしたい、その為の力が欲しい、それがどんどん大きくなって、街を発展させたい、国を発展させたい、全部原動力は欲でしょ〜???》
《いろんな欲があるでしょ〜、良い欲もあれば、悪い欲もある、人の為に動く事が出来る、人間の最大の特徴でしょ〜》
「そうだ、そう言われたらそうだね。」
「確かに、それも欲になるのか、、、」
《そうだよ〜変なの〜》
《それに大きな人間は、大人って言われる人たちは、子供達みたいに陽の気をいっぱい発散してないよね〜。むしろそんな人は少ないかな?》
《だから、ガーデンイールに与える事は出来なくて、ガーデンイールから貰うばっかり、ウィンウィンな関係にはならないよ〜》
「なるほど、そうだね。」
《そう!だから、大人のお茶会を頻繁にしたらガーデンイールは貯め込む事が出来なくて枯れちゃう。》
《ガーディアン、今はあんじーが世話をしてるけど、その都度にあんじーが魔力補填してたら、あんじーの魔力が枯渇しかねない》
「「それは、だめだ!」」
オトンヌは思わず、(ガタッ!!)椅子から立ち上がった。
「それは、本当に本末転倒だ、そんな事は出来ない。」
「それなら、スカイ殿、どのくらいの頻度なら良いかな?もしくは、間を開ければ良いかな?」
《ん〜、そうだね〜》
スカイは、ふよふよ、クルクルと空中散歩さながら動いていた。
《1回開いたら、1ヶ月から1ヶ月半は開けた方が良いかな〜その間に子ども達のお茶会が開けたらもっと良いね〜。 あとは、あんじーが世話を出来ない日は避けた方が良いかな〜、なかなかガーデンイールも回復出来ないから〜》
「なるほど!解りました、スカイ殿、ありがとうございます。」
大公、その他の重鎮達もみなスカイに頭を下げる。
《良いよ〜》
スカイはそう言うと、消えた。
「戻られたのか、、、」
そして、大公はオトンヌの方をみて
「オトンヌさん、すみませんもう一度陛下とも打ち合わせをして、ガーデンイールルームの改修はこちらで手配しますね。具体的に決まったらご連絡します。
また、改修の際にはあんじー様の意見等も確認させていただきますね。」
「ご丁寧にありがとうございます」
オトンヌも腰を降り、丁寧にお辞儀をした。
(良かった、とりあえずあんじーに良い報告が出来そうだ笑)
オトンヌはホッとし、会議室を後にした。
残った者たちも、急ぎ陛下の元に報告にもどったのであった。
いつも読んで頂いてありがとうございます。感謝(ㅅ´ ˘ `)してます。構想はいろいろあるのですが、暑さと台風にやられてます。夏の間はバテないように頑張りたいと思います。




