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おくちもごもご。

衰弱しきってきたようにみえたちまであったが、最近はトイレに引きこもらず、以前の様に父の和室の縁側だったり、時々ダイニングやリビングきて、お決まりの、


「あのぅ、えさ、くれませんか?」


と言いつつやってくる。

並大抵の生命力じゃない、まさしく野生の力。

危篤がいつ来るか怖い日々だったが、少し安心しながら様子を見ている。


そんなちまであったが、ひとつ可愛らしい特徴がある。(飼い主から見たら全て可愛いのだが)

ちゅーるを持って座り込んでいるちまに匂いを嗅がせたら、口をもごもごしながら寄ってくるのだ。

少し警戒している時には頭を撫でてあげると、飛び込んでくる。


今日もちゅーるを持って縁側のちまの元へ向かった。

寝たままでも食べてはくれるのだが、リハビリの為匂いを嗅がせて少しばかり歩かせている。

口をもごもごさせて近寄って、ちゅーる1本軽くたいらげた。

今日もちまは、生きている。

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