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ちくわ姉さん。
母のベッドの隅で微睡んでいるちまの元へ、先住猫のちくわはしょっちゅうやってくる。
ちまは猫エイズなので餌は別々にあげている。
ちくわは人懐っこい猫なので、人にも猫にも物怖じしない。
ちまにも絶妙な距離感で近寄っていく。
ちまも特に怯える様子はなく、「あ、ちくわ姉さんだ、どうもどうも」といった顔をする。
いつもの如くベッドの隅で寝ていたちまの元へ、ちくわかひょいっと乗って近寄って行った。
ちくわは引っ掻いたりはしないが、稀に感情の爆発のような噛みグセがあるので、しばらく様子を見ると、ごろんと寝転んだ。
ちまも安心しきっており、左右対称に寝転んでいる。
餌を食べる時になかなかドレッサーの下から出てこなかったが、うとうとモードのちまはそのままの体勢で撫でさせてくれた。
頭をよしよしすると目を閉じて「あのぅ、顎も撫でてくれませんか?」と上目遣いをする。
顎を撫でるとリラックスモードMAXだ。
ゴロゴロと喉を鳴らしそのまま寝てしまった。
執筆活動のために部屋に戻ると「ん?いってしまうのですか?」と半開きの目をこちらへ向ける。
また夜に来るからねと撫でてそっと立ち上がると「そうですか、そうですか。」とまた瞳を閉じた。
段差に転げ落ちた時とは比べ物にならないくらい、活発に歩き回っているちまを見て、わたしも元気をもらっている。




