表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
転生武将は戦国の社畜  作者: 赤井嶺


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

881/894

お市様が連れて来た予想外の人物

勝家が利兵衛を通じて、家臣達を動かしていると、市が


「権六様、そろそろ甲六郎達と宗六郎を対面させましょう。宗六郎、あなたの兄君と姉君達を呼びますから、ちゃんと挨拶するのですよ」


「はい!」


孫達を全員集合させようと勝家に伝えると勝家は


「それもそうじゃな。利兵衛、道乃達を連れて来てくれ」


「ははっ」


利兵衛に道乃達と孫3人を連れて来る様、命令し、しばらくして利兵衛が道乃達を連れて来ると


「あらあら、あなたが甲六郎と六花と六江の弟ですね。まだまだ小さいですねえ!お名前は何と言うですか?」


道乃がとてもテンション高く、宗六郎の側に寄って来た。道乃に名前を聞かれると


「柴田宗六郎です」と、宗六郎は元気よく答えた。名前を聞いたら甲六郎達も


「宗六郎!お主の兄の甲六郎じゃ!これから仲良くしようぞ!」


「宗六郎、あなたの姉の六花です」


「同じく姉の六江です。覚えてくださいね」


自己紹介をしながら、宗六郎を可愛がっていた。その様子に市は


「ほほほ。高代がしばらく働いていても、これなら大丈夫そうですね」


高代が出張中でも宗六郎が心細くなく過ごせると安心していた。孫達が喧嘩もせずに仲良くしている様子に勝家は市と同じく安心すると


「市、孫達も全員揃ったのじゃ。勝四郎殿と江も会わせてやろうと思うのじゃが」


勝四郎と江も会わせてやりたいと市に話した。それを聞いた市は


「権六様。それは私も考えておりました。念の為、先に言っておきますが、諸事情である大名家の姫達も共に来ておりますので心の準備をしておいてください」


勝四郎以外の「ある大名家の姫達」を連れて来たと説明し、勝家に心の準備をしておいてくれと、念を押した


市の意味ありげな言葉に勝家は


「六三郎のこれまでの事で、ある程度は慣れておる!安心して、連れて来てくれ!」


フラグ発言をしてしまう。勝家の言葉に市は


「分かりました。それでは連れて来ます」


そう言って、一時的に大広間を出ていく。しばらくして、件の面々を連れて来ると勝家は


「勝四郎殿!元服した事もあり、見事な若武者になったのう!」


最初に勝四郎に気づいて、声をかける。勝四郎も


「越前守様。六三郎殿と共に甲斐国を復興させ、関東にて初陣も経験し、領地も甲斐国以外に上野国五十万石のうち


三十五万石を武田家の領地としました!これも全て、江殿を嫁に迎える為でございます!そして、拙者の事は勝四郎と呼んでくだされ!」


江を嫁に迎える為の条件をクリアした事を勝家に伝える。勝四郎の言葉に勝家は


「六三郎と共に過ごした事が、勝四郎殿、いや勝四郎の血肉になった様じゃな


あ奴の常識外れな行動でも、人の為に役立ったのであれば親として嬉しいかぎりじゃ」


しみじみとそう語っていた。勝家の言葉に勝四郎は


「越前守様から見た六三郎殿は、確かにそう見えているでしょう


ですが甲斐国の民から見た六三郎殿は、甲斐国を暮らしやすくしただけでなく、銭を生み出す土台を作ってくれた神や仏の様な存在です


その六三郎殿の妹である江殿を嫁に迎えるのですから、甲斐国の民達も盛大に祝ってくれるでしょう!」


「甲斐国では六三郎は神様的ポジションだよ」と、六三郎の立場を勝家に話す。それを聞いた勝家は


「あ奴が、、、まあ、甲斐国を復興させた事で、その様に思われておるのであれば


とやかく言うのは野暮と言うものじゃな。改めてじゃが勝四郎!江の事をよろしく頼むぞ?」


「はい!人生をかけて江殿を大事にする事を誓います!」


勝四郎の言葉に満足していた。そして、利兵衛に


「利兵衛。勝四郎を江の部屋に案内してやってくれ。積もる話もあるじゃろうから」


勝四郎を江の部屋に案内する様、命令する。命令を受けた利兵衛の案内により、勝四郎は大広間を出て行った


勝四郎が出て行った大広間では、勝家が会った事の無い面々が居た。勝家はその面々ではなく市に


「市、初めて会う方々の紹介をしてくれぬか?」


紹介を促すと、市は


「それでは紹介しましょう。先ず、子供達を連れて来たのは、徳川様の長女で徳川家家臣の奥平家に嫁いだ亀姫殿です


そして、もう一人の方は毛利安芸守殿の姫の安芸乃姫です」


亀姫と安芸乃をサラッと紹介した。予想外過ぎる人物に勝家は


「待て待て待て待て!市、何故に徳川様の姫君と毛利殿の姫君を連れて来ておるのじゃ!


勝手に連れて来たわけではない事は分かるが、説明してくれ!」


市が念を押したのにも関わらず、案の定驚いていた。そんな勝家に市は説明を開始する


「では、先ず亀姫殿ですが、兄上が徳川様と共に三河国へ寄った際、宗六郎の嫁か許嫁に娘を推挙していたのですが


兄上が、「それならば藤吉郎の嫡男はどうじゃ?」と推挙したので、一度顔合わせをさせてみよう。と決まった次第で連れて来ました」


亀姫の説明を聞いた勝家は


「その様な理由ならば、藤吉郎も呼ばぬといかんな。亀姫殿が播磨国に居る間に何とか藤吉郎に来てもらう様、文を出すか」


秀吉に来てもらう様、考え出した。そんな勝家に市は安芸乃の説明を始める


「次に安芸乃姫ですが、言葉を選ばずに言います。このまま安芸乃を三十郎兄上や甥の誰かに嫁がせたら、まともな食事も取れずに早死にしてしまいます!


なので、花嫁修行の意味も込めて、播磨国に連れて来ました!勿論、勘九郎殿の了承は得ております」


安芸乃の説明を聞いた勝家は


「何やら大変な理由の様じゃな」


何かを察した様で、細かい事を言わなかった。こうして、市が連れて来たのは亀姫と安芸乃と判明した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
歴史チート込みで政治力はそれなりに評価されそうだけど、ある意味で姫らしく生活力が致命的だったからなぁw 今回は花嫁修業がメインになるだろうし、勝家の肝もそこまで冷えないはず…?
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ