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リリーラ王国物語  作者: 麗海亜
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プロローグ

 ーストレス

 誰もが日々生きていく中でストレスがたまることを悩んでいるだろう。そしてストレスがたまりにたまって限界までいったら、人は、物にやつあたりしたり、最悪の場合、全く関係のない人にやつあたりをしてしまう……。

 ここまでは世間でも知られているものだ。

 だが、遠い国の占い師はその考えに反論した。

「そんなことですんでしまうのであれば、まだかわいい方だ。しかし、この先もっともっとストレスを抱える人が増えれば、そんなことは言っていられなくなる。ストレスが人の心に危害を加えていないのであればましな方だ。いずれ、人が人ではなくなってしまうかもしれない」と。

 その占い師は、世界で知らない人はいない、と言われていたほど有名な人だったので、占い師が言った事はすぐに広まったが、年も年だったため、世界中の人々はバカにしていった。

 だが、その占い師が死んでしまってから世界が変わった。もっと正確に言えば、占い師の言っていた事が現実となった……いやそれ以上に世界全体がひどいありさまとなってしまった。

 いつしか、人はストレスをストレスと呼ばず、「汚れ(けがれ)」と呼ぶようになった。汚れと呼ぶようになった理由は簡単だ。"人がストレスをためていっている間に心は少しずつ汚れていっている"という意味を持って汚れと呼ぶようになった。そして心が汚れてしまった人は、誰の手にも負えないくらい、ひどいありさまとなり、自殺してしまう人もいた。

 世界中の人々は、自分の心が汚れてしまわないように、そして自分が自分のままでいることができるように、神に願い事をした。

「どうか、私が死ぬまで人の心を維持できますように……」

ある人はこうも言っていた。

「私は天国に行くことができるのですか?どうか私が人の心を失い心が汚れてしまっても、私を天国にお導きください……」と。

 ほとんどの人がその言葉を神に聞いてもらうために、毎日のように言っていた。何か身の周りで起こるたびに……。

 だがある日、小さな赤髪で赤い目をした少女が皆とは違うことを言った。

「神様、この世界の状況を見ておられますか?見ておられるのでしたら、"汚れ"を払うことができる力をください。この世界で生きる私たちへの慈悲としてくださいませ。お願いします……」と。

 それを聞いていた人々は、そんな物は存在しない、と思いこんでいた。もう、この世界を救うことはできないと、諦めていた。が、もし仮に、仮にそんな力があるのだとすれば……汚れを払うことができる力が欲しい。

 少女が神に祈った後、多くの人々も同じことを祈りだした。

「どうかお願いします。汚れを払うことができる力を私たちに……私たちに汚れを払うことができなくても、汚れを払うことのできる人を私たちに……」と。

 それから数ヶ月後、赤髪で赤い目をした少女はまた現れた。あれから、少し変わっているように見えたが……よく分からなかった。少女は、大きく一息ついた後、大声で、皆に聞こえる声で、意識していなくても聞こえる声で言った。

「私は神から汚れを払う力を授ったものである。これで、全世界は汚れに苦しむことはない!!私が必ずこの世界の汚れを全て払ってみせる!!!!」と。

 皆は自分の耳を疑ったが……事実だった。

 それから人々は何かあるたびに、赤髪で赤い目をした少女と少女の一族を訪ねていった。

 ー「人々の救世主」より



こんにちは。「リリーラ王国物語」を書かせていただいた「麗海亜ルミア」です。この度は、リリーラ王国物語を読んでくださりありがとうございます。これからもリリーラ王国物語を、見守ってくださると幸いです。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 話の導入がよかった。今後に期待。 [気になる点] ひらがなが多い。「だが」が「だか」になっている。 「だが」が多いような気がする。 [一言] 今後、主人公がどのように活躍するのか期待する
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