4-【挨-拶】
4-【挨-拶】
――その日、バイトの正式な契約を結び、少し話をしてから契約書の控えを貰って、帰路に就いた私。
宮ノ平駅で電車を降りた頃には、スマホの時刻は昼前の11時半を示していた。
「…全っ然、実感が湧かへん」
誰かに言うたらあかんのに、契約書の控えはくれるんや…と思ったらバイトの内容は一切書いてなかった。
帰る前に店長さんから聞いたのは、日常生活で【笙磬同音】と口にしても能力は解放されないということ。
そして、戦闘を意識した状態で口にすると悲惨なことになる…ということ。
と言うのも私の能力は、自分を含めた誰か1人を選んで一定時間だけ攻撃威力を高める能力。
日常生活で自分に使えば、触れたものが次々に壊れていくような力が出るみたい。
「でも…日常生活で使ったらあかん、とは言わんかったんよな…」
戦闘を意識した状態…というのもよく分かってない。店長さんは「家にゴキブリが出たらなる」って言ってた。
せっかく新調した家具が壊れたらもったいないし、まだ実戦でも使ったことないのに、こんなところで使える勇気なんてないわ。
…そもそも【笙磬同音】なんて四字熟語があるのも初めて知ったし、これどのシーンで使うねん。
「ただいまー…って、誰かおったら怖いわな…」
気温36度の高温の中で家に着いた私は、すぐにエアコンの冷房を起動する。
契約書を机に置き、カバンはソファに投げ、スーパーで軽く買ったものを冷蔵庫へ入れていく。
「…冷凍うどんが結局1番安くて美味いんやから」
次の出勤は明日の9時。
任務自体は10時開始のようで、1時間は装備の手入れと装着、任務の打ち合わせ、コンディションのチェック等を入念にすると聞いている。
「えー私の初任務…13日の金曜日やん、こわー」
…縁起が悪いこと。
私が週に何日、勤務に入るかはまだ確定していない。
とりあえず今週と来週は平日の午前中だけ入り、自分がどれくらい入れそうかを判断していいと、店長さんはそう言ってくれた。
勤務内容は討伐とか死ぬかもとかって言って、めちゃくちゃブラックなのに、こういうところは真っ白なのようちのバイト。助かるわよねー。
「さ…うどん食べよ」
―――そして、翌日金曜日朝8時40分。
出勤した私は、いつもの1階ミーティングルームで店長さんとお茶を飲みつつ、他のバイターを待っていた。
本日の天気は、台風が日本へ接近している影響で一日中曇り。
風も穏やかで、気温も連日と比べればかなり涼しく、日傘も要らないほどだった。
明日から数日は雨が降る予報となっている。
「…あの、今日シフト入ってる方は…どんな方なんですか?」
「今日はねぇ、宮古ちゃんと松陰くんだね。ここへ来て…宮古ちゃんはちょうど半年、松陰くんは8ヶ月とかかな」
店長さんはコーヒーをすぐに飲み干し、タンブラーにはまた氷だけが残った。
宮古さんと、松陰さん。
私と歳が近いのに、命を掛けて半年以上も戦えてるなんて、率直にすごい。
…下手すりゃ死ぬとか言ってたけど、意外と誰にでも出来る仕事だったり、するのかしら?
んや、本気でそう思う訳やないけども。
「宮古ちゃんは、君の3つ歳下かな。背の小さな剣道部の女の子でね。昨日見せた大きな竹刀は、彼女が扱う武器なんだよ」
宮古という名前は昨日、店長さんが呟いたのを覚えていた。
あの竹刀の持ち主が、小柄な女子高生。
「もう1人の松陰くんは…その、まあちょっと、性格の荒い不良みたいな子なんだけど、実力は確かだ」
「なるほど…不良」
…個性的なもんやね。
そして私の中で、2人とも武器を持って戦う【武器型】の能力だということは判明した。
―――店長さんから与えられた能力が、人によって【武器型】と【能力型】に分けられる条件も昨日聞いた。
そのバイターの身体的能力が高くて、直感でも動けるタイプ寄りなら、専用の武器を持って戦う【武器型】。
逆に、敵味方が行き交って戦う中で、戦況をしっかり把握出来て、都度冷静な判断がこなせる頭脳タイプ寄りなら、武器を持たない【能力型】。
要するにアタッカーかサポーターか…って話らしい。
まあどっちに向いているか、ってだけの話だから…その人に運動力が無いとか、その人の頭が悪いとかっていう判断材料にはならないみたい。
結局武器が無い人も、最低限現場で拾って戦うってことも、よくあるみたいだし。
適材適所はどこでも同じよ。
「そろそろ来ると思うんだけど…お、」
―――その時、出入口のガラス戸が開いた。
「おはようございます店長…、あれ」
「あぁ、おはよう宮古ちゃん。紹介するよ、この子が昨日話した新人バイターの…森崎ちゃんだ」
その扉を開けたのは、紫色のジャージを着た、小柄で華奢な女の子。
小顔で垂れ目の整った顔は、容姿も相まって年齢よりずっと幼い印象。
1つ結びの彼女はジャージの袖をまくり、右手首の赤いヘアゴムも相まって、いかにも活動的だという雰囲気を私へ与えていた。
彼女は店長さんを見た後、背負ったカバンを下ろして背筋を正し、私を見て手を前で組み、丁寧に一礼した。
瞬時に、この子が剣道部であると聞いていたことを思い出し、その立ち振る舞いに納得せざるを得なかった。
「初めまして。立川女子校2年の宮古 藍です。これからよろしくお願いします」
「は、初めまして、森崎美乃里です。…よろしくお願いします」
顔を上げて前髪を軽く直した彼女は静かに微笑んだ。
みやこちゃんって名前かと思てたけど、あいちゃんが本名なんや…可愛らしい名前やね。
私も彼女に合わせてしっかりお辞儀を返した。
歳下なのにしっかりしてるな…と思った私はその時、小さな違和感に気付いた。
彼女は、確かに笑ったのに無表情という、どこか冷たい印象が強かったのだ。
「そうだ宮古ちゃん、今日は君にバイトリーダーをやってもらおうと思う」
宮古さんは、テーブルを回り込んで反対側手前の席――、店長さんの隣へと座っていた。
そう言われた彼女は、何かを諦めたような顔で頷いては口を小さく開いた。
「私、ですか。…分かりました」
【今日のバイトリーダー】という言葉に私は少し戸惑った。
「…ここのバイトリーダーって、その日毎に決めるものなんですか?」
店長さんは、良くぞ聞いてくれたと言わんばかりの誇らしげな顔をした後に、私を見てわざとらしくニヤリと笑った。
「そう、ここでのバイトリーダーという役割は日替わりなんだ!」
「…ちなみに私は、今日で合計7回目です」
宮古ちゃんは半年も勤めてるのに7回目…?
【日替わり】という言葉に深い意味があると私は勘付いた。
「その日出勤の人で…1番強い人、とかですか?」
「うーん…惜しいね。ぶっちゃけ誰がやってくれてもいいんだけど、リーダーという役割はちゃんと果たしてもらわなきゃいけないんだ」
「…強い人がリーダーなら、今日は確定で松陰くんがリーダーです」
松陰さんはものすごく強い…と。
名前もどこか武道をやってそうな感じするし、不良って聞いてるし喧嘩っ早そうだし…会ってもないけど納得出来そう。
「答えとして出すなら、そうだなぁ。その日の出勤で1番判断力がある人…かな?」
「それにしてはいつも雑に決めますよね店長」
「えぇ雑じゃないよ!毎回ちゃんとみんなのバランス見ながら選んで、やってもらってるんだよ!?」
「まぁ気にしませんけど。私は」
宮古ちゃん結っ構…店長に容赦無いんやな。
「ゴホン…それでね森崎ちゃん。リーダーって言うのは簡単に言うほど簡単なものじゃない。それはどの業種、どのバイト、どの会社でも同じことだ」
「はい…バイトメンバーのシフト調整とかをやってるイメージがありますが…?」
「まあ間違いじゃないけど、ここでのシフト調整は僕がやってるな。リーダーはむしろ、もっと責任のある立場だ。もっとも、現場で事故があった際には全てリーダーの責任になるからね」
つまり、最悪誰かが死んだら…それもリーダーの責任。
「…責任重大」
宮古ちゃんは持ってきたペットボトルのりんごジュースを両手で持っては、目を閉じて飲んでいる。
私の角度からは、彼女の後ろにある白い壁が彼女のその長いまつ毛を美しく映し出していた。
ジュースを飲むだけの彼女から場違いな優雅さを演出している。
「任務では皆をまとめ、迅速に、丁寧に、それでいて誰1人怪我をせずに遂行出来るよう…指示するのがリーダーの主な役目なんだ」
「実際はリーダーも含めて皆好き勝手動いてますけどね」
「ちょ宮古ちゃん」
疑っていた訳では無いが、店長さんの昨日の話が本当であることが分かった。
(―――個性を振り回して好き勝手進めていく子達ばっかりだ…)
実際店長さんからすれば、各々好き勝手やって困ってるのも…事実だろうけど、それにしては叱るような空気感では無さそう。
…自分なりに意思を持って動いてくれるのは、店長さんとしても嬉しいんかな。
まあその方が、自分なりに考えて動くから成長もするだろうし、経験も積めるかもだし。
「――しかし!やりがいはあるがデメリットだけじゃない!」
仕切り直した店長さんは、その巨体を前のめりにしながら、小さな目を大きく開いて私を見た。
「リーダーに選ばれたバイターは……その日の給料の総支給額が、1.4倍になるよ!」
…1.4倍?
1.4倍…!?
その日の給料が1万円なら、リーダーという役割であるだけで4000円がプラスで支給される計算になる。
「…え、でかくないですか1.4倍って」
「そうだろう。責任の対価としては妥当なご褒美だが…正直なところ、お金が欲しいという理由だけでリーダーはやってほしくないんだ」
店長さんは私たちに、大切なことを我が子に教えるような優しい言いぶりで、そう伝えた。
「仕事に慣れてきて、進んで立候補してくれるならその時は信じて任せようと思うよ。成長してくれるのは僕としても喜ばしいことだからね」
「店長さん…」
うんうんと頷きながらそう話す店長さんは、改めて理想の上司像だと感じた。
そして、その横で静かにスマホを触りながら話を聞いていた宮古ちゃんが口を開いた。
「…松陰くん来ました」
「来たか。やれやれ…、最初はミーティングだといつも言ってんのにねぇ…」
私にもうっすら聴こえたのは、カンカン…と鳴る金属音――、外階段を誰かが上る音。
「上、行こうか」
2人について行き、ミーティングルームのガラス戸を開けると、聴き慣れた夏の音と湿気を含んだぬるい熱気と風が、これから不良と会う私の緊張感を刺激する。
一瞬見た私のスマホの画面には、またしてもバイトの求人通知と、9時15分の時刻表示。
…これから私、女子高生と不良と3人で化け物退治に行くんか…、大丈夫かな。
階段を上って辿り着いたのは、店長さんからこのバイトについて説明を受けた、あの薄暗い部屋。
「…松陰くん、おはよう」
「おはよぉ松陰くん、調子はどうだい?」
「あぁ」
宮古ちゃんは部屋に入るなり、自分のカバンを隅の方へ置き、自らの武器である竹刀を手に取った。
その部屋の扉が開かれ、最後に入った私がそこで最初に見たのは、彼の…肩で風切って歩く後ろ姿。
刈り上げた金髪の背の高い彼は、宮古ちゃんと同じジャージを着ている。
彼は私に気付くなり、すぐにその鋭い眼光を私に向けた。
「あ?誰だお前」
…うわ、初撃から当たり強い。
「おはようございます…今日からバイトでお世話になります、森崎です。よろしくお願いし」
「お前、本気で人殴ったことあんのか?」
「え」
彼は眉間に皺を寄せ、突拍子も無くぐっと私に近付いては目の前でそう言い放った。
その突き刺すような眼光は、目を逸らすことすら許してくれず、私はその場から動くことは出来なかった。
「ある…わけない、です」
すると彼は、私の目をしっかり睨んだ後に振り返り、部屋の奥へと向かった。
そして、雑に取り出した【生存確認デバイス】を腕に装着しながら、再度口を開く。
「…覚えとけ。【恐怖を見失うな】」
この時の私は、その言葉の意味を理解したつもりでいた。
このバイトは死ぬ危険が常に隣にある仕事。ならば【恐怖】という感情は、その命の危機を逸早く察知し、回避するための本能的な身を守る武器でもあるんだぞ…と。
要するに、怖がることに慣れるな…的なことを彼は言いたかったのかと。
私は、そう解釈した。
「俺は松陰 龍。あっちで俺の邪魔したらぶっ飛ばすからな」
「え…はい、よろしくお願いします…」
彼はジャージのズボンにベルトを通し、しっかりと締める。
立て掛けてあった金属バットを右肩に担ぐと、颯爽と部屋から出ていった。
彼が去った後の部屋には、外から淡々と階段を下りる音が聴こえていた。
「ごめんねぇ森崎ちゃん…悪い子じゃないんだよ彼は」
「いえ…私は大丈夫です」
「松陰くん、もっと愛想良くしてくれれば…、戦闘でも息合わせやすいんですけど」
…実際は討伐ではなく、戦闘。
一方的にこちらが強い側だと認識していた私。
一層不安と緊張が膨れ上がるのを、妙な寒気と共に感じていた。
「じゃあ森崎ちゃんも出発の準備をしようか。その机にあるのが、バイトのユニフォームだよ」
――昨日置いてあった弓と矢は片付けられており、代わりに机の上には、紫色のジャージが綺麗に畳まれて置いてあった。
「うわ…軽いし、肌触り良い」
「あの店長、森崎さん着替えるんで、店長は下で松陰くんと話でもしててください。後は私が説明します」
「ああ、そうだねすまない、下で待ってるよ」
部屋を出た店長さんは、階段を踏む度に部屋を軽く振動させていた。
…あの大男、どんな生活してんねやろ。
「ごめんねありがとう、宮古ちゃん」
「いえ、お構いなく。ロッカーが無いので…今の服は机に置いといてもらって大丈夫ですし、次からの出勤も、そのジャージでいいですよ」
そして着替えが完了した私は、そのジャージの通気性の良さと動きやすさに驚かされた。
下着の上にそのまま着ているだけで、何も着てないどころか、大袈裟に言えば…全身がバネになったかのような感覚すら覚える。
「え、何これすご。なんでこんなに体軽いの」
「…使われてるのが特殊な繊維ってだけじゃないんですよ。…それも、この竹刀を作った店長のハンドメイドなんですから」
宮古ちゃんは自らの手に持った大きな竹刀を大事そうに見つめている。
「作った…?」
…手先が器用とかそういうレベルちゃうやろ。
店長さん何者。
装備したジャージのサイズは上下ともぴったり。
昨晩に身体調査アンケートが届いていた理由を今理解した。
「うお…光っとる。かっこえ…」
ジャージの色は紫がメイン。
宮古ちゃんを見た時には気付かなかったが、上着の袖とズボンの裾には、発光塗料の黄色いラインが入っていて、暗い場所では光る設計になっていた。
「【能力型】の基本的な装備は、ジャージと【生存確認デバイス】だけですね。あとはまあ…個人的に使いたい武器があるなら、店長に言えば持っていけますが…、私たち【武器型】の武器に比べたら死ぬほど弱いです」
「なるほど…無いよりマシってとこね」
「です。【武器型】はこれに加えて特殊なグローブも着けます。武器が手から離れた時、念じれば手元にまっすぐ飛んで戻ってきます」
そう言いながら宮古ちゃんは竹刀を床に置き、両手をパッと開いて、着けたグローブを見せてくれた。
一見すると普通の、どこででも売ってそうな黒色の指抜きグローブ。
触ってみると、手のひら部分だけが滑り止めになっていた。
――こう見ると、装備品はどれも日常生活で着けていても違和感のないものばかり。
この【生存確認デバイス】だって、この時代なら余裕でスマートウォッチに見えるし。
「すご…時間も心拍数も分かるんだ」
装備した【生存確認デバイス】の右側にボタンがついていて、押すとその小さなディスプレイが起動。
現在地を表すマップが現れた。
私がいるこの現在地に小さく白い三角印があり、デバイス見ながら体を回すと、しっかり地図も回転してくれている。
左上には日付時刻、8月13日9時35分の表記。
右上には、BPM:119 という数字が増えたり減ったりを繰り返している。
見た目はシンプルなのに、意外とオシャレってのも出退勤の道中で目立たないし、出勤してから着替えなくていいメリットもあるし、ありがたいや。
「さて」
宮古ちゃんはグローブをしっかりと装備し、床に置いた竹刀を再度手に持つ。
「まだ時間的には余裕ありますが…私たちも下りましょうか…ミーティングまだだし」
「そうだね。店長さんが待ってる」
――部屋を出ようとした時、宮古ちゃんは扉に掛けた手を止めた。
「そういえば、何か…今聞きたいことありますか。あっちじゃ余裕無いし、松陰くんは多分答えてくれないので」
「えっ…あぁ、うーん」
どちらかと言うと私は、歳下の女子高生がここまで気を遣えることに驚いていた。
聞きたいことは山ほどあったが、中でも1番気になっていた疑問を彼女に問いかける。
「化け物…って聞いてるけどどんな姿してるの?」
「…【ウラビト】は、個体によっては爪が長かったり、背が高かったり低かったりと…姿が違ったりします」
「普通の個体は紫と黒が混ざった人の形をした物体。口以外は見えないですが…多分あります。」
「紫と黒の…人型の物体?」
「はい。でも、私が見た中で1番怖かったのは、【バイトの仲間に化ける個体】です」
…え?
「パッと見の姿じゃ瓜二つなのに…顔のパーツがぐちゃぐちゃなんです」
「……え?こわ」
…ちょっとまて、なんやそれ。
めちゃくちゃホラーやん。
私泣き叫んで逃げる自信あるんだけど。
「まあもし仮に、新種が出たとしてもそいつが【ウラビト】である限り、デバイスに赤で反応するので、デバイス見てれば余裕ですよ」
「…よく半年も続けてるね」
「時給が、いいので…」
それから私たちは1階のミーティングルームへと下り、店長さんと松陰さんに合流した。
2人はミーティング用のテーブルに座っており、その卓上にはA4サイズほどのホワイトボードが置いてある。
「おせえよ宮古…何やってた」
「ごめんなさい。業務のことを森崎さんに教えてただけです」
「ごめんなさい、遅くなりました…」
ガンッ
えらそうに腕と足を組んだ松陰さんは、不機嫌さをアピールするように、バットで地面を軽く突いた。
…ごめんて。そんな強く言わんでもいいやん。
私たちが椅子へ座ったのを確認すると、店長さんは笑顔で話を始める。
「――――じゃあ、3人とも揃ったところで、本日の【任務前ミーティング】を始めようか」
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