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電子狐になりまして  作者: きつね耳モフモフ
開始編
67/106

次なる手

獣人さん達のターンみたいなのです。

街外れの空き地に私達用の小さい村が造られました。

鼠捕りにも使われていた小型の空き木箱を利用した

仮初めの出店がそこかしこに軒を並らんでます。


 木箱を積み上げてくれたのは獣人さん達のプレイヤー。

彼らは私達以上に人間NPC達の行動を警戒していて

未だ街の中への進出を躊躇ってる模様です。


 まぁ夜ともなれば彼らも街の中へと侵入は可能らしく、

夜回りさん的な人間NPCのセンサーをどう掻い潜るのか

私達が提供した街中MAPと睨めっこしつつ策を練ってます。


 因みに街中で悪戯してとっ捕まった動物プレーヤーよろしく

頑丈そうな牢的な物に捕らえられてる獣人さん達は成体でした。

グルル。とか言っててお話自体は出来ませんでしたけど。


 チビ系だけで親?奪還クエとか無茶ぶりもいいとこだと思うけど。

彼らの利点は私達という先行部隊が居る事、でしょうかねぇ。

そこら辺は持ちつ持たれつで鳩首会談が行われてるみたいです。


「なぁ、ここはどうなってる? 

「そこの角を曲がったら行き止まりだよ。」

ムシャムシャと焼けたオーク肉やらをがっつきながら賑やかですね。


 街の商店なんかは未だ利用は出来ませんので、

空き木箱なんかは街のゴミ捨て場らしき所からのリサイクル品

だったりしています。お肉は広場中央の焚き火で直火焼き。


 その内大豆とか手に入るようになったらお豆腐とか造れるのでしょうか。

お稲荷さんが実装されるのはまだまだ先みたいです。

胡椒もまだ無いので塩味でしたがオーク肉は豚肉味で間違いないみたい。

開放対象はあくまでも動物プレイヤー達のみだったと言う事で。オークの倒し方は次回以降に書きます。

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