終息と尊敬
いや、お爺ちゃん…嬉しくないんではないんだよ…嬉しい。可愛い自分の子供みたいな子から、頬にキスもらったら、そりゃ、最大限のお礼なんだけども!もっと、大事にしなくちゃ!好きの意味がまだわからないんだ…
何で言えば…
「アムール…その、嬉しいんだけど、その…人前ではあまり良くないかも。ね?ち…チューしなくても、その、素直にありがとうっていう、言葉だけでも、嬉しいし!つ…次からは気を付けようね?」
「そ…そうですよ!き…キスは、ひ…人前でしてはいけません!」
ケンちゃんもやっと正気に戻ったのか、顔を真っ赤にしながら、注意していた…それにしても、ケンちゃん、私が言うのもなんだけど、動揺しずぎ…
まさか、あっち系の経験があまりないのかも…
なんたって、卑屈だからな…かなりの…
それを隠すために、いろいろ拗らせちゃってるし…
「え?そうなの?お爺ちゃんはお礼の挨拶の様なものじゃ…って言ってたよ!でも、2人がダメって言うなら、あまりしないようにするね。」
「「いい子。」」
素直すぎて、いい子発言がケンちゃんと被ってしまった…まぁ、とりあえず、この件は置いておこう…
そっち系の勉強もおいおいしておかなくちゃね…
そうして、アムール頬にキス事件は終息した。後に語られるこの事件は、成長したアムールにとっては、黒歴史で話す度に、アムールが顔を赤くするという事件になった。
その話は随分先だけどね…
話を戻しまして、この2人はまだ、眠り続けています。
そして今、私はケンちゃんから、鑑定の事や、魔法について説明し、事の経緯を説明していた。
話終えると、ケンちゃんから割と凄い眼差しを受けてるんですけど…
その訳を聞いてみると、
人を長時間浮かせることのできる人間は、中々いないと言うことです。あと、鑑定というスキルは、この世界になく、ステータスを調べるのは、大都市のギルドしかできない様だ。なんか、水晶みたいなのを通じて、調べるみたい。
でも、タダで調べることはできず、調べるのにもお金がかかるみたい。そんなこととも知らず、私がアムールに頼んで渡してもらった手紙がこちら…
ケンちゃんへ
今から、盗賊のべドロってやつと、揉め事を起こします。その、ベドロなんだけど、結構殺人に加担してるみたいだから、捕まえてほしいんだけど、今から来られますか?できれば、来て欲しいです。
奴隷にされている2人の女の子が、今から私たちの売り上げを盗むようなので、できるだけ、ダッシュで、助けにきてね!
正義のヒーロー ナギ
完璧にやらかしたようです。




