第19話 「ああっ。」
「・・・船ですか?。」
テーブルの上にはその設計図が広げられていた帆船かな?。
「ああ、君が寝ている間にけっこー出来てる。」
「寝てる間っても半日ほどでしょう?。」
「いや?丸一日は寝ていたよ。」
俺とベネッタはテーブルを挟んで向かい合って座っているが、パイアはなぜか俺の左隣に
寄り添っている。
「そそ。ミントに運ばれて来た時は虫の息・・主の回復魔法なくていまのチェリーボーイなし。」
さりげなくしなだれかかって来るあたりが色っぽい・・・いかん反応しそうだ。
「チェリーボーイ言うな!。」
甘い香りが鼻孔をくすぐる、どこのメーカーのシャンプーってこの世界に有るのかな?。
いや魔族ぽいし、召喚されたわけだし。
「なんなら、その娘使って筆おろしするか?胸も揉んだことだし。」
ベネッタが机の向こうでニヤついている、まさか股間の反応に気がついたか?。
いや机の向こう側だし覗きこんでるわけじゃなし、大丈夫だ気がついてないはず。
「いや、それは不可抗力で・・・って何服脱いでるんですかパイアさん。」
気が付くと肩にしなだれかかってたはずのパイアが既にワンピースを脱いで、
黒いビキニブラとパンティにブーツだけになっている。
「しないのか、マスタの許可は出たぞ?それともマスタのような体型が好みか?。」
その声に前に向き変えると、ベネッタが白いシャツといちごパンツだけになっている。
「違いますから、子供襲う趣味はないですから・・ベネッタさんも服脱がないで。」
いや既にブーツを脱いでるか・・・胸大きいよなぁ~こぼれそうだ、ああもう抗えない変化が股間に起きている。
「なんだ、つまらんな3Pだぞ?。」
「いや、そういうことじゃなくて・・・。」
「ああ、この躰に入るかどうかはわからんが、試してもいいかな?と思ってるが。」
この間に、パイアが後ろにまわり俺のシャツを脱がしてく・・・。
「だから、パイアは俺の服脱がさないで。」
「折角の機会なのにな、まぁ今日はパイアだけにしとくか、みんなで見ててやるから楽しめ?。」
「えっいや見てるって、ちょ・・召喚しないで・・・大ちゃんどこ見てる。」
「股間を膨らまして言う台詞じゃないな、どこって(笑)。」
「あの話戻しましょうよ、船ってことはここは島だったんですか?。」
「うん、おもいっきり島だ。一周 100キロ程かな?ちなみに周囲に岩礁はあれど他の島や大陸は見えない。」
さらっと切り替えてパジャマに着替えたベネッタ、可愛いうさちゃん柄だな。
それに対してパイアは股間触るなぁ~、いやちょっとそれは不味い。
顔をどこに持っていってるん・・・。
「「あっ。」」