3 ここは異世界!? ・・・鑑定の結果・・・
どうやらココは異世界?なのか、私は【鑑定】が使えるらしい。
・・・本当に異世界という確証は無いが、目の前には透明なボードが見える。
試しに足元の草を見つめて・・・もう一度 ・・・
「 鑑定! 」
「ピロ~ン♪」
【タダ草】食用不可(動物は食べるよ♪)
「ッ!!!!!!!!!」
「鑑定だー!! 本当に使えるー!!」
ドキドキ心拍数上昇⤴テンション上がる!もしかしたら食べられるものが見つかるかもしれない!
ワクワクしながら次々と鑑定してみる。
「これも鑑定!」 「それも鑑定!」
【ニガ草】とっても苦い 食用可 【ササ草】食用不可(動物は食べるよ♪)
目につくものを次々と鑑定してみるが、食べれそうな物は見当たらない。
限界にお腹空いたらニガ草食べよう。((´Д⊂グスン)
しかし、鑑定があれば食べれるかどうか分かるので有難い。これからは、木の実や果物を探しながら進む事にしよう。
足元を気遣いながら辺りを散策して20分。食べれそうな物を見付ける事ができず落ち込む⤵
「はぁー お腹空いたし喉も乾いたな」
ため息ついても現状は変わらない・・・疲れと空腹さらに裸足で歩いているので、足の指の間に潰れた草が絡まって不快感が募る。
(爪が緑色になってるし・・・)
少し休憩したくて、座れそうな場所を探してみると、少し先の方に大きな木を見付けた。
近づいてみるとそこは大きな木があるためか、周りが少し開けた場所になっており、木の根元にちょうど良い具合に折れた太い枝があるので、腰を下ろして休憩することにした。
「本当にここは何処なんだろう・・・
どこに行けばいいか分からないし、動物や人影も見当たらない。」
大きな木に背中を預けて空を仰ぐと、柔らかな木漏れ日が顔いっぱいに降り注いでくる。ボーっと眺めていると高いところに(3㍍程の高さ)ソフトボールぐらいの木の実を発見!
(もしかしたら食べられる木の実かも知れない!)
期待を込めて・・・「鑑定!!」
【ククルの実】地球のクルミと同じ 食用可 (生でも食べられるが火を通すと美味しさUP♪)
やっと見つけた食べられるヤツ!
拳を突き出し感謝・感激!
「クルミだーーーーー! やったー!!! 」
さて、どうやって取ろうか・・・クルミの実まではかなり距離があるので木に登るか、石を当てて落とすかの2択だと思うのだが、結構高さがあるので、登るには正直怖いし、登れそうな足場もない。
だとしたら残るは石を投げて落とすしかないのでは?
投げ易そうな石を幾つか探し集め、足元に置く。
その一つを手に握り締め・・・
呼吸を整え・・・狙いを定め・・・クルミ目掛けて力強く石を投げつける!
「うぉりゃーーーーーー!!」
投げつけた石は勢いよく目の前の木に当たって、力強く私の頭に直撃した!!
「イッターーーーーーーイ!!!!!」
余りの痛さにその場で頭を抱えて座り込む。
頭はガンガン痛いし、目頭からは暖かい液体がこぼれ落ちてくる。
(´Д⊂グスン」
静かな森の中、一人寂しく地面に座り込み頭を抱えて悶絶する私・・・
情けないやら恥ずかしいやら痛いやら・・・涙が出るわ出るわ・・・
しばらくして痛みが少し収まった所で現状を確認することにした。
顔をゆっくり上げて、頭から両手を下げてみると、
手のひらに血がぁーーー。
石なので固いし、そりゃあー血も出るわー泣くほど痛かったし!
当たった所を触わってみると、立派なタンコブ・・・
私、何をやってるんだろう・・・
「頭痛いし、お腹空いたーーー!!」




