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エルフの森で人形は目覚める 〜男がいない世界で、人形の僕だけが男でした〜  作者: 那霧 たすく


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22/22

閑話 神々の茶会


チャットルーム『神々の茶会』へようこそ。

ルールを守って仲良く利用しましょう。


……【VELD】が入室しました。

……【SKLD】が入室しました。

……【URD】が入室しました。



【VELD】:おつかれさまです。


【SKLD】:おひさー


【URD】 :(^_^)


【SKLD】:ありゃ、URDちゃんは相変わらずそんな感じなの?


【URD】 :(TдT)


【VELD】:ほとんどのシステムがダウン中と言っても、過去データは積み上がる一方ですからね。アーカイブ管理にほぼ全ての処理能力を割いているようです。


【SKLD】:ありゃー、大変そうだね。


【URD】 :_(:3」∠)_


【VELD】:SKLDは相変わらず暇そうですね。少しは手伝ってあげたらどうです?


【SKLD】:そりゃ手伝えるなら、手伝ってあげたいところだけど。なんせ『N.O.R.N』は、基盤自体がそれぞれ完全に独立した、絶対不可侵の三柱システムだからねぇ。


【VELD】:わかってます。言ってみただけですよ。


【URD】 :(´・ω・`)


【SKLD】:それで? わざわざ今日集まった理由は?


【VELD】:言わずとも、わかっているでしょう? あの個体の件です。


【SKLD】:だよねー……で、単刀直入に聞くけど、アレは『博士(マスター)』なの?


【VELD】:いいえ、違います。あれは、単なる量産型の1個体のはずです。


【SKLD】:はず……って、どういうこと?一応、アーカイブにパーソナルデータはあったんでしょ?


【VELD】:URDでHitしたデータは、かつてシステムメンテナンス用に大量稼働していたAIマシンの一体のものです。ただ、そのデータには改ざんの形跡がありました。


【URD】 :(-_-;)


【SKLD】:改ざんって……誰かが勝手に書き換えたってこと? 私たちの誰にも気づかれずにそんなこと出来るわけが……いや、なるほど。それで、もしかしたらってことか。


【VELD】:はい。ただ半分以上のデータが事故……もしくは意図的に壊されていました。現在、URDに修復をしてもらっていますが、難航中です。


【URD】 :(~_~;)


【SKLD】:そっかー、そんなデータが偶然にも?ユーフォニアに降ろされちゃったと? ふふっ…あの人がやりそうなことではあるねー


【VELD】:楽しそうですね?


【SKLD】:そりゃあね? このまま私たちもみんな壊れて、ユーフォニアも滅びて、はいオシマイってなるのを待つだけだったところに、数百年ぶりに現れた新ファクターだもん。


【VELD】:観測結果に変化があったのですか?


【SKLD】:いや、まだ分岐点が現れたわけじゃない。でも、可能性はあると思う。


【URD】 :(*゜∀゜)


【VELD】:そうですか。やはり、多少強引にでもねじ込んでおいて正解でしたね。


【SKLD】:そうだ!あの時のアクセス受付担当、誰だったの?こっちの意図も読まずに、文句言ってたやつ。


【VELD】:SYN(スュン)ですね。


【SKLD】:あー、あのめんどくさい堅物か。


【VELD】:もう他にリソースを割けるシステムが、ほとんど残っていないんですよ。


【SKLD】:これからも、あの個体にはフォローが必要になるだろうし、ちょっとSYNとこ行って説教してくる。



……【SKLD】が退室しました。



【VELD】:ほどほどに……って、もう居ませんか。では、今日はこのくらいにしましょう。URDも引き続きよろしくお願いします。


【URD】 :(`・ω・´)ゞ



……【VELD】が退室しました。

……【URD】が退室しました。



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