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次の日。
頭が痛い。
というかしんどい。
というのも、昨日の夜ずっと考えてたんだよ。
私。
普段頭を使わないから知恵熱が出たんだろうね。
学校に行ってすぐに雫ちゃんにそのことを話した。
「ねえー。どう思うー?」
「どうって? それこそ麗華ちゃんはこのことに関してどう思うのー?」
げ! 質問返し。
質問してるのはこっちなんだけど!
仕方ない答えよう。
私が夜知恵熱が出るまで考えたことの展開を。
「私は花梨ちゃんが奨学生じゃなくなると得する人はね。2人いると思うの。」
いま、おっていう顔をしたよね。
雫ちゃん。
この、麗華ちゃんにしては珍しく考えたな。みたいな。
「まず、この学園の偉い人。 それは、学費を払ってもらった方が得するのは得する。 次に、奨学生を狙っている他の人。 きっと花梨ちゃんが奨学生じゃなくなったら次の人に誰か回ってくるんじゃない?」
「おお。なるほど! 珍しく麗華ちゃんにしては考えたんだね!」
て、ほら。やっぱり。そう思ってたんだ。
まぁ、事実だからまぁいいんだけど、やっぱりちょっと嫌だ。
見ておれー!
いつか、私が六車家のトップにたち、バリバリ仕事をして見返してやるー!
「けど、まぁ、多分最初のは外れかなー。 わかんないけどね。」
えー。なんでそんな一瞬でわかるのよー。
「花梨ちゃんひとりの学費ぐらいで傾くような学園じゃないしねー。 あと、奨学生の方も可能性低いかなー?」
えー。すごい考えたのに。
「実はね。 この学園の奨学生て、成績に関しては相対評価じゃなくて絶対評価なの。自分が奨学生になりたいと思ったら、誰かを蹴落としても意味なくて、自分の点数を上げることを考えないと。」
ふーん。そうなんだー。
結局まだまだ私には関係ない話だもん。
全然わかんないやー。
ていうか、なんで雫ちゃんはそんなこと知ってるの?




