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こういうときに頼りになるのは子供より大人だよね。

ということで私は今、お父さんに相談しようとしています。


「ねえねえ。お父さん。」

「なんだい?」

「私のクラスの担任の先生がね、テストの点数が1番悪い人をみんなの前で物凄く怒る人なんだけど……」

「みんなの前で怒るの?」

「みんなの前で怒るの」

「どんな風に?」

「すごく大きな声でなんでわからないの? とか、どれだけ勉強しても無駄なら、やめちゃえとか」

「変わった先生だね。」


だよね。

変わっているよね。

でも、そういうことじゃなくて、


「最低点とった人が怒られるって言ったでしょ。」

「うん。」

「でも実は、最低点じゃない人が怒られているかもしれなくて」


怪訝な顔をしている。

そうだよね。

私もいまいちどういう状況かよくわかっていないもん。


「この前、見たんだけど、私の点数のほうが 低いのに、別の人が最低点っだって言って怒られていたの。」

「麗華のほうが本当に点数が 低かったんだよね?」

「怒られていた子に聞いたんだもん」

「ちなみにだれか聞いてもいい?」

「高杉花梨ちゃん」


ううん。ってお父さんが考え込んでいる。


高杉さんって言って、だれかわかるの?

さすが、お父さん。

頼りになるなあ


「今回はたまたまそうだっただけかもしれないから、あと2回同じことがあったらお父さんに教えて」

「はーい」


そうだよね。先生の勘違いかもしれないし、

いや。勘違いでも、あんなふうに怒られたくないんだけど。

あと2回耐えるしかないのか……

いやだなー。


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