表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

16/43

15

短いです。

私達は無事に6年生になった。

どうか、お願いだから、雫ちゃんと同じクラスになれますよに。

どきどきして、クラスが書いてある掲示板を見たら、


2組 秋山雫





六車麗華


あった!

よかったー。これで、修学旅行は安泰だよー。

なんて言ったって、彼女は口が上手いからね。

どうにかして自分の都合のいいように変えてくれるさー。


「御機嫌よう。麗華ちゃん。」

「御機嫌よう。雫ちゃん。」

「クラス替えどうだったー?」

「2組! どっちも同じクラスだよ。」

「やったねー!」


いえーいとハイタッチした。


「修学旅行楽しみだねー。」

「そうだね。そう言えば担任の先生って誰なのー?」


あ、そう言えば誰だろ。気にしてなかった。


「えーと、どれどれ。

げっ! 田中先生じゃん。」


なんですと。田中先生。

うわ。

田中先生はとにかく評判があまり良くない先生なんだ。

気に入った子と気に入らなかった子の扱いの差が酷すぎる。

もし、先生の気に入らないことをすると、授業中でも、みんなの前で吊し上げをされると言う。

まぁ、これも噂だから、本当かどうかわかんないんだけどね。

普通に考えて、私立の小学校でそんなこと出来るわけないよねー。

でも、修学旅行、ちょっとだけ不安だなー。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ