前へ目次 次へ PR 37/98 苦痛の光 私は闇の中で生無き者の声を聞いた。 ――こっちへおいで―― そう言っていた気がする。 私はもともと、闇の中へ向かおうとしていた。 ――こっちへおいで―― 声は次第に強くなったが、私の心は葛藤し始めていた。 ――こっちへ―― そして私は漆黒の翼を求めた。 しかし、漆黒は私を受け入れてくれなかった。 そして、また光の世界へ突き落とされた。 闇よ。漆黒よ。混沌よ。何故私を受け入れてくれない。 そして…今…私は、光の中で苦しみ続けている。