ヤーニャ 登場
「あーあ、ちゃんと、乳首を両方、コリコリと触ったし、
ひねりもギューギュー加えたんんだけどなー、まーた、失敗だ」
いつものように、滑舌よく、ハキハキと大声で怒鳴りながら、
(道よく人が、みんな、ボクを見る。なぜ?)
ボク、マジオは肩を落とし、目を落とし、気分も、
ボットン、ボットン地獄の底まで、落としながら、
トボトボ、のろのろ、へたへた、たよたよと、力なく歩いていた。
すると、「マジオくぅん」、いきなり、背後から、呼びかけられた。
ドキッとして、振り向いた。
でも、だれもいない。
「乳首ひねりが、上手くいかないと、耳までおかしくなるっ!」
これまで以上に、ハキハキと大声で叫んで、
ちょうど落ちていた石を、スニーカーのつま先でけとばした。
スコーン、石は1メートルぐらい先まで、飛んでいった。
そして、黒塗りのベンツのボディに、ガッコンとキズを入れた。
「ひぇぇぇぇ、なんでぇ!」
「ほぇぇぇぇぇ」あちゃ~何と言う不幸!
ボクは、その場にへたへたと座り込んだ。
その時だった。ベンツのドアが、ガチャと開いて、
「われ、なに。さらしてくれんじゃあ、ワシのベンツにぃ」
出てきたのは、スキンヘッドに、マオカラーの黒のスーツ、白のエナメルの靴
(いったい、いつの〇クザだよ、そのかっこう)、
いかつい顔の大男がのっそりと、現れれた。
「ひぇぇぇぇぇぇ、ごっ、ごめなんさい、ごめなんさい、ごめなんさい×5」
と、「ごめなんさい」の嵐。
でも、さすが、〇クザ「ごめん、すんだら、けーさつは、いらんのじゃ!」と
古典的なギャグ?で返された。
その瞬間、「ガツン」、その男の頭に、棒が振り下ろされる。
「痛ってぇ、だれじゃあ?」、男、当然怒る。
ボク、棒の先を見る。
そこには、目はぱっちりと色白、小さな口元が愛らしい
青い長い髪を黄色いリボンで結んだ、多分、十代後半女子。
ピンクのワンピース着用が、宙に浮いている。
「えっ、何?」と驚いていると、その女子が、棒で、〇クザを
「ボッコン、ボッコン、ボッコ、ボッコ×6」と、殴り倒す。
文字どおり、ボコボコにされ、頭から血をダラダラを流した、〇クザ、
「きょうは、このくらいに、しとぃたらぁ」と、またギャグを一発かますと
急いでベンツに乗って逃げてしまった。
改めて、浮いている女の子を見る。目のぱっちりした、魅力的な顔立ちだ。
高校にいたなら、絶対ミス〇〇に選ばれるに違いない。
その上、たわわなメロン大の胸が、パッツン、パッツンと自己主張している
だけど、宙に浮いている。足は、ある。靴も赤いスニーカー。
でも、ゆうれい?
ボクは、きいた。「きみ、だれ?」
「わたし、ヤーニャ、ゆーれい。♪あなたのためにやーってきた♪」
ボク「はっ、何?その歌知らないし、意味フ」
ヤ「あなた、女の子の扱い、すっごい、へた、わたしが、おしえてあげる」
ボク「なぜ、そんなことを」
ヤ「わたし、死ぬ前、ペロシャの大学生。すんごい、すきなひといたの。
名前はペニッヒ。
でも、わたし事故で死んじゃった。それも、キスもしないで!
わたし、Hがしたかったの、すんごく、すんごく、したかったの。
ペニッヒとキスして、ハグして、胸をいっぱいさわってもらって、
性器もいっぱい触ってもらって、そして、結ばれるの♡
それを、まいにち、まいにちずっと、ずっと夢見てたの。
そして、毎日毎日、ペニヒの男性器は、どのくらいの大きさかしら。
ああ、今、このズボンの下に、パンツがあって
(あぁ、パンツは多分、ボクサータイプ♡)、
その下には、大きくなるの前の、かわいい男性器が♡・・・、と
毎日、デートしながら、ずっとチラチラ見ていたの。
そしたら、そしたらよ、映画館の階段で
(その日「ベ〇ビーガール」という、ちょっとHな映画を、初めて見たの)
なんと、ペニヒのズボンの、アソコがふくらんでるじゃない♡
もう、目はくぎづけよぉ。
(いつもかわいい男性器がぁ、ちょっとぉ、おきっくなってるぅ♡)
ペニヒのスボンの前、ばっかり見てたら、階段を踏み外して転落死よぉ!
キスもしてないのに、死んでも死にきれないわぁ」




