聖夜の奇跡 後編
もう大晦日なりかけじゃね?
~紅魔館~
「お姉さま、クリスマスになったらサンタ来るかな?」
いきなり変なことを聞かれるレミリア。
きっと、図書館の本に書いてあったことを言ってるのだろう。
「フランはいい子。だから、サンタ...来るかもね。」
どやぁ。
見た?これがカリスマの対応。まさに大人のレディ。
「やっぱり!なら、サンタさんにお礼言わなきゃ!」
...えっ?
「去年、いっぱいプレゼントもらったから、今日は絶対寝ないもん!」
「ってことがあったのよね。」
「それで俺にサンタになれと...」
主にその対応がカリスマかどうかはどうでもいいとして、フランが起きてるのか...
「俺だとすぐにばれるけど、大丈夫か?」
「そこは問題ないわよ。」
図書館の魔法使い、パチュリーが何やら怪しいものを持っている。
「まさか...その紫色の液体を..」
「飲んで。」
「いや、さすがにそれは「あっ、手が滑ったわ。」!」
明らかにわざとだった。って、全部飲んで..!?
~1分後~
「えっと...誰?」
鏡の自分に向かって発した第一声。
「無理矢理歳を増やす薬よ。まあ、この量だったら30歳位かしら?」
少し老けてる感じがするけど、これ..俺なんだよなぁ。
「ここに衣装を置いておきますので、あちらのお部屋で着替えてください。」
フランは部屋のベッドに座ってじっとしている。
「去年は壊れないぬいぐるみくれたから、今年はお礼するんだ♪」
大きなテディベア。いつもベッドの横に置かれているものだ。しかし、サンタが来る気配はない。
「...もう少しだけ、起きてようかな...」
ガタッ..
ドアが開く。
「!?、サンタなの?」
ドアの隙間から手を出して、スッと親指を立てる。
「待って、サンタさん!」
フランはドアを開ける。しかし、サンタはもうそこにはいなかった。
「結局...言えなかった。」
しゅんとしながら部屋に戻り、窓の外を見る。
~駿side ~
何か別の存在がある。
歳をとったお陰か、姿まで分かるようになった。
「これは...まさか!?」
少しだけだが、蓮君に代わり、紅魔館全体にslow my world をかけ、その存在に会った。
...本当に..いたのか。
駿は外に出て、能力を使った。
「星って..こんなにきれいだったかな?」
いつも以上にキラキラと輝き、目立たない星は一つもない。
そして、流れ星のようなものが飛び交っている。
...あの中にサンタがいたりして...
「なんてね。」
でも...
「ありがとう、サンタさん。」
「まさかすべてフェイクの弾幕を出せるなんてな。」
蓮君は言う。
「ちなみに、星の存在を最大限に大きくしてみた。」
「そんなに能力使って大丈夫か?」
「クリスマスだし、ノリで頑張るよ」
暗い夜、星はいつまでも輝き続ける。
ここは説教の隙間。
そして、そこには紫と僕がいた。
ゆくひめ「...」
紫「いつ投稿するって言ってたかしら?」
ゆくひめ「27日位です。」
紫「今日は何日かしら?」
ゆくひめ「28です。」
紫「はぁ、まったく、せめて連絡くらいしなさいよね。部活あったんでしょ?」
ゆくひめ「はい、以後気を付けます。」




