第十七話 合体ブレード、みんなの想いを一つにする
「は、遥斗!保健室に居ろと言っただろ!」
剣さんが言う。
「もう、覚悟は決めています。
僕がやつに止めを刺します、だから・・・僕がやります!」
僕は剣さんに向かって言う。
「は、遥斗・・・奴はつ・つよい」
声をかけたのは洋介だった。
「洋介、保健室に行ったほうがいい。
怪我が酷いよ」
僕は洋介に向かって言う。
「そ、そうみたいだな。
奴を倒せるのはお前だけなのかもな・・・期待してるぜ」
そう言い洋介はフラフラしながらも保健室へと向かった。
「遥斗、覚悟は出来ているのか?
橋原も水口も荒川もかなり負傷している、チェンジは多分無理だろう。
俺もかなりダメージを受けすぎた。
だから、お前が持っている剣しか無いと思え」
剣さんは僕に向かって言った。
「皆さんの武器を一つにすることは可能なのかな」
僕はそうつぶやく。
「一つにする?それはどういうことだ?」
剣さんが言う。
「なんか武器を合体させるみたいな?そして一つの武器となる。
アニメとかではあるんですけどね」
僕はそう答える。
「そうか、ちょっとこい」
剣さんはそう言い僕を連れて校舎へと入る。
ある部屋に入るとパソコンがおいていた。
剣さんは荒川、水口、橋原、そして佐藤ちゃん、梓馬を連れてくる。
「あの方法をすると言うわけか」
橋原はそう言う。
「あの方法?」
僕は橋原さんに向かって言う。
「これは究極の技みたいなもんだ。
これはほとんど使わない、俺たちの世界でもこのチェンジだけで対応出来るからだ。
だからこれは隠し技と同じだ」
橋原はそう答える。
そして剣さんがパソコンのキーボードをカタカタと押して
「さて、やるかみんな!」
剣さんは言う。
「チェンジ合体!!!」
水口、橋原、荒川、佐藤、梓馬、そして橋本が同士にいった。
その瞬間!
大きな光が包み込み、そして光が収まると
そこには虹色に光る剣が落ちていた。
もしかしてこれが合体した姿。
皆さんの覚悟、伝わりました。
僕は剣を拾い上げる。
?!水口さん、橋原さん、荒川さん、愛ちゃん、梓馬さん!そして橋本剣さん。
みんなの思いが流れてくる、皆さんの思いはひとつなんですね!
だったら僕も一つになります!
行きましょう!
僕は勢いよく校舎を出る。
保健室
遥斗が走っていった、あの虹色の剣、何か作があるんだな。
頼む遥斗、この世界を救えるのはお前だけだ。
祈るぜ、相棒。
目を瞑る洋介
校舎外
遥斗くんがバケモノに向かっていく。
私は遥斗くんに任せっきりになっちゃった。
でも、遥斗くんにしかできない事なんだもんね。
私も祈ります、遥斗くん。
必ず戻ってきて。
そう思う沙織
校舎屋上
遥斗くん、無理ばかりして・・・でも遥斗くんなら必ずケロッとした顔で帰ってくるよね。
私、信じてる。
だから必ず戻ってきてね・・・遥斗。
涙を拭く亜香里
「保健室に戻ろう水原さん」
浦崎さんが水原さんに向かって言う。
「そうですね、生徒会長は新田くんが勝てると思いますか?」
水原は浦崎さんに向かって言う。
「・・・勝てるさ、授業を受けていたときに目を見たときがあるんだが、あの目は優しさがある目だった。
今を精一杯生きている目だ」
浦崎はそう答える。
「そうですね、私、遥斗くんが帰ってきたらお帰りって言います」
水原はそう答える。
「そうだな、言ってやれ・・・彼女なんだろ?
遥斗の」
浦崎はそう言い水原さんを連れて保健室へと向かった。
その頃。
バケモノに近づいた。
後はこの剣で倒すのみ!
みんなの思いが伝わってくるよ、優しい温かい・・・この思いのためにも負けれないんだ!
この一撃に全てを込めるしかない。
「ふん!」
僕は勢いよく飛び上がる。
それは雲を超え地上が見えないくらい。
そしてバケモノめがけて剣を向け突撃する。
「行くぞー!!!うおー!!!!」
僕は空気を切る程の風を貫きバケモノめがけて落ちる。
あれは!
校舎から見つめていた洋介、沙織、亜香里、生徒会長。
それに他のクラスメイトや学生たち。
「いけー!!!新田遥斗ー!!!」
みんなは叫ぶ。
「やれーー!!遥斗ー!!!」
「やっちゃえー!!」
「遥斗くん!私とのハッピーエンド!迎えよう!
いっけー!!!遥斗くんー!!!」
「うおー!!!命を込める!ジャッチメントー!!!フルパワーブレイク・・・スラッシュー!!!!!」
僕は虹色に輝く剣を思いっきり振りバケモノを斬った。
「グギャアー!!!!」
それは一筋のキレイな一刀両断、そして
どかーん!!!
バケモノは大きな爆発を起こし消えた。
「くっ!」
遥斗は建物に隠れてなんとか爆発をしのいた。
「リバース」
僕がそう言うととみんなが元に戻った。
「くっ、やったな遥斗」
剣さんが言う。
「うん!」
僕は頷く。
「あ、あれ!」
水口さんが指差す方には倒れる有川の姿が。
「行くぞ!」
荒川さんの声で有川を拘束した。
「ち、ちくしょう!私が・・・負けるなんて!」
有川は言う。
「馬鹿だな、こんな勇気のある男にお前のような奴が勝てると思うか?」
荒川は言う。
「そうだな、こいつは・・・・いいや遥斗は、期待している、待っている人が居る。
お前はいないだろ?そんなやつは」
橋原はそう有川に向かって言う。
「ちっ、元から勝ち目なんてなかったのか」
有川は降参したようだ。
「あのさ有川さん、罪は認めてくださいね。
そしたらまた生まれ変わる時、きっといい事があります。
素直に生きていきましょう」
僕はそう答え学校の方へと向かった。




