チーターになりました
能力をスキルに変更します。
さてやはりこの世界には、レベルという概念があるようだ。これは俺のスキルが期待できそうだ。
じゃあ早速、
「ステータスオープン」
目の前にウィンドウのようなものが現れる。ウィンドウに手紙のマークが現れた。
「なんだこれ?」
手紙のマークが開かれる。
【やっほーさっきぶり!この手紙には君が取ったスキルよりしょぼいけど使えるスキルを添付してるようまく使ってね。】
読み終わると勝手に手紙の画面が閉じてステータスやスキルが見えるようになった。
Lv53 市川綾人
HP 5300/5300 MP 2600/2600
スキル
『魔素⇨エネルギー自動変換効率UP』 『エネルギー⇨経験値自動変換』
『鑑定』 『偽装』 『索敵』 『隠蔽』 『ワールドマップ』
ジョブ
『平民』
「よしっ!成功だ!」
やっぱり俺の予想は当たっていた。エネルギーを経験値に変換することによって自動でレベルが上がり更に魔素のエネルギーへの自動変換効率をアップさせることで早くレベルが上がっていく。
「これは完全にチートだな」
今の間にもレベルが3上がっている。
「よしとりあえず整理するか」
まずHPは、レベルが上がる毎に100ずつ増えるようだ。MPは50ずつだな。
「それにしてもスキル大盤振る舞いだな。見たことのあるようなスキルばっかだけど、全部結構使えるスキルだ」
と整理していると、
『ジョブを追加できます。残りの枠は五つです。追加出来るジョブは、『冒険者』、『拳闘士』
『剣士』、『魔法師』、『狩人』、『盗賊』、『僧侶』の七つです』
人工音声のようなものが流れジョブの選択肢を提示してきた。
「なるほどな、ジョブの数は増えるのか?とりあえず、『鑑定』」
『冒険者』に『鑑定』を行使してみた。
『冒険者』
他のジョブの効力が20%UP
「地味に強いな『冒険者』他のも鑑定してみるか」
『拳闘士』
腕力と脚力が20%UP、スキル『体術』を獲得
『剣士』
腕力と脚力が20%UP、スキル『剣術』を獲得
『魔法師』
MPが20%UP、スキル『詠唱短縮』を獲得
『狩人』
視力と命中率が20%UP、スキル『命中補正』を獲得
『盗賊』
腕力と脚力HPが30%UP、スキル『凶運』を獲得
『僧侶』
HPと状態異常耐性が20%UP、スキル『ヒール』を獲得
「なるほどな、ジョブと一緒にスキルも獲得出来るのか。しっかし『盗賊』の効力と釣り合う
『凶運』スキルってどんだけひどいんだよ」
感想を述べていると、また
『レベルが75に到達しました。ジョブの強化が行えるようになりました』
「早いな、もうレベル75になったのか。これは想像以上だな。とりあえずジョブを決めよう」
ということでジョブは、『冒険者』、『拳闘士』、『剣士』、『魔法師』、『僧侶』に決定した。
『ジョブが設定されました。続けてジョブの強化も行いますか?』
はい/いいえ の選択肢が表示される。もちろんはいを選ぶ。
『現在強化出来る回数は一回です。何を強化しますか』
強化できるのは一回か、じゃあ
「『冒険者』を強化」
『『冒険者』を強化します。・・・『冒険者』を強化しました。『冒険者』は『冒険者2』に強化されました』
「そういうふうに強化されていくのか。どこまで強化出来るんだろうな」
『レベル80に到達しました。ジョブを強化出来ます。ジョブの強化をおこないますか?』
レベル80でまた強化出来るということは恐らくレベルが5上がる毎に一回強化出来るのか。
とりあえず『冒険者2』に振って、『冒険者3』にした。