第49話
みんなが扉から出てきたルナリアとアイシャに注目する。
「えっ、あの、どういう状況です?」
アイシャは見知らぬ四人を見て硬直する。
「あっ、ポールさんにメリッサさん!お久しぶりですね」
「はい、お久しぶりです。出来ればお立場を考えて行動できるとこの老体には有難いのですが」
「えへへ、以後気をつけます」
「お嬢様、お元気そうでなによりでございます」
二人の挨拶がおわるとロゼとマールが挨拶をする。
「お初にお目にかかりますロゼといいます。隣にいるのはマールです。これから身の回りのお世話などをさせていただきましゅっ」
「はいはい、私がマールですー。ロゼちゃん噛んじゃったけどよろしくお願いします」
「ふふふ、二人とも、よろしくお願いします。」
ルナリアは口に手を当て、笑いながら返事を返す。
ロゼはキッチリとしているように見えるが少し可愛いところがあるようだ。
「ルナリア、アイシャを忘れないであげてくれ」
「あっ、アイシャちゃん、自己紹介.....できる?」
アイシャの方を見るとカッチカチに固まっており、とても自己紹介など出来る状態ではない。
「私、私はアイシャ.....です。よろしくです.....」
「「「「よろしくお願いします」」」」
4人がいっせいに頭を下げた。それと同時にアイシャが後ろに倒れていく。
「おっと、危ない」
充はそれをすっと支えた。
「とりあえず.....どこに寝かそうか」
「昨日エリーナ校長が寝た所でいいんじゃ?」
「おお、そうか」
「ミツル様、私におまかせくだされ」
そう言ってアイシャを抱える。
「お、ありがとな」
執事ポール、かなりできる男だな。




