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属性値チートで異世界無双  作者: 陽兎月
48/106

第48話

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 ぱたんとルナリアが部屋の扉を閉める。


 ルナリアはアイシャの方へ向き直り、優しく声をかける。


「久しぶりね、アイシャ」


「お久しぶりです。お姉様」


 二人の間に沈黙が流れる。


「.....いつ以来だったかしら、最後に私達が会ったのは」


「えーと、私が8歳の頃にお父様に呼ばれて城に出向いた時にあったのが最後だから.....4年前?」


「そっか、大きくなったわね、昔はこんなに小さかったのに」


 そう言ってルナリアは自分の腰のあたりに手を当てる。


「私はそこまで小さくなかったですよ!もう少し上でした!お姉様こそ、お気に入りのぬいぐるみがないと寝れなかったじゃないですか!今も一緒に寝ているんじゃないんですか?」


「なっ、いや、そんな時期もあったわ。うん。でも今はミツル様が一緒に寝てくれるのでなんの問題もないですよ?」


「いっ、一緒ですか!?」


「ふふふ、しみじみするのはここまでにしましょうか」


 ルナリアはそう言うと口をにぃっと吊り上げ、口撃をはじめた。


「アイシャはミツル様のどこを好きになったのかなぁ?」


「いや、別に好きとかじゃなくて、」


「だから、それなら私がミツル様を貰っちゃうよー?」


「もらっちゃうって、もう婚約してるじゃないですか!?」


 アイシャの顔がどんどん赤みをましていく。


「もちろん正妻は私だけど.....一夫多妻制が認められているんだからアイシャにもチャンスはあるわよ」


「わ、私は、その、正式なお付き合いを.....」


 アイシャの言葉はどんどん勢いをうしなっていく。


「やっぱりミツル様のこと好きなんじゃない!ほらほら、告っちゃえ告っちゃえ」


「でも、迷惑かもしれないですし、」


「大丈夫よ!アイシャはこんなに可愛いんだから!」


 そう言ってルナリアはアイシャを抱き寄せる。


「.....ミツルさんに言う時手を握ってて貰ってもいいですか.....?」


「ふふ、いいわよ。甘えん坊なところは変わってないのね」


 そしてルナリアはアイシャの手を引き、扉を開いた。


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