第46話
「はぁっ!」
充は肺の中の息を一気に吐き出すと同時に身体を起こした。
「えーと、何してたっけ.....そうだそうだ、メルリアに会いに行ってたな」
充は今自分が座っているベッドにもう一度体を預け、ステータスを呼び出す。
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荒木 充 (15)
ジョブ・・・クルセイダー(耐)(57)
レベル ・・・143
HP ・・・550,505/550,505
物攻・・・140,000
魔攻・・・1,986,200
魔力・・・1,986,200/1,986,200
防御力・・・184,940
俊敏・・・140,310
属性値
火・・・999,999,999+
水・・・999,999,999+
風・・・999,999,999+
土・・・999,999,999+
光・・・999,999,999+
闇・・・999,999,999+
スキル
鑑定
疾駆
魔法創造
双剣術
付与術
捌き
覚醒ジョブ×10
覚醒スキル×3
固有スキル
?????
加護
転生神の加護+999
時の女神の加護+999
技能神の加護+4
(能力神の加護)
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充は一通り眺めたあと新たに追加された加護を鑑定する。すると、鑑定結果と同時にもう1つウィンドウが表示される。
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技能神の加護+4
スキルの習得効率があがる。
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別にあげたくてこの加護をあげたわけじゃないのじゃ。
メルリアに言われて仕方なくくれてやったまでじゃ。
.....その、頑張るがよい.......
技能神テトリ
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「やばい、可愛いな。ツンデレは正義だ」
充はそのメッセージを一通り眺めたあと鑑定結果を閉じる。
「よし、とりあえず今しなきゃダメなことってなんだ?」
大体、今は16時になるかならないかくらいだろうか、今からすることと言っても限られてくる。
充が少しの間考えていると、玄関のチャイムがなった。
アイシャとルナリアが部屋で何やら話しているはずなので充が玄関に向かう。
「はい、どちら様でしょうか」
充はそう言いながら玄関を開ける。
するとそこにはメイド服を着た3人の女性と、ビシッとした黒いいかにも執事服をきた老年の男がいた。
「こんにちは、私は長年ルナリア様の専属メイドを努めさせて頂いているメリッサと申します。今日からこの屋敷で家事、雑務や子供たちへの指導もさせていただきます」
そのメリッサと名乗った女性は3人のメイドの中でベテランと雰囲気を醸し出しており、第一印象はとても仕事ができそうだ、というものだった。
「あ、あぁ、そう言えばルナが今日来るって言っていたな。となると後ろの3人もか?」
充がそう尋ねると、執事服の男が一歩前に出て礼をする。
「これは失礼、申し遅れました。私、ポールという者です。先日まで恐れ多くも王宮で執事長を務めさせていただいてました。ですがルナリア様のお傍に居られるならと馳せ参じた次第です」
ポールは白髪で痩せ型の老人だったが、ただ痩せているだけではなく、しっかりとした体つきをしており、執事長と言う役職も納得だった。
そして充が残りの2人に目線を向けるとメイド2人が同時に頭を下げた。
「申し遅れました。メリッサ様と同じく業務に就かせていただきます。ロゼと言います」
「私は、マールと言いますー、これからよろしくお願いしますー」
ロゼは胸は小ぶり、ややつり目で、ストレートな茶髪だ。少しキツめなイメージを抱く。
それと対称的にマールは胸は大きく目元がやわらかく、髪はややカールのかかった灰色でふんわりとした印象を受けた。
この2人にはさらに1番の特徴があった。
それは.....
(ケモ耳!)
充は内心その耳を触りたくて仕方なかったがぐっと堪えて、
「立ち話もなんなのでとりあえず中へどうぞ」
と、歯を食いしばりながらそう言った。




