第44話
「まずお主は覚醒を使おうとしたな?」
「あぁ、そのとおりだ」
「その覚醒の対象に固有スキルは含まないのじゃ」
「でも普通にできてしまったが?」
「そう、普通はわらわの権限で選択肢に含まれないようにしておる」
「じゃあなんで出来たんだ?」
おれがそうきくとふんっと鼻を鳴らし、呆れた表情をしてこういった。
「簡単じゃ。お主の神格がわらわを上回ったのじゃ」
「はぁ、神格が.....?」
「理解出来とらんようじゃの。仕方ない、まず神格というのは魂の器の大きさとその中身の量に比例する。まずお主の器の方はどこぞのバカが加護を与えすぎたせいでどこの誰よりも大きくなっておる。そして中身というのは簡単に言うとステータスの事じゃな」
「えーと、つまり俺の器の中身、つまりステータスがテトリを上回って神格が俺の方が上になったと?」
「そういう事じゃ。まぁこの世界だとあやつの権限でステータスがだいぶ下がるがの」
テトリはそう言ってメルリアを指す。
「ははは.....さすがは全能神」
「うふふ、それほどでもありますかねぇ?でもミツルさんは器の容量は誰よりも大きくて神格も高いんですよ?」
とここでテトリがこほん、と軽く咳払いをする。
「話を戻すがの、固有スキルを神の力で無理やり覚醒させたらそれはもう固有スキルではなく『神創スキル』と呼ばれるものになるのじゃ」
「とても仰々しい名前だな、おい」
「それはもうすごい効果じゃ。じゃがの、デメリットもあるのじゃ」
「デメリット?」
「神創スキルを作るにはステータスを削る必要があるのじゃ」
「.....は?」
「しかもお主は考えなしにあの覚醒をつかったじゃろ?神創スキルにはグレードというものがあってだな、わかりやすくお主の世界の評価の仕方を参照すると、C~Sランクがあって恐らくお主はSランクのスキルを生み出したはずじゃ。メルリア、こやつのステータスを1度元に戻してみてはくれぬか?」
「はいはい、ついでに私も覗かせてもらいますねー.....あらあら」
「どれどれ?.....はぁ.....」
充も自分でステータスを開く。
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荒木 充 (15)
ジョブ・・・クルセイダー(耐)(57)
レベル ・・・143
HP ・・・550,505/550,505
物攻・・・140,000
魔攻・・・1,986,200
魔力・・・1,986,200/1,986,200
防御力・・・184,940
俊敏・・・140,310
属性値
火・・・999,999,999+
水・・・999,999,999+
風・・・999,999,999+
土・・・999,999,999+
光・・・999,999,999+
闇・・・999,999,999+
スキル
鑑定
疾駆
魔法創造
双剣術
付与術
捌き
覚醒ジョブ×10
覚醒スキル×3
固有スキル
?????
加護
転生神の加護+999
時の女神の加護+999
(能力神の加護)
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