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状態異常使い、敵を溶かす。~状態異常ビルドのVRMMO~  作者: MEはCat
【第三章】人外共の頂上決戦

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トーナメント 休憩

 俺は特別観戦室にて、唖然していた。

 第四試合の内容に呆気を取られていた。


「…………は?」


 いや、いやいやいや……何だ、さっきの試合は。

 確かに……お互いがお互い本気で戦闘を行っていた。

 その前提があったとしても、あの猛攻の応酬は人並みの所業ではない。


 ヒーロー対蛇者、その両者の戦闘は俺に絶大な衝撃を与えていた。

 まさか蛇者があそこまでのPS強者だった事に驚きだし、それを真っ向から討ち伏せるヒーローも化け物だ。


 そして何が恐ろしいかと聞かれれば、これから俺はヒーローと対峙するかもしれないという事実に戦慄している。

 間違いない、優勝を狙うならヒーローを倒さなければ希望は無い。


「――――いや、だからこそ、俺と死闘を繰り広げるに相応しい相手!」


 自然と口元が吊り上がる。

 勿論、恐怖はある。

 だが、それ以上に――――

 俺は昂っていた。

 あのレベルの化け物と戦える機会なんて、そうそう無い。


「……上等だ。お前という最大の壁を超えてやる」


 軽くカップを揺らし、残っていた紅茶を飲み干した。

 思考を整理し、感情を抑える。

 冷静に、合理的に考えるべきだ。


 ヒーローの戦闘スタイルは、近接主体の高機動型。

 瞬間的な加速と正確無比な踏み込み、そして一撃の重さ。

 十中八九、圧倒的なPSで殴るタイプ。


「……正面からやり合うのは愚策だな」


 どこをどう考えても、その結論に結び付いた。

 あれを正面からねじ伏せるなんて現実的じゃない。

 ――――だとしても、策と呼べる策が思い浮かばないな。


「うーん……ん?」


[準々決勝 全試合終了を確認しました]

[これよりインターバルに入ります]


 ホログラムモニターに準決勝の対戦表が映し出される。


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


【準決勝】

第一試合

万事屋 VS 赤月

第二試合

BAN VS ヒーロー


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


「ヒーロー云々より、まずこっちだな」


 万事屋はあの祐介を下したプレイヤーだ。

 敵討ち……は別に考えてないが、ついでに祐介の恨みを晴らせるチャンスだ。


「負ける気は毛頭ない。俺がねじ伏せてやろう」


 その瞬間、再びアナウンスが流れる。

 

「――――ここまで勝ち進んだ諸君に、敬意を表します」


 仮面の案内人の声が、ゆっくりと聞こえる。


「準決勝の開始は――――13時からとします。それまでの間、各自休息を取って下さい」


 昼休憩ね。

 流石に速攻で準決勝と決勝って訳にも行かない。

 腹が減っては戦はできぬとも言うし、ログアウトして外で飯でも食べてこようかな。


「何食べようかな……つっても家に食うもん無いんだが」


 適当に……レトルトでいっか。


 俺は昼飯の為にログアウトした。



◆◆◆◆◆◆◆◆◆


名前 赤月

階級 ランク28

所持金 46500HG

(所持ポイント 700BP)

武器 災極双転銃【極性災雷】

武器 災極双転銃【極性災雷】

防具 災雷纏装【極性増幅】

装飾 腐王鴉の眼核【死肉の王眼】

装飾 毒蜜女王の毒腺輪【紫蜜ノ血】

装飾 蜂王の統率環【群体支配】


ステータス

体力 150

魔力 150(+25)

攻撃力 60(+10)

防御力 50

素早さ 40(+10)

毒効力 1毎3(+1)

自動魔力回復 1秒毎4(+1)

状態異常命中 +100%


◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆


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